ジャンプ03・04合併号&ジャンプSQ.LaB vol.002感想

もう今年最後のジャンプなんですねー。

表紙も恒例の全員集合絵ですが、キャラの大きさから推測するに現在は、

看板…ONE PIECE、NARUTO、トリコ

人気中堅…こち亀、BLEACH、銀魂、スケットダンス、べるぜバブ、バクマン。

新人…magico、ST&RS、針栖川、クロガネ、ニセコイ、パッキー

上記以外…HUNTER×HUNTER、リボーン、ぬらりひょんの孫、めだかボックス、黒子のバスケ、いぬまる

地味にいぬまるくんを見つけるのに苦労しました(笑)

去年の年末合併号ではワイド版の特殊表紙だったので一概に比較は出来ませんが、やはりBLEACHの凋落が目立つところ。

あと、その影に隠れていますが、ぬらりひょんの孫やリボーンも過去に中堅レベルだったことを考えると、来年は厳しいか。

逆にアニメ化が決定しているめだかと黒子が通常扱いなのは、まだ放映されていないからでしょう。

アニメ化もされて、人気作で、連載も長い、3つの条件を満たすHUNTER×HUNTERのイラストが小さいのは冨樫先生のヤル気が…なんて邪推してしまいますね(笑)

いやいや、ここまで毎週本編を読めるだけでも十分すぎるほどに感謝しています。


NARUTO

もーう、九尾ったら早くデレろよォ~!とニヤニヤしながら読んでしまいました。

ちなみにワタシの中で九尾はメスになってます。

メスと言いますか、態度の悪いオバちゃん的な。


銀魂

いやー、笑った笑ったw

やっぱりギャグコメディは年末年始に強いですね。(しかし、今年は銀魂だけですか。いぬまるすら無しとは)

ちなみにワタシもジャンプを読んでいる間に、いつのまにかお年玉を貰う側から、あげる側になっていました。時の流れは恐ろしい。


ONE PIECE

海軍の元帥は赤犬サカズキですか。

てっきり青雉クザンかと思っていましたよ。

そして青雉が抜けた穴を埋める為に政府が取った策とは?

ルーキーの何人かが七武海入りしたのかとも思いましたが、海軍と七武海は確か3つ巴の関係にあるし、“「海軍」に思わぬ力”と言われてもピンときませんね。

そして、黒ひげは既に四皇入り。

能力者を狩っているそうですが、黒ひげが能力を全て吸収できるのか、それともホワイトスネイクのように他人に出し入れできるのか気になりますね。

 

一方、カリブーさんはしらほし姫と泥触手プレイに勤しんでおりました。

そうか!これならば例えナニが小さかろうが、分厚くコーティングすれば出来る!

早くクリムゾンは薄い本を作る作業にかかるんだ!


家庭教師ヒットマンREBORN!

ラストのコロネロにシビれました。

漁夫の利を狙うコロネロは実に強かですね。

これこそバトルロワイヤルの醍醐味。

倒されるのが白蘭にしろ骸にしろ、そしてツナにしろ、早々に退場するようなキャラではないため俄然緊張感が出てきました。


BLEACH

銀城を倒した一護の背後から、死ぬはずの月島が襲い掛かる!

と、思ったらルキアからリルカが出てきて一護を庇った!!

一瞬、なんでリルカが!?と思いましたが、そういえばルキアと彼女の戦いの結末は描かれていませんでしたね。

つまり、リルカの能力は相手の身体の中に潜入することもできたと。

 

最後はショタ島さんと綺麗な銀城との出会い。

月島さんの額の傷もこの時に出来てたのか。

次回は回想になるのかな?


トリコ

おおー、ポイズンポテトと1つの食材の食べ合わせかと思ったら、3つの食材とさらにつまみとして食べたチーズ白菜まで絡めてくるとは思いませんでした。

ポテトも完全に解毒することができないだけで、毒そのものを弱くすることは出来るんですね。

実際にじゃがいもの芽に含まれている毒も少量ならば食べられることから、これも納得です。

また、食べ合わせはトリコ側にも考えられており、嗅覚の良いトリコに何故悪臭のするトロルチーズを食べさせたのかも判明。

しかし、ダイナマイトンボの肉が他の起爆食材を中和する作用があることに関しては、ちょっと違和感があるかな?

