ジャンプ24~27号感想

出張中で更新できなかった4号分の感想を述べていきます。
作品によっては4号分書いていないものもありますがご了承ください。

しかしHUNTER×HUNTERと初恋限定。が終わるだけでこれだけジャンプが薄味になるとは・・・。
新連載に期待せざるを得ません。


トリコ

島袋先生の少年ジャンプ復活新連載ですね。
個人的に島袋先生は好きなのですが、普通に面白かったです。

トリコの薀蓄(うんちく)とか、あっと言わせぬ圧倒的な強さとかは若干の胡散臭さを感じつつも読み込んじゃいましたね。
あと久しぶりに大人が主人公ってのも好印象。
昔のジャンプでは大人が主人公の作品も多かったのに、最近では非常に稀になってきたので、
この設定は希少価値ゆえか良い方向に働いたかと。

ただ、グルメ漫画と考えるならもう少し食事シーンを美味しそうに描いて欲しいところ。
よくネット上でネタにされるジョジョ、刃牙、カイジなどはそのネタ性もさることながら、
グルメ漫画でもないのにその食事シーンには妙な刺激を受けてしまいます。
巻末コメントを読むとスタッフも安定していらっしゃらないみたいですし、
背景や食事を描くアシスタントさんもしっかりしないといけませんねー。 

グルメ漫画とは少し違いますが、料理漫画ではその調理過程を多少オーバーに表現することが多く、
トリコでは得物をし止めるシーンが作品を盛り上げる演出方法のようです。
しかしその割にはガララワニをあっさりと倒しているのが気になりました。
上記にトリコの圧倒的な強さを良しとするように述べている点で少し矛盾してしまいますが、
いきなり推定レベル8の得物をアッサリと狩ってしまってはこの先どれだけインフレするんだろう・・・。
そう考えると、沼蛇のように単なる強さだけがレベルに左右されないってのはこの先に活かされるといいですね。
(HUNTER×HUNTERのグリードアイランドのバブルホースを思い出しました。)

面白かったところも気になるところも色々ありましたが、とりあえず島袋先生お帰りなさい!
これからも頑張ってください。


どがしかでん

タイトルが読み辛い・・・(^^;)
そもそもこの「どがしかでん」ってどういう意味なんでしょうね?
まだ何度も読んでいないので見落としているのかもしれませんが。

さて、肝心の内容はバスケ漫画です。
スポーツものではK.O.SEN、球技ならバレーボール使い郷田豪以来か(違う)
ワタシはスラムダンクを全て読んでいないほどバスケに興味が無いのですが、
それゆえかこのどがしかでんも試合や技術そのものよりもそれ以外の部分に目が行ってしまいました。

まず執事のキャラが初っ端から濃すぎます(笑)
漫画界ではもはや執事ってのは借金のある執事を除き、完璧超人であるのがデフォルトですが、
この八木沢も例に漏れないようです。
もうこの執事が主人公で毎週ハードミッションをこなす漫画でも面白いかもしれません。

そしてヒロインの皆川葉月。
お嬢様でいわゆる自己中心的な性格のようですね。
でもちゃんと他人のことも考えられる人間のようで、その点は好印象。

試合に関しては連載第1話ということもあり1on1というセオリーに。
対戦相手は中学時代のトラウマを作った、言わば天敵のチームメイト、丈君。
真剣勝負の最中、敵の弱点を教えるなど助言吐きまくりの丈君はナックルのように優しいですね。
このキャラを活かしてマンキンの木刀の竜のように更生キャラになってくれないかなー。

そしてラストは主人公とヒロインが同棲というまさかの超展開。
おまけに正面からの当ててんのよときましたよ!
正面からの当ててんのよは背面からの当ててんのよを決めた時の2倍・・・いや10倍の破壊力をもっているだろう。

う~ん・・・やっぱりバスケよりもそれ以外のキャラや演出のほうが面白いなー。
あとこの主人公もあんまり背高くないですよね。
最近のジャンプの球技スポーツの主人公ってやっぱり背は標準よりも低いほうがウケがいいのかしら。
小さい主人公が大きいライバルや敵を蹴散らすってのは読者としては気持ちいいのかも。
思えばスラムダンクは背が大きくて自信満々の破天荒なキャラでした。
ここは1つ背が異常に高いけど精神面が弱い主人公の成長物語ってのが読んでみたいですねー。


