ジャンプ21号感想

いくらおっぱいバレーが公開中だからって、ここ最近のジャンプのおっぱい率は異常です。

カラーではNARUTO、BLEACH、そして今週はバクマン。と3週連続おっぱい。

PSYRENでもおっぱい率を上昇させ、ぼっけさんではおっぱいにお札を貼るわ、ちょっと前では銀魂でパフパフしちゃうおっぱい。

もうジャンプはおっぱい少年漫画誌に成り上がって下がってしまった!!

けしからん!実にけしからんおっぱい!!

19号  20号  21号

 

 

 

だがそれがいい!!


バクマン。

ついに連載作品が決定。

結果から言うと、3組の内では亜城木のみが連載。

福田と中井さん&蒼樹紅は残念ながら次の連載会議に持ち越し。

 

冒頭カラーでは、決定の報を聞いた二人の顔が本当に主人公か!?ってな具合に崩れてて笑いました。

デスノートの時もそうですが、この小畑先生&大場先生の作品はある意味顔芸漫画でもあるよなー。

大亜門先生がよくネタにしていたのも分かります。

カラーと言えば先週の小畑先生の巻末コメントは3作とも連載するという意味ではなく、見開きカラーで使うって意味だったんですね。

連載候補から落ちてしまった福田と中井さんの二人の反応の違いもまた面白い。

雄二郎も確かに指導力に欠けていたかもしれませんが、やはり福田の態度はちょっとマイナスかな。

しかし、一度クールダウンした後、亜城木にかけた電話では互いの健闘を祈ったりとなかなか好印象。

素直におめでとうと言えるのは良いですね。

そして新妻組の3人で笑い合うシーンはちょっとほのぼのとしてしまいました。

 

一方亜豆は予期していた危機が。

アイドル声優として売り出したい事務所ではありますが、亜豆本人はルックスよりも声で仕事を貰いたい。

ただ、サイコーらの作品がアニメ化された際、ヒロインに抜擢されるからには、作者の推薦やプッシュがあったとしても多少は売れていないとダメ。

アニメ化なんて漫画家人生でそうそうあるものではありません。

多くの漫画家はアニメ化されず、もしされたとしても1回。

ごく稀に2回、そして例外的に3回以上と言ったところでしょう。

現在のジャンプでは矢吹先生、うすた先生が2回、小畑先生は3回でしょうか?

そして亜豆はさりげなく妥協したメールをサイコーに。

しかし事情を知らないサイコーはそのメールの意図に気付きそうになりながらも結局考え過ぎだとスルー。

亜豆は力なく座り込んでしまいます。

う~ん、なかなかせつないものがありますねー。

 

おまけに最後は服部さんが初登場(?)の人を連れてきたからさぁ大変。

本命は新担当、対抗がアシスタントさんってところでしょうか。

服部さんは本当に親身になって付き合ってくれましたが、彼は!?

連載が決まってひと段落かと思ったら、逆にどんどん物語が加速していくのが凄い今週のバクマン。でした。


NARUTO

あら?あっさりと九尾化+仙人モード、とっておきのダメ押し状態になっちゃいましたね。

異なる強大なチャクラが同居できているのは4代目が封印式を新たに施したり、ナルトの成長が要因としてあるのかも。

しかし、その振り下ろせば抜群の破壊力を誇るであろう力を理性で押さえ込んだナルト。

ここにきてもなお話し合いで解決しようとするナルトは甘いのか、それとも。

 

さて今週からは長門の回想パートに突入。

ペインが形成された過程で非常に重要なことです。

長門の最大の痛みは二つ。

一つは今週明らかになった両親を木ノ葉の忍に殺されたこと。

二つ目はおそらく天道ペインである弥彦の死が原因かな。

自分が原因で見つかった事故ではありますが、両親を殺された長門としては到底勘違いでは許せるものではありませんよね。

さて、この長門の波乱万丈物語を聞いてナルトはどんな答えを出すのか。


トリコ

フグ鯨の時もそうですが、今回のリーガルマンモスの大図解的な解説も大好きです。

ジョジョのカーズ様や猫草の解説も好きだったなー。

自分らが知りえない架空の生物の情報を教えてくれるのが良いんでしょうね。

それにしても捕獲レベル48って登場した食材の中では過去最高でしたっけ?