イメージ的に爆破を弱めるような食材、例えば粘り気のある納豆や山芋とか、冷たすぎて食べにくいデザートとかなら分かり易かったでしょうね。

 

さて、ココの策士っぷりを披露し、ライブベアラーはもちろん逆ギレで戦闘態勢へ。

久しぶりにココの戦いが見れる!っと思ってページをめくったら、もうやられてる!!(笑)

まぁ、トリコが苦戦しながらも倒した般若パンダを避けているライブベアラーに、トリコとほぼ同等の力を持っているココでは勝負にならないですよね。

それよりも、部下を沢山引き連れて、さらにトリコの援護があったにも関わらず結構な手傷を負っているマッチさんが…。

 

最後には、毒を除去し切れなかったポイズンポテトをトリコが食べ、グルメ細胞が活性化しパワーアップ。

「皿に出た食材は絶対に残さねぇ 小松…お前がこしらえた料理ならなおさらな」

2人のラブラブっぷりもパワーアップ!

今回のようなシリーズもなかなか良かったですね。

自然との戦い、敵とのバトル、そして頭脳戦。

本当にトリコは魅せ方が多様だと思いました。


レンゴク

保健室の死神の藍本先生の最新読切。

トランスフォームで、さらに学園ものというジャンルは、結構ありきたりかな?(らんま1/2の影響は大き過ぎる)

それゆえにキャラクターの個性や他の部分で差別化を図らなければならないのですが、ちょっとそれが弱かったかなぁ…と思いました。

主人公も所謂喧嘩っ早い不良キャラですし、設定も分かり易さを追及しすぎた気がします。

大きくなった美作くんと見間違えるようなオカンの世話焼きっぷりは面白かったですけどね。

藍本先生には保健室の死神みたいにサブキャラを描く力が優れているので、普通に多人数ラブコメしてても良かったような気も。

ただ、それだと今のジャンプでは針栖川とニセコイの2枚の壁を越えないといけないので難しいところ。

SQに移って欲しい気持ちも強いのですが、そうなると はにめろ とかぶるか…。

ぶっちゃけ、はにめろとパパの言うことのどちらかと交代で入って欲しいです。(両作品のファンには申し訳ないですが)


黒子のバスケ

アニメ化キャストの続報が来ましたね。

正直に言うとあまり注目の声優さんはいないかも・・・。(知ってる声優さんはいますけど)

 

試合は陽泉の反則で誠凜ボールからスタート。

しかし、陽泉紫原の守備力は桁外れで、3ポイントラインよりも内側は全て彼のテリトリー。

キセキの世代は化け物揃いと言われていますが、彼も相当化け物ですね。

つまり、その前提が本当ならば敵は3ポイントしか狙えないということ。

逆に言えば3ポイントが得意で、シュート軌道が高い緑間などは紫原と相性が良いのかもしれませんね。

キセキの世代も五行思想のように相性の良し悪し、あるいは引き立てる関係があるのかも。


現存!古代生物史パッキー

この作品もジワジワと面白さが増してきていますね。

服を着てハンチング帽をかぶってるパッキーがちょっと可愛いです。

そして、緊張しまくりでサラダを頼むシーンもいいですね。

小さい子供だとファミレスってテンションが上がるところですけど、同時に緊張する場所でもありますから。

 

そして、オヴィラプトルが誤認逮捕されそうになってて笑いましたw

確か昔読んだ本では、他の恐竜の卵を盗んで食べていたとされて、そこから卵泥棒という名前をつけられたんですよね。

実際には自分の卵を守っていたという説も出てきたみたいで、そのイメージも払拭されつつあるとか。

 

今週登場のメガロ社員は三葉虫兄弟の三太、葉子、虫郎。

圧倒的な雑魚っぷりに思わず笑ってしまいました。

巻末コメントでレツ先生も仰っていますが、三葉虫と一言に言っても沢山の種類がいるんですね。

図書館などの古代生物図鑑などを読みたくなってきました。

 

