ジャンプ09号感想

何がきっかけだったのか忘れてしまいましたが、日曜の昼間からずっと溜め込んでいたジャンプの整理をしていました。

じつのところ2006年は丸々1年分ではありませんが。

途中でネウロやサムライうさぎ、初恋限定、アイシールド21などの名作の罠に引っ掛かり、かなりの時間がかかってしまいました(笑)

画像は2006年~2008年分。

本当ならば全て電子化してやりたいところでしたが、さすがにそれは重労働なので必要なものだけ抜粋。

まず金未来杯などの読切作品を。

そしてヘタッピ漫画研究所R。

最後にどうでもいいと言えばどうでもいいですが、トレジャー新人漫画賞や手塚赤塚賞の結果発表ページ。

でも意外と「あの先生がこんな作品を!」という驚きがあって面白かったです。

本当は2009年までやってしまうつもりでしたが、すでに夜9時を回ってしまいましたので、次の機会にします。

そして次週はサムライうさぎの福島先生が新作読切を!

福島先生の恋愛系はハズレ無しなので期待して待っていようと思います。


ONE PIECE

「私・・・ビビといいます!!!でも愛読誌は・・・モアなんです!!!」

正直に言います。今週一番笑ったのがコレでした。

何もそんな涙を流して宣言しなくてもいいのに・・・。

あと今週は付録が色々とついたりワンピづくしでしたね。

それでいて特別定価250円とは。

もしかして260円になってるんじゃと値段をマジマジと探してしまいました。

 

本編ではやはりカリブーさんがひっかき回してルフィたちにとっては良くない状況を作りつつありますね。

シャーリーが見た予言がどこまで正確なビジョンとして映っているのか分からないのがもどかしいです。


NARUTO

ポッとでのキャラでありながら、復活した五影になかなか魅力がありますね。

二代目水影と二代目土影のやり取りが出てくる言葉とは裏腹に和みました。

一方、我愛羅の父親でもある四代目風影は大蛇丸に殺されているという事実があるのでそれほど驚異的には感じません。

ただ、それは戦闘力のみの話であり、確か彼は我愛羅を暗殺しようとしていましたよね。

過去との整合性をしっかりととりつつ、我愛羅やテマリのように肉親が関わってくるとどうなるのか興味が湧きます。

 

中盤は、大きく動き出した戦争全体の流れの説明に。

戦術の意味はよく分からんがとにかくすごいドヤ顔のシカクさんなので、多分大丈夫でしょう。

ただ、筋肉バカと思われがちな雷影様が視線を外して「やってみろ」と返すものですから、本当に理解しているのか不安になったり・・・。

 

そして新たなキーワードとして、血継淘汰というものが登場。

5つの基本チャクラ性質の内、2つを合わせることで新たな性質のチャクラを生み出すのが血継限界とされていましたが、

血継淘汰は3つを合わせることが出来るようです。

さらに遁法が増えるのか・・・と思いましたが、シカクの台詞からすると塵遁のみなのかな?


トリコ

ホルモンではなくフェロモンでしたか、これは惜しい!・・・いや、惜しくないか。

ナイスバディに変身したものの、失礼ですがしまぶー先生の画力では充分に美貌を表現しきれないのが悲しいところ。

「トリコには女性キャラがいない。女性キャラを出せ」と思っていましたが、出したら出したで悲しい気持ちになるとは・・・。

しまぶー先生は何より自分のことを良く理解していたのですね。ごめんなさい。

 

今までグルメ細胞を強化してきたトリコや修行中のココ、サニーらとの実力差が開いているのではと心配していたゼブラでしたが、

なるほど自ら処刑という名で修行をやってきたと考えれば、その強さは現在のレベルに見合うものとなっていそうです。

ただ捕獲レベル57では今どの程度の実力なのか、インフレによって少し分かり辛いものがありますね。


バクマン。

七峰くんは言うなれば、ダーク亜城木と表現すればいいのでしょうか。

作者が意図的に主人公と似た悪役へと仕立て上げたキャラクター。

亜城木は主人公ゆえに、邪道とは言いつつも人に嫌われるような行為は行いませんでしたが、(それでも迷惑はかけるので一部の読者からは結構嫌われていますが)

