今週は感想作品が若干少なめになりました。
巻末コメントで冨樫先生も仰っていますが、表紙と巻頭カラーがアニメを意識したものなのか、
ゴンさん化した主人公とのギャップが激しくて妙な違和感がありますね。
もうこんな活き活きとしたゴンたちを見ることはもう出来ないのでしょうか・・・?
さて、今週は終始メルエムとコムギの話。
メルエムは軍儀においても強くなりましたが、それはコムギも同じこと。
拮抗した実力における軍儀の打ち合いは2人にとってそれはそれは幸せな瞬間であったことでしょう。
ただし、それも長くは続かないことは読者も承知しています。
問題はコムギの動向ですね。
どうやらコムギはメルエムと一緒に死んでしまうことになりそうです。
最後にコムギがメルエムをどう呼ぶのかも気になるところです。
ところで今週の展開はヒカルの碁の佐為が自分が何故幽霊として現世に残ったのかを悟ったシーンとダブりますね。
そして彼も悟った後に消えることとなりました。
自身が生まれた意味を知った2人の未来はどうなるのか。
今週の水影VS我愛羅&土影のバトルも面白かったです。
よく喋るバトルはあまり好きじゃないのですが、水影本人のキャラが凄く良いおかげか不快感が全く無いですね。
弱点を教えて、倒せ倒せと言いながら、バトルが楽しくなってきてしまうのもご愛嬌。
蒸危暴威というネーミングセンスも今回はちょっとカッコ良く思えるじゃないですか。
なんだか須田が主人公みたいになってきましたね。
お尻にタッチまでしちゃうラッキースケベっぷりはまさに主人公の特権とも言えます。
やはり鏡の世界で閉じ込められるという設定は主人公としては厳しいものがあるのかもしれません。
ただし、そこは腐っても主人公。次週は須田と一緒にお風呂でムフフな展開になりそうで楽しみですね。
数少ないお色気枠なだけに期待してしまいます。
外れた肩を自力で入れるキャラは何人か知っていますが、筋肉だけで入れるキャラってのは初めて見ました。
一角はどちらかというと線が細いイメージでしたが、剣八や狛村がでか過ぎるだけで充分筋肉質なんですね。
今週はあっさりと恋次の勝利?
まぁ登場して半年ぐらいの人間にやられるわけにはいきませんから、サクサクと進んでくれて良いのではないでしょうか。
出来れば始解ぐらいは見せて欲しいので、次週になれば本格的に戦闘になると予想。
なるほど。何年も保存されていた理由は食材をそのまま保存したのではなく、その種を封印していたわけですね。
種から食材を作るとなると、土や肥料、環境や育て方などかなり大変そうな予感です。
しかし、今までのトリコでは植物にしろ動物にしろ既に育った後に収穫や収獲に行くことがほとんどでしたから、
一から育てるという話の展開は新鮮で面白いかもしれませんね。
さて、気になっていた小松と大竹の2人でしたが、拉致されたのは大竹のみのようです。
一応食材の声が聞こえるということは大竹も小松並の才能と実力を持っているのでしょうが、
名声に目がくらみ、料理人としての何かを見失っているようですね。
もちろんお金を稼ぐことや店を大きく有名にすることも大切なことではありますが、
いずれこういう料理人、お店はどこかでつまづくような気もします。それは漫画だけではなく実在のモノでも。
六道骸の一味ってもう2人ぐらいいたような気がするのですが、気のせいにしておいた方がいいんでしょうかね。
説明文では「M・M“など”」と言われているので忘れられてはいないみたいですが。
うわぁ!まさか善吉が登場しないネタをこんなディープに回収するなんて…。
しかし、今後の展開がよく読めませんね。
再登場組が出てきたのは安心院さんを脅迫しているのか?
あと週刊少年ジャンプを卒業するのはなかなか骨が折れると思いますぜ。
かれこれ15年以上ジャンプを読んでいる身としては。
今週はラッキーマンを読んでいることで面白さがまた違ってくる話でしたね。
たっちゃん編やっちゃん編などは、ラッキーマンのよっちゃん編とさっちゃん編のセルフパロディでしょうし、
一話完結の話はおそらく努力マンと勝利マン、あと世直しマンの話が元でしょうね。
ラッキーマンはワタシも好きでコミックスや文庫版も集めていましたが、
もっとも面白かったのは完全に1話完結の話でした。
よっちゃん編やさっちゃん編などの長編との谷間に位置する話などがそれにあたり、学校行事や私生活ネタが多かったですね。
具体的に言うと5人のヒーローがバレーをしたり、努力マンの恋の話や勝利マンの競馬の話など。
そしてナンバー1は5人がそれぞれ別の宇宙人と戦う話(友情マンが見開きで友達をめちゃくちゃ呼んできた話と言えば思い出しますか?)
今回の話の最後の言葉を使わせてもらうと、今までがあるから面白く読まされる一話ではありますが、
決して壮大な先の展開を期待させる一話完結ではありませんでした。
そういう意味では少し疑問が残る2人の考えですが、伏線でもなんでもない部分を伏線に仕立て上げる点は良いですね。
冨樫先生とか岸本先生とかはこういう手法を使ってるんじゃないかなー。
今週は普通の少女である巻さんと鳥居さんが何とかして妖怪から逃げる展開で、非常に緊張感がある作りになっていますね。
アイテムも基本使い捨てなので一時凌ぎにしかならず、追い詰められている感は増すばかり。
脱出できたと思わせておいて絶望の淵に叩き込む椎橋先生のサディスティックさ。
そして、最後の最後には主人公が助けにやってくることで感じられるカタルシス。
ドキドキワクワクが詰まった1話だったと思います。
・・・なん・・・だと・・・?
先週センターカラーだった作品とは思えない掲載順位に驚きを隠せません。
何気に今のジャンプで最も期待している作品なだけに不安でなりませんね。
話はこの掲載順位にあわせたかのようにめぐるのシャワーシーンを挿入。
でも何だろう、全くドキドキしない・・・。
河下先生や矢吹先生が描くような柔らかさが感じられないんですよね。
めぐるが筋肉質なのは分かっていますが、それでもこのシーンはもう少し気合いを入れて描いて欲しかったです。
後半のユーモア試験は宙地くんの羞恥プレイが見所でしたが、ギャグ的にはどれもいまひとつでした。
技術的な面ではユリアがズバ抜けていましたね。
今週のような順位で今回の内容は今後に大きく響いてきそうな気がするのですが…。
早々にアンケを出しに行こうと思います。
ジャンプ感想サイト 更新チェック(byすきまさがしさん)