メガロの社長はパッキーの親友だったチンタオサウルスのチンタくん。

お約束のようにチ○コいじりされるチンタくんは悪の親玉でありながら、どこか憎めない感じで好きです。

角を光らせて催眠術はちょっとやりすぎな気もしますが、チョウチンアンコウみたいな生物もいるので、OK。

 

今週はオチもしっかりとしていて先週以上に面白かったです。


クロガネ

多少現実離れした演出もあるものの、実際に、上段の構えで優勝した剣士や隻腕の剣士もいるあたり、

キャラの戦法に説得力を持たせ、上手い具合にバランスを取っていますね。

あと剣道というスポーツの性質ゆえか、解説がちゃんとしていて分かり易いです。

NARUTOやBLEACHみたいに全員が命がけの緊迫した戦いの中でダラダラと解説をするのと、

ギャラリーから冷静に解説するのとを比べてはさすがに可哀想ですが。

 

さて、白零副将の烏堂の個性(強さ)はパワーでもスピードでも天性の才能でも無く、それは勝つ事へのこだわり。

相手の怪我を躊躇無く突くことが出来るというのは確かに重要なことと言えるでしょう。(るろ剣の斉藤もやってましたし)

しかし、今回はその弱点である左面を狙うということが裏目に出て、左腕を捨てて特攻を仕掛けたシドウ君に敗北。

どちらも格を落とさず、大将戦に持ち込む展開はお見事でした。

あと神宮の時もですが、見開きがカッコいいですね、この作品は。


バクマン。

おめでとう平丸さん!!

蒼樹さんもめちゃくちゃ可愛かったです。

ここまで応援することが出来たカップルってのも実に久しぶりのような気がします。

これは吉田氏のように親身になって応援するキャラクターを作ったことで、当の2人ではなく吉田氏に感情移入出来たからでしょうね。

しかし、普通観覧車に乗って上も下も脱ぎだしたら警戒すると思いますけど、そうならないのは平丸さんの人柄ゆえか(笑)

 

さて、亜城木サイドではついにコミックスが発売に。

今まであまりされなかったコミックスの重版話になるみたいです。

エイジの作品は、アンケを取れていないものの、コミックスの重版がかかるという逆転現象が発生。

素人考えですが、二つの理由があるんじゃないかなーと思います。

1つは、アンケートを送る読者にとってZONBIE☆ガンは、自分が出さずともアンケを取れて当たり前という前提で、面白くても別の作品をアンケでは選んでいる。

1つは、ONE PIECEのように、いわゆるコミックス派の読者が増えた。

前者は、実際にワタシもアンケを出してはいるものの、その内訳は“面白かった作品”ではなく、“好きな作品”だったり“応援したい作品”になることが多いです。

また、ジャンプ本誌ではありませんが、SQ19だとGまるえでぃしょんなどは番外編も出張しており、

すでに人気作品であると確信し、1,2を争う“好きな作品”であるものの、あえて間引いて新人さんを選んだりします。

ごく一部かもしれませんが、こういう考えの方もいらっしゃるんじゃないかなと。

後者は、現在のジャンプの発行部数が300万部に満たない中、ONE PIECE64巻の初版発行部数が400万と聞いたことがあります。

このあたりのカラクリに対して、次回大場先生がぶっちゃけてくれると面白そうですね。


いぬまるだしっ

TPP(桃白白)と、あげ玉ボンバーが2つともツボに入って爆笑しましたw

やきそバンも好きでしたが、パロディのかけそバンも面白かったなー。


めだかボックス

「十巻以上続くコミックスは惰性ってのがそれに僕の持論でね。既にそれを三冊もオーバーしてやがる」

「だから見てな。アニメが始まる前に僕がこの漫画を終わらせてあげるぜ」

メタ発言ここに極めり(笑)

しかし、ジャンプで名作と呼ばれながら一桁しか出なかったコミックスは数えるぐらいしかないんじゃないですかねー。

打ち切りになった結果仕方なく一桁になったんじゃなくて、人気もあったけどあえて一桁で綺麗にまとめたという作品。

鳥山先生クラスの大物作家さんならともかく、普通の若手、中堅作家さんならば編集部の声も大きいでしょうし、例え綺麗にまとめたくても、長く続けさせられるものなのでしょう。

先週の感想では1年以内に終われば…と述べましたが、安心院さんに習ってコミックスで例えれば20巻未満で終われば御の字かな?