七峰はあえて嫌われるように腹黒い設定にしたりしていますよね。

ただ、そのほうが個性としては吹っ切れて尖ったものとなり、意外と人気が出たりするんですけど。

 

編集をバカにする七峰くんですが、編集長ぐらいはそれに気付いて、逆に利用しているぐらいでいて欲しいです。

一人で連載を始めて、その後ネタ切れ、故に人気下降、結果打ち切り。

ここで編集長がガツンと言って七峰くんが改心、あるいは退場すれば、悪役の行く末として納得できるんじゃないかと。


スケットダンス

あ!ドラマCDの時と微妙に配役が違ってる!

椿役の櫻井さんはココ役で忙しいのかぁ。

あと生徒会以外の準レギュキャラの中の人はどこかで聞いたことがある人ばかりで驚きました。気合入ってるなー。


ENMA GAVEL

画力は高く、閻魔が直々に現世にやってきて裁くという設定はなかなか面白かったです。

ただ、そこまでに辿り着くための溜めの段階がちょっとかったるい印象がありました。

読切ならまだしも連載でいちいち今回のようなやり取りをしていたら、ちょっと無駄が多すぎるような気がします。

また、裁判風味を練りこんだバトルならばもう少し推理要素を含めても良かったのではないかと思います。

容疑者もヒロインだけでなく、もう一人ミスリード的な人物を増やして、読者の予想を裏切る展開にするとか。


めだかボックス

ワタシはてっきり蝶ヶ崎くんはパイプ片手にダッシュ中は無敵になる過負荷かと思っていましたが・・・。

で、結局彼の過負荷名は『不慮の事故(エンカウンター』。

文字だけ見れば、エンカウント(遭遇)とカウンター(反撃)を組み合わせた能力と考えればいいのでしょうか?

つまり相手からの攻撃に対して自動でバリアを展開して、カウンターで返すような。

 

一方、対戦相手と思われた日之影先輩は肉じゅばんを脱いだモンゴルマンのように痩せ細っていました。

なんだかHUNTER×HUNTERの心が折れてしまったノヴさんも思い出しますね。

心が折れて白髪にしてさらにはストレスで禿げにしてしまうのが冨樫先生、痩せ細ってヒゲを生やすのが暁月先生というわけですね。

そんな日之影先輩の前に現れたのが不知火。

彼女もどうやら能力持ちのようですが、『正喰者(リアルイーター)』ってどんな能力なのか見当がつきません。

パッと思い浮かぶのは同じく冨樫先生の幽白から、巻原の『美食家(グルメ)』ですが、能力を丸々取り込む能力では今まで以上に強くなることにはなりませんよね。

こちらも文字だけみれば、正を食う。つまり+方向のモノを食べてしまう。

もしそうならば奇しくも両者の能力は反撃型と沈静型。

合気道の試合みたいに動いたほうが負けという戦いになりそうな気がしてきました。

 

ところで不知火が日之影先輩を食う場面で、最近流行の首が食われる魔法少女を思い出しました。


いぬまるだしっ

 なるほど、久保先生はおたふくカゼだったことを大石先生は言いたかったわけですね。


ぬらりひょんの孫

この作品のバトルはあまり好きなほうではない、と言うよりも日常恐怖系の話の方が面白いのですが、

リクオが鬼纏状態になった時の絵はいつ見てもテンションがグンと上がるモノがありますね。

氷麗やゼンのような特殊能力付加も良いですが、イタクや黒田坊、そして今回のショウエイのような武装強化系の方が好きです。

これらは椎橋先生の止め絵の魅力が詰まっていますよね。

 

さて顔を奪われた女性たちは襲われた時点で死亡してしまっていたようで、とおりゃんせを倒しても魂が解放されただけのようです。

実はぬらりひょんの孫もモブは結構死んでしまうことが多い作品だったんですよね。

先生はこの出来事を今後どうするのか。

そっと心の奥にしまっておくのが一番なのかなぁ・・・。

 

最後は百物語組なる組織が登場。

ぬ~べ~設定だと、妖怪は伝承や怪談など、人間の恐怖や畏怖などから生まれてきます。

となれば百物語組のメンバーは雪女など古来のものだけでなく、ごく最近に生まれた都市伝説のような妖怪も出てくるのかな?