ONE PIECE

・表紙連載
わざわざ大道芸でお金を稼がなくても他にも方法があるような気がするんですけど。
それこそルッチは生死をさまようような危機的状況なんですし、言葉は悪いですがエアドアとかで盗んだほうが効率はいいと思うなぁ。
一応彼らはまだ正義の枠に収まっているという設定なのでしょうけど。

さて見るからにアホみたいな天竜人が登場し、市井及び読者の胸糞を最悪にしてくれました。
ところでヘルメット被っているのにどうやってアイス食べるんだろう?
赤い大陸に集まったルーキーたちもギャラリーの中にはいるものの、意外とおとなしいです。
そして遭遇したのが散歩中のゾロ。
問答無用で発砲の天竜人に対し迎撃の用意のゾロですが、
間一髪のところでジュエリー・ボニーがゾロを抑えて事無きを得ました。
そういえば天竜人に害を与えると大将クラスの海軍が攻めてくるんでしたね。
おとなしいのは海賊としての暗黙の了解であったと。

そしてどうやらボニーも能力者のようですね。
その描写から年齢や身長を自在に変えられるロリロリの実メルメルの実あたりかな。
大食いの件と関係があるのかどうかは不明ですが、ルフィのそれとは違い、これは関係無いっぽい。

そうこうしてるとケイミーがさらわれ人間市場でオークションにかけられることに。
そこでサンジが呼んだのがトビウオライダーズ。
わりと早い呼び出しでしたが、長い間ひっぱるほどの伏線でもないので、このタイミングで良かったと思います。
思いのほかモテなかったデュバルは可哀想でしたが、全然モテなかったわけではないみたいですし、まぁいいかな。

オークション会場では意外や意外の人物が登場。
探していたコーティング職人、そしてかのロジャー海賊団の副船長であったシルバーズ・レイリーその人です。
この紹介は正直シビれましたねー。
単なるコーティング職人ではなく元ロジャー海賊団副船長。
これぐらいの肩書きを出されるとルフィらの100倍強いと言う言葉もウソやハッタリではないと納得できます。

ところで人間オークション会場にどこかで見たマークがあると思ったら、
これってベラミー(と言うよりはドフラミンゴ?)のマークじゃないですか。
以前ドフラミンゴがセンゴクに島の興業が上手く行き過ぎてつまらないとか何とか言っていましたが、
もしかして興業ってこれのことなのかもしれません。
魚人島へのほんの寄り道に過ぎなかったシャボンディ諸島編ですが、ルーキーやレイリー、そして今週ラストのエース処刑など、
ものすごい重要なことがどんどん押し寄せてきています。


BLEACH

冒頭でも述べましたが、HUNTER×HUNTERと初恋限定。が終了(休載)し、全体的にテンションが下がっているジャンプの中、
個人的にもっとも気になるのがこのBLEACH過去編ですね。
27号では伊勢七緒に東仙要などが登場し、現代の隊長格のほとんどを登場させるつもりなんでしょうか。

さて魂魄消失事件の調査に乗り出した六車九番隊でしたが、ミイラ取りがミイラになってしまい、拳西と白の霊圧が消失。
護廷十三隊も本気で対策を練り、隊長格4名+鬼道衆1名の計5名で現場に向かいます。
もちろん読者は彼らが仮面の軍勢であることを知っていますから、これからの悲劇は予想できますが、
鬼道衆の総帥が鉄裁さんだというのは完全に予想外でした。

鬼道衆の存在は忘れかけていましたが、結構地位のある方がなぜ浦原と一緒にしがない駄菓子屋で働いているのか。
こうなるとウルルやジン太も何か設定があるのかもしれません。
予想としてはマユリ様が創ったネムのように、浦原の擬骸、擬魂技術を手がけ創られたものかと。
まぁ、展開によってはそれも過去編で判明することでしょう。
しかし改めて考えると、この過去編って隊長格が9人(浦原、夜一含む)、鬼道衆のツートップが抜けてしまうすごい事件だったんですね。

一方虚化した拳西と白ですが、拳西はジェイソンを彷彿とさせるような不気味さと迫力を携え、
白は首のスカーフも相まって仮面ライダーをイメージしてしまいますね。
しかしなぜ白は下半身パンツ一丁なんだろう・・・。
拳西が襟をはだけているのを直すついでに脱がしたんだろうか。