さすがリーガルマンモス。

 

そんなリーガルマンモスの体内で勝手に肉を切り落として舌鼓を打つ小松。

おいおい、さすがにそれは大丈夫なのか?

例えるなら自分の中の寄生虫が自分の筋肉を食べてるようなものですよね。

それってメチャクチャ怖いです。

でも胃にいたのにリブロース肉を食べてるってことは腑の部分を抜けたってことでしょうか?

筋肉の中にまで空気が通っているとはさすがリーガルマンモス(二回目)。

 

一方サニーとセドルの戦いは一定の距離を保ちつつ、サニーのスタミナ切れを狙うセドルが若干有利に見えます。

以前サニーが見せた『化け物』というのは強大ながらも持続力の無い力のようです。

読者としてはサッサと見せて欲しいところなのですが、ココと同じく頭脳戦に持ち込んで相手の虚を突き、最後の切り札的に使うのかもしれません。

サニーの触覚も罠を張りやすい見えない糸ですし、やられたと思わせて実は逆転という演出は十分にあり得るでしょう。

 

あとココは予想通りスタージュン様にシカトされて事無きを得ました。

しかし、ギドに出た死相は何だったんでしょうね。

ギド本人の死相だったのか、動けなくなるロボの死相(電磁波)だったのか。

まさか本気でザイパーがギドを殺すなんてことはないですよね。


BLEACH

マーメイドか!?マーメイドなのか!?

話題は最後からになりますが、ハリベル様も刀剣解放により帰刃。

背後には津波のような霊圧のエフェクト(それとも浮竹や海燕のように水を具現化?)、解号は「討て」。

自分の妄想・希望が先走らせてしまいましたが、さすがにこれだけで人魚と断定するのは無理がありますね。

でも現在破面で魚をモチーフにした者はいませんし、上半身は武田久美子ばりの露出なハリベル様なだけに期待はしてしまいます。

 

一方、予想を裏切られたのはヤミー。

まさか0の番号を与えられていたとは・・・。

かなーり後付臭い設定ではありますが、実力は力を溜める過程によって上下するようなのでスタークよりも強いってことはないでしょう。

それに「最後の手段に巨大化した悪者は 絶対に勝てないものだよ」と変化が上手い人も言ってましたし。

ただ、この巨大さに対抗出来そうなのは恋次の卍解ぐらいでしょうか。

他の隊長らが駆けつけてくれればまだ分かりませんが、あの3人ではちょっと荷が重そうです。


血風学級怪

噂によって発生する妖怪のようなものを、その同胞と人間が手を組み退治するという、良く言えば王道な、悪く言えばありきたりな学園ホラーバトル漫画。

しかし、設定の凡庸さを補って余りあるヒロインの可愛さと、主人公含むその他キャラクターに魅力がありました。

以前ヘタッピ漫画研究所Rでの齊藤担当が

「かわいい女の子なんて大抵の読者は見たいはずですから、描ければそれだけで大きな武器になるんです!」

と言っていた通り、マンガはヒロインが可愛ければいいんだ、かわいいは正義。当たり前だ。

このヒロインの可愛さを某バスケ漫画も見習って欲しいところです。

 

絵柄や雰囲気はどことなく村田先生と篠原先生を彷彿とさせる部分があるかな?

とにもかくにもキャラクターに関しては光るものがありますので、是非とも違う作品でもう一度読んでみたいですね。


D.Gray-man

最近よくストーリーが分からなかったのですが、今週は面白かったです。

つまりAKUMAに対抗するためにAKUMAの力を一部取り入れたってことですよね。

BLEACHで例えるなら虚化できるようになった死神みたいなもの?

またルベリエさんが悪者っぽく描写されていますが、彼は彼なりにAKUMAに対抗するために頑張っていると思うのであまり悪く言わないで欲しいと思いました。


SKET DANCE

順調に終わるかと思ったら、まだ何かがあるボッスン過去編(すでに過去じゃなくなってますが)。

最後に登場した紳士は一体誰なんでしょう?

髪の分け目や輪郭が同じなのでボッスンを取り上げた医者かな?

でも今更ボッスンに会う理由は一体・・・。

確かに事故は彼の居眠り運転も要因でしたから、それを謝罪にきたのかも。

ただ、それはさらなる秘密ってわけではないですよね。


魔人探偵脳噛ネウロ

魔人探偵脳噛ネウロ最終回!