それとも百物語の発祥は室町時代と古いので、やはり古参妖怪だけになるのか。

実際とおりゃんせの歌も江戸時代に出来た歌だそうです。ただ畏れを持たれるようになったのがいつ頃かは分かりませんが。

 


逢魔ヶ刻動物園

モブにアルマジロのオッサンが増えてる!!

サーカス編から本格参戦させようとしているのか、他にも目立つように配置されているキャラが多くいますね。

マントをつけたショタはモモンガでしょうか?モモンガ要素がほとんどないけど・・・。

 

そしてサーカス編は戦うのではなく、協力しあおうと華ちゃんは提案します。

ところが園長はクマを仲間にすると言い出したからどうなることやら。

そもそもその考えって水族館と一緒になっちゃうぞ・・・。

もちろん力ずくというわけではなく、説得したり、

あるいは今回のラストでサーカス団の待遇・環境は悪そうなとこから離反する可能性が強いですね。

 

最後に出てきた団長は館長と同じくカブリものをしているのでやはり呪われた存在なのか。

水族館編は面白かったですが、ただそれの焼き増しのようなシリーズにはなって欲しくないですね。


保健室の死神

罹人と一般病魔患者の違いって、その能力を受け入れているか否かの違いでしたっけ?

他にも一般病魔患者の場合は病魔が意志を持ち、姿が具現化されていますが、

罹人の場合は本人と融合しているのか、そういったものが見えないのも違いになるのかな?

とにもかくにも真理也の“忘失”は相手の記憶を抜くというもの。

攻撃的ではありませんが、なかなかやっかいな能力と言えるでしょう。

 

そして真理也や他メンバーは解放団体SICKsという団体に所属していることが判明。

三途川先生曰く、6つの愛の形に準えたメンバーのようで、今週までで判明しているキャラを整理してみますと。

美愛(エロス)

言葉の意味は『愛を最重要視し、言葉よりも身体的に愛する傾向が強い』

女の子。自分の顔が好き。綺麗なものも好き。

 

遊愛(ルダス)

言葉の意味は『ゲームとしての愛、または楽しむための愛である』

ホスト。顔は良いが性格は軽い。

 

友愛(ストーゲ)

言葉の意味は『兄弟や友人に対して抱くような友情的な愛情である』

某神父っぽい。人を救うことを目的としている。

 

狂愛(マニア)

言葉の意味は『情愛と友愛の複合体で、愛に憧れ同時に愛に苦しむ』

真理也。能力は“忘失”。子持ち。

 

利愛(プラグマ)

言葉の意味は『実利的な愛で、遊愛と友愛の混合体である』

銭ゲバシスター。最初は女性と気付きませんでした。でもおっぱい大きい。

 

神愛(アガペ)

言葉の意味は『無私の愛である。相手の幸福を考え、自分の利益は顧みない』

作中未登場。真理也の子供が実は?

 

※言葉の意味はこちらのページの恋愛の6類型からコピペしました。

なるほど、こうしてみるとやはりそのキャラクターに合った愛が割り当てられているようですね。

ただ、真理也の能力を考えると、愛の形と能力がリンクしているような感じは無いかも。

次回はセンタカラーのようですし、なかなか楽しみなってきました。


LIGHT WING

読者サービスはひとまず置いといて、佐治くんのトランセンドサッカーは11人をまとめること。

これは先週から同じですが、本人は何も見えていないと言いながら、

試合の全体を見れる広い視野、相手の細かい仕草も見逃さない鋭い洞察力を持っているようですね。

でも藤原くんも似たような能力持ちなので、カブらないようにするためには全く別の能力が出てくるのかもしれません。

面白くなってきたのですが、ここ数週の掲載順位を考えると2秒は言いすぎですが、2週で打ち切られそうな雰囲気が・・・。

 

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