必死に2人を止める現・仮面の軍勢の皆さんですが、ひよりの虚化による暴走、さらにやられたと思っていた拳西の部下の裏切りにより一気に窮地に。
しかもこの拳西の部下の能力を我々は知っている!!
そう、相手の五感の内、視覚、聴覚、嗅覚、そして霊圧知覚を封じる鈴虫 終式・閻魔蟋蟀です。
裏切り者は後に九番隊隊長となり、再度裏切った東仙要。
この登場も本当予想外でした。
京楽がロリコンなのも予想外でしたが比ではありません。
以前藍染が言っていたように本当に最初から東仙は彼の部下だったようですね。
しかし隊長どころか副隊長でもないのに卍解を使えるなんて何気に凄いな・・・。

そして最後に市丸と共に登場した黒幕の藍染。
京楽が彼を目撃していますが、彼の能力鏡花水月は完全催眠という始解にして反則のようなものですから何でもありでしょう。
しかしここで藍染が登場とは驚きました。
いや、シチュエーション的にはベストだと思うのですが、過去編の話数が残り100話だとしたらいくらなんでも早すぎやしませんか?
これから数十話バトルやられてもテンションが下がってしまいますし、長引けば長引くほど藍染の強さも下がるのでアッサリとは終わりそうなんだけどなぁ・・・。


NARUTO

4話分の感想なのにそんなに話が進んでいないなぁ(笑)
でもうちはのクーデターやイタチの任務など一応全てに辻褄はあわせていたのでスッキリしました。
マダラも弟の目を奪ったわけでなく、イタチもサスケを想っての行動を取り、兄弟愛ってのはやっぱりいいもんです。 

しかしONE PIECEにしろBLEACHにしろ長期連載のバトル漫画って本当上層部などの印象が悪いですよね。
もちろん3代目など良い人もいるんですけど、全体のことを考えれば必ずしもすべてを善とするわけにはいかない難しいところなのかもしれません。
気になるのは割と意味深に登場しながらもずっと身を潜めている暗部の根のダンゾウですかね。

27号はイタチの最期の言葉、サスケの涙、そして決意が描かれていますが、あからさまなページ稼ぎがちょっとなぁ。
最後の「木ノ葉を潰す」のシーンがカッコよかっただけにちょっと勿体無かったかな。
あと潰すと宣言していますが、今までの蛇のメンバー4人にマダラが加わったとしても5人。
この小隊でどうやって木ノ葉を潰すんでしょうか。
やっぱり火影や相談役など上を潰しての内部分裂や外部から他の里の侵攻を誘発させるのかな?

そしてサスケも万華鏡写輪眼に開眼した模様です。
条件である最も親しい友を殺すことってのは、その後の後悔とかが必要なのかもしれません。
イタチも任務上やむなく親しい友を殺した時に偶然発動したのかも。

あとどうでもいいですが、サスケは状況だけでもベルセルクのグリフィスみたいだったのにわざわざ小隊名まで似たようなものにしなくてもいいのに(笑)


ダブルアーツ

期待の新連載・・・の内の1つなのですが、ちょっと話についていけなくなってきました。
なんか古味先生の台詞って読みづらいんですよね。
顔のアップと吹きだしが3~4個ってパターンの繰り返しで。

暗殺者の人もチョコラテのように甘いみたいですし、ちょっと拍子抜けしちゃいました。
ダブルアーツもONE PIECEと同じく人が死なない作品なのかもしれません。

ところでエルーが殺したい相手に素手で素肌に触ればトロイ感染ってのはダメ?
時間がかかるとは言え、シスターに触れてもらう以外治療法も無く、触れば殺せる能力と考えればメチャクチャ強力な気がするんですが・・・。
ってそれをガゼルとしては利用しているのかな?
キリのほかにもフレアを持っている人物がいるみたいですし、仮にですがその人物がキリとは1つレベルが上の触るだけで完治させることができる能力者なら、
その人物がガゼルにいれば、ガゼルにとってはリスク無く治療できるトロイということになり、ガゼルがシスターを狙う理由にも納得が出来ます。


魔人探偵脳噛ネウロ

まさかの石垣2位。
組織票を抱えていますし、実際の人気はどれぐらいだったんでしょう。
あとうらぎり君が18位ってのは本当に裏切り。もう少し上にいくかと思いましたが、時期が悪かったかな。
しかしジャンプの人気投票ってガチだったり組織票を容認したり、操作したり色々と大変ですね。

さてチー坊ことヴァイジャヤは五行の木でした。
アクセサセリーチャラチャラよりもTシャツの系統樹のほうが伏線として正しかったみたいです。
アクセサリーも金属ではなく、種や種型の毒薬と考えるほうが自然。
ふしぎ遊戯に種を首飾りにして植物を操る能力者がいたのを思い出しました。
と、言うことは消去法でジェニュインは金属性?