HUNTER×HUNTER

先週、陰獣の臭いがするなんて言ってたら本当に全滅しちゃった…(テラデイン、ルーペ以外)

せめてブシドラぐらいは良い勝負をして、ヒソカに手傷を負わせている描写が欲しいところですが、それすら無しとは…。

アルカ編がこうやって選挙編に絡んできて、投票率に深く影響するようになるとは思いませんでした。

 

その選挙では、ついに8人が脱落。

ジンがここで早々と脱落するとは予想外。

それ以外は大体予想の範囲内といったところでしょうか。

28票獲得していたイックションペが再投票で0票と言うのが興味深いところ。

あとレオリオは会長になりたいとは思っていないでしょうし、冒頭のルーペたちのように誰かに投票を誘導すれば結果は全く分かりませんね。

 

ツボネの能力は、バイクだけでなく、飛行機にも変形可能。

能力名からして7つの乗り物に変形できるみたいです。

コルトピの能力のように漫画作品を能力名にする前例はありましたが、まさか“大和撫子七変化”(ライダーズハイ)とは…。

そりゃあツボネだって乙女な時もあったでしょうし、念能力を習得したのは、もっとずっと若い時だったかもしれませんから、笑っちゃダメなんですが…やっぱり笑っちゃうよw

ちなみに系統としては具現化系が正しかったみたいですね。

自分の肉体を元に具現化ということは、具現化した部品を着ぐるみのように纏っているわけではなく、肉体そのものが変形しているのか。

 

最後はイルミの包囲網に囲まれるキルア。

後ろのこっちの人、改めヒシタがイルミに操作されているシーンはちょっとしたホラー。

イルミと針人間、さらに操作されたヒシタからアルカを守るのはいくらキルアでも厳しい気がしますね。

飛行船で充電出来ていれば電光石火で逃げることも可能かもしれませんが、ここは助っ人の可能性もあるかな?

多数の煙人形を操作できるモラウさんあたりが名実ともに適任かと思いますが、未だに病院にいますから無理は出来ないか。


ST&RS

ずいぶんと新キャラが登場しました。

マルカやユリアがいたので忘れてましたが、他の国にも宇宙学校はあったんですよね。

地味なメンバーが多いですが、モスクワのアリーナは大口開けて可愛いです。

そして宙地くんからの電話に対して、ユリア以上に反応するマルカも可愛い!

やっぱりこの作品はキャラ萌えと言うか、キャラ同士の絡みで魅せる作品だったんじゃないのかなー。


ジャンプSQ.LaB vol.002感想

ラボ(実験室)というだけあって、前回からガラリとジャンルを変えてきましたね。

前回はスマートなアクション系が目立ちましたが、今回はギャグとラブコメ重視でしょうか。

それ故に掲載作品が非常に多く、今回は新人さんの読切と一部の番外編にのみ感想を留めていますので、ご了承ください。


ゆーまにあ☆(矢富ゆりか)

UMA(未確認生物)好きの女子高生によるギャグ漫画。

SQ19に掲載されていましたが、その時も結構好きな作品で、続編があるなら読んでみたいなーと思っていただけに嬉しかったです。

内容もボケとツッコミがさらに洗練されていて好印象。

ナメクジが意思を持つ話は火の鳥を思い出しますね。

後半は真結と半魚人の会話に丁寧にツッコミを入れているシンちゃんが印象的でした。

常識人と思わせておいて、実は半魚人もボケ役にシフトしていくのが上手いですね。

3DSを持って変えるオチも良かったです。


お腰(吉野川笑助)

桃太郎をベースにしたギャグ漫画。

序盤から中盤にかけてのハイスピードな展開は勢いがあったものの、オチが若干弱かったかな?

