HUNTER×HUNTERの再開、およびヘタッピで冨樫先生を取り上げることは読者にとっては嬉しいですが、
他の連載作品からしてみれば必ずしもそうではないというのを強く感じた今週のジャンプでした。
なんとまさかのアニメはBSで放送とのこと。
まぁもともと愛媛県、テレビ東京系列が映らないところに住んでますから、端っから期待はしていませんでしたが、これには驚きました。
評判が良ければDVDを借りて観る程度になるかもしれませんね。
その点バクマン。はNHK教育だから全国でも観られるようになる・・・のかしら・・・?
ゼンは今までのシリーズでは目立ちませんでしたが、今回はグイグイときますね。
毒の翼は綺麗なんですが、少々BLを感じてしまうのはすでにワタシが毒されているからなのでしょうか(笑)
あとどうでもいいことなのですが、竹壷くんはくん付けなのに、薬壷は呼び捨てにされてて、薬壷カワイソウデス><
ティーチが以前言っていた最高のショーとは白ひげのグラグラの実の地震能力を吸収することでした。
マルコによると、これは単にヤミヤミの実による吸引能力だけではなくティーチの肉体そのものが異形であるからとのこと。
ただ正直な話、ONE PIECEの世界ではむしろ普通よりちょっと大きい程度のティーチでは違いがよく分かりません。
マルコや他の白ひげ海賊団船員は周知の事実らしいのですが、読者からすればまだ判明していない特徴なのでしょう。
しかし海軍はこの間本当に指をくわえて観ていたとしたら相当なマヌケですね。
奇しくもヘタッピで冨樫先生が言及している部分と重なってしまうとは。
今回のショーを邪魔させないためという意味でも集めた仲間かと思ったのですが。
そういう描写が無いだけなのか、あるいは睨みを効かせるだけでその効果は十分にあったということなのか。
一方、新世界へと撤退するために急ぐ海賊たちですが、そこは三大将が立ちふさがります
青キジは海を凍らせて船を止め、赤犬はジンベエが抱えるルフィにトドメを刺そうとします。
黄猿は・・・・・・黄猿は!?
風の噂では黄猿のモチーフとなった田中邦衛さんの関係者からクレームが来て、
和解が成立するまで登場できないと聞いたのですが、さすがにいまさらそんなことはないだろうと半信半疑でした。
ただ、今週までの2人の大将の活躍っぷりに対する徹底した黄猿スルーは嫌でも信憑性が高まります。
「あなたを殺して私も死ぬ!」
この実にヤンデレチックな離れ業を使用するある忍を管理人は知る!
別に言わなくても分かるので名は伏せるが、腐女子を発狂寸前まで追い込む荒業を条件にこの告白は 実 在 す る !
と、ネタにしてみたものの実際にナルトとサスケの組み合わせって藤吉さんが発狂するほどの需要ってあるんですかね?
しかし先週予想していた、サスケを説得して殺しもしない。という考えではなかったのは意外でした。
説得もしない、殺すかもしれない、だから憎しみも全て思いっきりぶつかってこいというのは軽いBL臭はするものの、いい流れだと思います。
あと少し気になったのですが、マダラが言っていた「黒」って誰でしたっけ?
暁で残っているのはマダラとゼツの2人。あと抜けた小南だけだったと思うのですが・・・。
もしかしてゼツの半身?
なんだか久保先生がどんなに頑張っても冨樫先生の後ろを走っているような気がしてしかたがありません。
今週のワンダーワイスが封じた炎を解放したシーン、そして山本総隊長の鬼道による火柱、ともにネテロの貧者の薔薇に比べると大きく見劣り、
なんだかんだで藍染がダメージを受けても、「でも完全催眠なんでしょう?」と高をくくってしまうのが残念。
これで藍染の四肢がいくつか吹っ飛んで、虚化によって再生ぐらいまで追い込めれば話は別なのですが、実際には少々焦げた程度。
一護の攻撃も果たして藍染に届くのか、届いたとしていかほどのダメージを与えられるのか。
別に久保先生が悪いわけではないのですが、ただただHUNTER×HUNTERおよびONE PIECEと展開が似通ってしまったのが不運でした。
アビスじゃなくてアヌビス神だったでござるの巻。
いや、むしろアビスと妖刀のとっておきのダメ押しモードになれば無双状態でジャンプヒロインの歴史に超えられない名を残すかも(笑)
ぬらりひょんの孫は巻頭でアニメ化の記事、スケットダンスはセンターカラーでドラマCD第2弾の記事。
センターカラーもドラマCDも喜ばしいことではあるのですが、それでもこの差はなぁ・・・。
もちろん人気の差もあるのでしょうが、バトルとコメディではジャンル的にアニメ化し易いとかもあるのでしょうか。
スケットダンスのような1~3話で1シリーズのオムニバス形式の学園コメディならばオリジナルストーリーやオリジナルキャラも作れそうで、
すぐにストックが無くなってしまうジャンプアニメ向けのような気もするのですが、そうは上手くいかないのかな・・・。
銀魂も似たような感じのコメディジャンルですが、オリジナルストーリーやキャラって出てるんですかね?(アニメは未放送の地域だったので)
さて今週の感想です。
ホウスケはスケット団のマスコットキャラになるのでしょうけど、猫のほうがシンボルマークにあってるんじゃ?