弥子は探偵を続けていますが、実際には交渉人のような仕事をこなしています。

 

また、犯罪者側もなんと葛西が生き延びているというサプライズ。

「人間」の「生き延びた犯罪者」が「屋上」で。と、キーワードが揃うと寄生獣の浦上を連想してしまいますが、誰も死なないのね。

しかし3年経っても回復しない脚なのに屋上に立つなんて危ないよ(笑)

結局犯罪者の代表はシックスではなく、人間葛西になりましたね。

でも個人的にはそれでいいと思います。

シックスは犯罪者ってよりも悪い意味での革命家って感じで、葛西のほうが犯罪者っぽいです。

 

そして最後にネウロが復活!!

そのまま完!!

流れるような最終回でした。

巻末で久保先生も例えているようにジャンプという誌面では異色・異例・異常と、とにかく普通の漫画とは違う作品でした。

ドーピングコンソメスープも4年も前なのに未だに忘れられないインパクトがありました。

HALの最期は漫画で久しぶりに涙したのを覚えています。

シックス編は途中でダレる部分もありましたが、最後の最後はしっかりとまとめてくれて良かったと言えるシリーズになったと思います。

とにもかくにも松井先生お疲れ様でした!

ジャンプSQ.の新作も楽しみにして待っています!!


PSYREN

「10年前に死んだはずのお前達が予知で見えた時は信じられなかったが」

さらっとエルモアが重大発言してますけど!?

どうやら宣戦の儀にアゲハたちがいなかったのは、ドリフト中というわけではなく、死亡している可能性が高そうです。

ということは最終決戦はサイレン世界じゃなくて、現実世界に?

むぅ、来週の話で色々と分かるといいのですが。


ぬらりひょんの孫

タイトルは「だまし合い」。

竜二(仮)の言葉に嘘があるというのはワタシも分かっていましたが、せいぜい3分というのがフェイクであり、実は3分を超えても発動させることができる程度と考えていました。

が、実際には3分は陣を形成するための時間。

これには騙されました。

しかし竜二の性格はともかく、彼の戦い方は嫌いじゃあありません。

自分の才能の無さを自覚して、微弱である実力を最大限に活かそうと工夫を凝らすのは素直に尊敬できます。

ワタシを含め読者の大半は天才とは呼ばれない存在であり、そういう部分で彼に感情移入したりしちゃうんですよね。

しかし、それもリクオには見破られ反撃を受けてしまいます。

これですんなり終わるとは思えませんし、次は魔魅流のターンとなるのか、それとも2重目3重目の罠がリクオを襲うのか(切った竜二も変わり身とかね)


アイシールド21

今週はクリフォードとヒル魔のQB対決。

実際に二人が戦うわけではありませんが、チームメイトをカードに見立ててのギャンブル論戦のようなものですね。

クリフォードは『あのカードを出すかもしれねえ』と思い込ませた時点で勝ち。

ヒル魔の場合は『そんなカードは出すわけねえ』と思い込ませた時点で勝ち。

似ているようですが、前者は対戦相手の不安や過剰な慎重論を逆手に取る考え。

後者は相手の油断や強い思い込みの裏をかく考えですね。

でも今回はたまたま最後にヒル魔が勝っただけで、個人的にはどちらも間違ってはいないと思います。

個人としてのレベルが高いアメリカならば強力なカードを先出しして、相手にプレッシャーをかける。

日本は限りあるカードをあえて全て出して、アメリカの個に勝つ。

これでクリフォードが自身の考えに不安や迷いを持つようなことが無いことを祈ります。(日本には勝って欲しいですが)


フープメン

天才や秀才と呼ばれつつも、その土台や基礎となる部分は地道な努力の賜物ってのはやはり読んでて気持ち良いです。

たった1ページぐらいの第3者の説明だけでも、説得力が出てきます。

でも今週主人公何もしてねーーーー!!(笑)

二週連続で大ピンチな掲載順位なのにこれで大丈夫なのか!?

これはもしかして最終回で主人公が少しだけ活躍して、俺たちの戦いはこれからだ!な終りになるんじゃ・・・。

 

ジャンプ感想サイト 更新チェック(byすきまさがしさん)

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