そして本性を現したヴァイジャヤにドテッ腹を貫かれる吾代。
ジョジョならば高確率の死亡フラグですが、はてさて吾代は助かるのでしょうか?
逆にヴァイジャヤは大口径の銃で撃たれ、車で轢かれてもピンピンしているタフネスさ。
毒とか地形操作とかはまだしも、この点に関してはちょっと不満がありますねー。
テラもそうですが、血族ってのはあくまで脳が進化し人間を脱した種族であるわけで、身体の耐久力や筋力そのものを格段に跳ね上げられるとちょっと萎えてしまいます。
もちろんXiの強化細胞やヴァイジャヤの場合はナチュラルドーピングなどちゃんと理由はつけてありますが、どうにもしっくりきませんね。
今回の場合はネウロもおらず、ただの人間を相手にしているだけにそれが非常に顕著になっているんだと思います。


家庭教師ヒットマンREBORN

週刊少年サンデー連載中の金剛番長を読んでいると、その展開の速さの違いに笑えます。
うん。それだけ。


銀魂

最初はお馬鹿風にすぐ終わる話かと思っていましたが、夜兎の王とか神楽の兄とかどんどん風呂敷が広がっていますね。
でも鳳仙も神威も良いキャラしてるから引き伸ばしも全然苦にならないですし、むしろもっと読ませてくれ!って感じ。

あと26号の「見開きを使うとジャンプっぽい」のタイトルには笑いました。
でも内容そのものはやっぱり盛り上がりますね。
個人的にちょうどギャグからシリアスへの転換があの見開きだったので。

しかし夜王鳳仙も根っからの悪って感じじゃあなくて1人の寂しがりやのオッサンって雰囲気が出てきましたね。
日輪に対する行動も何だかんだで人情が関わっているのかもしれません。


ぬらりひょんの孫

最近の新連載でもっとも楽しみな作品です。
非日常的な出来事、バトル、ラブコメ、お色気、ギャグなど様々な要素がバランスよく配合されていて、読んでいて非常に心地良い安心感があります。

さてちょうど24号から妖怪合宿編がスタートしたわけですが、女5人に男3人の傍から観ればうらやましいことこの上ない合宿です。
新幹線内でのやりとりも何でもないダラダラとしたものなのに、逆にそれが微笑ましい。
それを追走する倉田の暴走族も面白いですよね。
多分ピンチにかけつけるかと思いきや、全てが終わってさあ帰ろうって時に到着すると予想(笑) 

別荘に到着後、お約束とばかりに入浴シーンがあるわけですが、何気に取り巻きコンビ(鳥居と巻)が目立っていて良かったです。
単なるモブキャラかと思いきや、準レギュラー化した感じですね。
他の女子に比べて欲望に忠実な分、動かし易いキャラなんでしょう。

そして口許を吊り上げ怪しい笑みを浮かべる清継くん。
なんと彼は妖怪探索へ行ってしまうのでした。
・・・あ・・・あり得ねぇ・・・。
ここはのぞきイベントだというのに、そんなのことには目もくれずに妖怪探索、しかも捕まろうってんだから凄いです。
は・・・発想スケールで負けた。
逆にのぞいていたのは妖怪たち。
26号ラストは見開きを使って結構怖いシーンなのに結局してるのはのぞきなので恐怖よりも羨望のほうが強かったなぁ(笑)

しかし27号では読んでいてお色気よりも恐怖感のほうが強かったかもしれません。
いや、実際に風呂に入っていてあんなでっかい妖怪が覗いていたら腰が抜けて動けませんよ。
やっぱり大きいってのはそれだけで恐怖の対象になるんだなーと思いました。

そして基本的にゆら派のワタシですが、今週のつららには萌えざるをえません。
1人でダブルス×2をしたり、蜘蛛の巣にビビッたり、リュックがつっかえたり。
そしてリクオに注意されて(´・ω・`)ショボーンとしたり、可愛すぎる・・・。
そういえば温泉から出て今週1コマも出てこないメインヒロインなんてのもいましたが、こりゃ本気でヒロイン交代かな?