と思ったのですが、シンボルマークは猫というよりもボッスンの帽子とゴーグルですし、ふくろうにも耳と大きな目がありますから、よく考えればピッタリでした(笑)
ヒメコのちょっと遠慮した感じは今後も尾を引くかと思ったら、次の日には普通に。
バレンタインネタは時期を逸しましたし、どういう展開になるのか楽しみです。
血まみれのヒナノがゆっくりとアップになっていくコマは迫力ありますねー。
ごめんなさい連呼とか妙にひぐらしが頭をよぎる解答編でした。
トマトジュースの伏線は予想通りでしたが、それでも最初の血だまり(のように見えるトマトジュース)のシーンはドキっとしました。
いやらしい事を言いますけど、古館先生ってスカートと太ももの絵がグンバツですよね。(ドキっの意味が違う)
しかし、ホネっこの伏線には気付かなかったなー。
さて、バクマン。にもありましたが、通常の会議に出される3話分は終了。
ここまでの3話のアンケートが今後を左右すると言っても過言ではありません。
決してつまらなくはありませんが、アンケートを送る層の1~3位になれるかと聞かれれば正直微妙なところか・・・。
「もっと上にいきたい 新妻エイジと競いたい 新妻エイジを喜ばせたい!」
今週は一見するとすごく身勝手で、突拍子も無いサイコーの発言ばかりなのですが、なぜかすごく気に入りました。
今まで亜豆との結婚のための手段にすぎなかった漫画が、エイジというライバルとの戦いの場になったのが良かったのかな。
以前、編集部で言われていたサイコーらに足りなかった何かってのは、こういうもっとストレートに貪欲な漫画への向上心だったのかもしれませんね。
また、サイコー以上によくやった!と褒め称えたいのが山久編集と静河流。
出来上がったネームを見つけてもいきなりそのリンゴをもがずに、作った本人自ら渡すまで自制する山久さん。
そして震えながら渡す静河流、山久さんは山久さんで感動して涙ぐみながら人気作家へ成長させてみせると決意したり、主人公そっちのけで熱かったです(笑)
先週、他サイトさんの感想で、真黒の回収された臓器や名瀬さんの異常な対抗意識などから、
名瀬さんが真黒の性別の違うクローンという予想がありまして「なるほど~!」と感心していたのですが、それ以上にベタな兄妹オチだったとは・・・。
しかし今週一番面白かったのは阿久根のツッコミでした。
「なっ・・・真黒さんが女子に着衣を促しただと・・・!?」
「馬鹿な!そこはむしろ脱ぐ場面だろうに―――否!普段の真黒さんなら全裸になっていてもおかしくない!」
「もう何が変態で何が変態じゃないんだかさっぱりわからん・・・!」
異常者だらけの中、ツッコミ要員の彼は作品内で非常に重宝しますね(笑)
とりあえず未来編はそろそろ終了なのでしょうか。
銀魂のように長編シリーズのインターバルなショートストーリーを挟むのか、それともそのまま次のシリーズに行くのか。
好きなキャラクターは多いので、出来ればサブキャラメインのショートストーリーが読みたいところなのですが。
ピンポイントな例を挙げると、とってもラッキーマンのさっちゃん編終了後、勝利マンが競馬したり、
5人の宇宙人が攻めてきて5人(正確には6人)のヒーローがそれぞれ相手をする話がすごく好きでした。
こんな感じの話が読みたいですねー。
冒頭で長々と解説していますが、トリコの体臭で防虫効果と書いてしまうとなんとも味気ないですもんね。
考えてみればグルメ四天王の4人が特化させているであろう味覚を除く五感で言えば、トリコの嗅覚というのはかなり地味。
多少説明が長くなろうともこういう突然変異とも言えるようなビックリ展開にはハッタリを効かせる意味でも必要だと思いました。
さて、トリコとトミーの本気の肉弾戦が始まりましたが、戦況としてはほとんど互角といったところでしょうか。
小指を食いちぎられた結果をフォークが欠けたことに見立てた演出は上手いと思いました。
しかし左手をも食いちぎられ、失った左腕で殴ってしまうシーンはさすがに刃牙の独歩とカブりすぎ(笑)
さらに左手どころか左腕まで吹っ飛ばされるトリコですが、グルメ細胞と美味い飯で治ってしまうであろうと予想がついてしまうのは良いのか悪いのか。
文字通り両者身を削る戦いを繰り広げ、トミーに至ってはギャグっぽい顔がホラーになってます。
結局スープは小松が口にしてセツ婆のスープを完成させ、マッチと滝丸にも分けて、トリコはそれを飲んで回復がベストな展開かな?