一方牛鬼も単にリクオを暗殺するというわけではなく、むしろリクオがこの状況でどのように考え、行動を取るのか測っている風な気がします。
旧鼠の件も結局はリクオの覚醒につながり、今週のラストも覚醒するかしないかのギリギリのラインにいるようですし。
でも普通に謀反を起こして奴良組を乗っ取るって展開でも面白そうではあるんだよなぁ。
このどちらの展開もありえそうで、どちらも面白くなりそうな話の進め方は読んでいて非常に続きが気になりますね。
やっぱり他の新連載陣に比べると頭1つ2つ抜けている印象が強いです。


アイシールド21

ついに始まった帝黒VS泥門ですが、ライン組の人たちや石丸先輩の見せ場はもうお終いなのね。
というかちょっとさわりを知っただけの石丸先輩のロデオドライブに抜かれる帝黒レギュラーってどうなのよ。
そりゃあビデオと動きが違うわけですから対処に戸惑うのは仕方ありませんが、そんなのは他の試合でもあるでしょうし。
全国のエース級を選りすぐっての1軍レギュラーなのに名前が無いというだけでここまで差が出るのか・・・。
いや、1軍レギュラーのことを考えれば、むしろさわりを覚えただけでほぼ完璧にロデオドライブをマスターした石丸先輩が凄すぎたことにしましょう。そうしましょう。

そして骨折していたヒル魔の腕も完全復活と実況に叫ばれるほど、もう問題は無いみたいです。
ヒル魔のことですから実は完治まではしていないけど完治を印象付けるために投げたのでは?と勘ぐってしまいますが、ここは素直に完治したと考えていいのかな。
そのヒル魔が投げたロングパスを特訓によってパワーアップしたモン太が獲る・・・と見せて鷹が余裕のインターセプト。
見開きっぽい6コマのキャッチシーンはなかなか面白かったのですが、空を歩くってもうBLEACHの死神みたいな能力じゃないですか(笑)

大和は片手の縛りプレイですが、これまた分かり易い逆転フラグですね。
アイシールド21ってスポーツ漫画なのにこの帝黒戦はBLEACHやNARUTOのようなバトル漫画みたいな展開になっていてちょっと熱くなれないんですよね。
敵でも味方でも読者の予想を裏切ったり、真の力を出したりする展開は必要なのでしょうが、そればかりに頼っているとちょっと寒いです。


PSYREN

主人公夜科の能力が登場してから結構テンション高いPSYRENです。
やっぱり主人公が本格的に能力を持ち戦うとなると面白くなりますね。

その夜科の能力はPSIを感知し、その空間ごと削除、そして飲み込んだ力を解放して直接攻撃もできるもの。
それなんてクリームとザ・ハンド?な能力で、最近ではカカシの万華鏡写輪眼もそうでしょうか。
空間削除という一般的に非常に強力な能力が主人公の力というのは珍しく面白いですね。
強力な分、何かしらの制約が無いといけないことが多い能力ですが、
(クリームは発動中見えない、ザ・ハンドは億泰がバカ、万華鏡写輪眼は極度の疲労及び失明の危険性)
夜科の能力も例外ではなく、いくつかの制約があるようです。
1.攻撃はPSIに反応し自動で行われ自身のコントロールが効かない。
2.そのため味方のPSIにも反応して攻撃を加えようとする。
3.他のPSIに比べ脳への負担が大きい
と、こんなところでしょうか。

一方戦場に駆けつけた望月朧のPSIも覚醒。
本人が望む破壊とは正反対の治癒の能力が彼のPSIのようです。
今までの描写や今回の能力発動条件で完璧にBL要員と化しましたね(笑)
しかし治したいと思ったから治したとか、発動時の背後に巨大な何かが登場するとか、ピトーのドクターブライスとカブってるなー。

そして瀕死のヒリューも治そうとかけつけますが、そこにいたのはおよそヒロインと呼べないほどに病んでいる眼をした雨宮さんでした。
う~ん治療直後にボロボロと涙をこぼすシーンがあるから良かったものの、武装錬金の斗貴子さん以上に凄いヒロインです。

しかしほっとしたのも束の間、蟲がすぐそばまで来ていました。
雨宮さんが蟲よけマスクの笛を吹けず、夜科に渡しますが、確認を取る夜科がウブで可愛かったです。
でもこの笛って25号でメチャクチャエロくタツオから離れたものですよね。糸引いてましたもん、糸。

正気に戻ったタツオですが人も殺していますし、力の源を絶たれたわけですから、もう長くはないでしょう。
問題はヒリューと再び話せるかどうかですが、これも難しそうだなぁ。
でもぜひ2人には一瞬でもいいから元の関係になって欲しいですね。


バリハケン

これも期待の新連載なのですが、またちょっとつまらなくなってきたかもしれません。
おしりペン道部はバカバカしくて逆に面白かったのですが、2年との対抗に展開が進んでいくと女性キャラが登場し辛く、また基本テンプレが崩れちゃいますね。
その代わりに急遽磯辺巻を出したのでしょうが、あまりに急すぎる印象です。
でも磯辺巻好きだからいいんですけどね(笑)
今回の2年との抗争で彼女の正体にも気付くといいんですけど・・・。


SKET DANCE

振蔵の兄弟話からスイッチの過去編へ繋げる展開はいいですね。
ずっと気になっていたスイッチの過去がついに明かされる時が。

登場するのはスイッチにその兄、幼馴染の沙羽、友達の雪乃、ストーカーの三上。
篠原先生らしくミスリードを重ねていく内容でしたが、銀魂のサブタイトルにあったように雪乃の本性が現れる見開き登場シーンはジャンプらしく(?)シビれました。

沙羽の本命は兄なのに劣等感を感じる兄がそれに気付かないのが本当胸が痛い。
ONE PIECEやリボーンみたいにバトル漫画なのにキャラが死なないのに対し、こんな人情話だと簡単に人が死んでしまいそうで来週が怖いです。
今週ラストで刺されたかに見えるスイッチは当然今も健在なのですからいいですが、
兄や沙羽は一度たりとも登場していないので亡くなっている可能性だってあるんですよね。

スイッチがなぜ音声合成ソフトで喋るようになったかの原因もありますし、今のジャンプではかなり気になる作品だと思います。


サムライうさぎ

千代吉とウズラのトンデモバトルから一転、人情話にシフトチェンジした感じですね。
そしてやはりサムライうさぎはそれが一番だと思いました。
特に25号の鳳と飛鳥の話は正直泣きました。
鳳可愛いよ鳳。

そして試合は摂津殿の初勝利で終了。
最後まで刀は盾にしか使われず清人涙目。

大将戦は2本先取の変則試合ですが、あまり意味を成さないみたいですね。
結局どちらが気絶したかで全体の勝敗も決まりそうです。


HUNTER×HUNTER

うおお。イカルゴのタコ閃いたは次の再開を待たねばならぬのですか!?
これは結構辛いなー。

さて、ナックルとユピーのタイマンですが、勝負としては怒りをコントロールし、HotからCoolになっちまったユピーの勝利。
が、寸でのところでキルアの落雷が決まりナックルがビビりながらも顔面に一撃を入れ休載へ。

なかなか熱い展開ではありましたが、最後のナックルが冷や汗ながしながら殴るのはちょっとヘタレっぽかったかな?
あと気になったのはシュートの容態。
手を打たなければ10数分で手遅れになるって意味で、まだ死んでしまうと決まったわけではないですよね?ね?


初恋限定。

中学生男子3人組の内、曽我部と楠田は告白。
結局両想いだった楠田のみカップル成立なのですが、曽我部もそんなに悪い印象ではなくて良かったです。
その後髪をサッパリ切ってイケメン度もアップ。てか普通にカッコよくなってません?曽我部。

基本的に高校組よりも中学組の恋愛話の方が好きだったのですが、ちゃんと女子レギュラー5人全員にちゃんとストーリーがあって良かったです。
惜しむらくはQちゃんや不動宮さんの初恋も読んでみたかったなー。
あと連載早々に登場したのにその後目立たなかった江ノ本夕の話とか。
彼女らは話には登場しても初恋という感情には染まっていなかっただけに本当もったいないと思いました。
まぁ過ぎた事を言っても仕方が無いのでこれぐらいにしますが、初恋限定。は綺麗にまとめて、打ち切りであろう中、出来る限り最善の方法で終了したかと思います。
河下先生お疲れ様でした。コミックス買いますので書き下ろし期待しています。出来ればそあこちゃんはもういいからレギュラーの後日談を・・・。


エム×ゼロ

こちらも新連載に伴い終了した作品ですね。
とても好きな作品ってわけではありませんでしたが、極端に嫌いな話があるわけでもなく、
ジャンプ作品の中のご飯やパンと言った主食のような飽きない作品だったと思います。
その中に時たま桁外れに面白い回があるからまた良いんですよね。

巻末コメントではキリ良いと言いつつも、99話で終了と中途半端なので、こちらもコミックスの書き下ろしや赤マルなどの補完を期待したいところです。 

 

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