あるいは残ったスープは4人で(その他の面々にも)分けるほど残っているのか。
「敵が自分の能力や弱点を大事なとこでベラベラ喋っちゃったりとかね」
っていうか、これってヒーロー戦隊に対するものだけじゃなくて某死神漫画とか、某忍者漫画に対する皮肉なんじゃ・・・。
まぁ、対戦相手と面と向かって弱点までベラベラ喋るようなキャラは多くないですが、マダラや藍染など解説役がベラベラ喋ったりするのは多いですよね。
HUNTER×HUNTERにも念能力やキャラの心情などをナレーションや独白で結構細かいところまで説明しているのですが、
それをクドく感じさせないのはさすが冨樫先生と言ったところ。
トリコにも似たようなところがあるのですが、トリコの場合は少しクドいんですよね。
よくあるラーメンの美味しさで例えるならHUNTER×HUNTERはコクがあるけど後味すっきり。
トリコはコッテリとしすぎてて少しもたれると言えば分かりやすいでしょうか。(逆に分かりづらくなってるか(笑)
あと仮に自ら能力とその攻略方法を口にしたとしてもそれが発動条件であったボマーなんかはこの理念からは外れていますよね。
ジョジョだとその状況から敵の能力を推察したり、次の週には扉絵で説明があったり、
また、説明をするのはその人物(リンゴォとか)の信念であることが多いですね。
すげぇ・・・一般人を人質にして実質脅迫をする主人公なんて初めて見たかも。(って太公望がいたか)
キルアは、コムギを見捨てないと信じてますけど、読者としてはそれもどこまで信用できるのか不安なところも・・・。
えーっと、状況を整理するとハンター側は、ネテロはほぼ確実に死亡。
モラウさん&シュートはノヴさんによって治療へ。
キルア、パーム、イカルゴ、メレオロン、そしてナックルはコムギを預かり待機。
ゴンはピトーと共にペイジンへカイトを治療に。
蟻側は、王は四肢を飛ばされたもののプフとユピーによって何とか命をとり止めた(?)。全快にはピトーの治療が必要と思われます。
プフとユピーは前回王の回復のために身を差し出し、程度は分かりませんが、死んでしまうまで与えてしまう可能性もあるか。
ピトーは前述のとおりゴンとペイジンへ。
ブロヴーダは現在も地下で居眠り中?
ウェルフィンは戦闘、尾行ともに終了。今後は外へジャイロを探しに?
ビゼフとヒリンと兵隊蟻の3人は特に進展無し。
順当に師団長以下の物語は片付いている感じですね。
同行の知れないビゼフもいますが、その気になれば貧者の薔薇を連発することもできるのであれば、思わぬ(最悪の)展開もありえるかも。
ひとまず今は王の治療に帰ってきたプフとユピーの2人と、コムギを預かるハンター側の衝突がどうなるのか気になります。
ピトーとしてはコムギを人質に取られていたこともあったのでしょうが、それ以前に王があれほどまでの致命傷を負うとは考えなかったのでしょうね。
う~ん、どうにもこの作品は長編(と言っても3~4週ですが)になるとパワーダウンしてしまう印象です。
今回の内容で、この位置だとさすがにヤバいんじゃないかなー。
それともすでに余命勧告を受けてしまったから作者が好きなように描きたいものを描いたりしてるんでしょうか?
さて病魔に冒され、なおかつそれを受け入れている状態の藤くん。
7つの感情と言われると、7つの人格を持っていた幽白の仙水を思い出しますね。
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