【桃太郎には犯罪者の才能があったそうな】とか、「ルイ・アームストロングも真っ青やで!」は名言だと思いました。

メルヘン王子グリムとはまた違った童話ギャグとして定着できれば良いのですが。


純情男子の一途な邪念(古谷和也)

エロコメもの?少なくともラブコメではないですね。

コメディともちょっと違うような、すっごいくだらないけど、色々と考えさせられるエロ哲学的な話でした。

多分同じ立場にならないと、この領域にはならないんだろうなー。

だってワタシはもちろん混浴したいから!!(キリッ

あー、でも靴下脱ぐ女の子が可愛いと思うのは同意。

あと髪留めを外して髪型を変えるのも好き。


ハネッ毛たっぷり!クレクレハネハネ(寺田ベル)

出オチからの勢いで進める作風は変わっていませんね。

この雰囲気が好きな人は良いでしょうが、ワタシはちょっと苦手かな。

絵がシンプルな上に大ゴマで、割高感もあり、他のギャグ漫画に比べると評価は低いです。


奇抜少女トッピちゃん(小野田亘)

ベタを撲滅するという名目と共に、斬新な展開を追及するギャグ漫画。

こちらは中盤まで抑え気味なものの、台本を通した芝居シーンから火が着き始めましたね。

新郎がミツオかと思ったら、まさかの牧師とは。

牧師で天下取るって台詞回しが面白いですね、さすが斬新な台本なだけあります。

最後の展開などを見るに、シリーズ化も視野にいれているのが見て取れます。

確かにベタは世の中に溢れていますから、ネタには困らないかも。

あと、苦言を呈すならば、トッピちゃんは変なキャラにならず、そのままの方が良かったと思いました。


貧乏神が!×カッコカワイイ宣言

純度100%のSQ生え抜き組である2人のコラボ作品。

これは期待が出来る!…と思ったら、どうやら作品が始まらない…?

という体で展開する楽屋裏ギャグ漫画。

全く絵柄の異なる両作品でコラボが成立するのか疑問でしたが、結構楽しめました。

割合的にはミサワのギャグをベースに、市子が対応する感じ。


貧乏神が!

表紙で大々的に載っていますが、この作品もついにアニメ化ですか!

月刊でありながら、当初はその恐るべき速筆で2話掲載や他誌出張などをこなした助野先生。

ようやく11巻が出たところでアニメ化とは、本当におめでとうございます!

Vomicの市子と紅葉は、名塚さんと三瓶さんのエウレカコンビだったとは調べるまで知りませんでした。

三瓶さんは好きな声優さんの1人ではあるものの、エウレカのレントン、プリキュアののぞみ、アイマスの涼チンぐらいしか聴いた事が無かったのですが、

先ほど聴いたVomicだと、素の三瓶さんに近く、今までに聴いた事が無い喋り方ですね。

名塚さんはギャグ漫画日和の一気読みのようなイメージが強いです(笑)

思いのほか2人ともハマり役で、アニメでも2人のままでいて欲しいところですが、めだかボックスは声優変更になったそうなので、あまり期待はし過ぎないほうがいいかな。

 

さて、本編では貧乏神、疫病神、死神の長3人の珍道中。

今回初めて知りましたが、山吹は2人から愛されるキャラだったんですね。

B’zの歌を飲まされてキレた2人のパロディ演出は、苺はもちろん一護でしょうけど、花梨は何なんでしょう?病気つながりで、保健室の死神のハデス先生?


トサカさん(浅井蓮次)

とっても甘苦い恋愛ものですね。

とりあえず大輔は爆発しろ。

ナヲちゃんが微妙にダークサイドに落ちそうなところを、むしろその原因となった白鳥さんが救う展開は気持ち良かったですね。

白鳥さんもとっても良い子で非常に好印象。

大輔も最初は落ちるとこまで落ちた印象を、しっかりと回復して、読後感がとても良かったです。

ただ、残念ながらこの作品は読切で栄えるものであって、連載向けではないのが惜しいところ。


Gまるえでぃしょん

以前、河下先生がSQ19巻末コメントで、「もっと男性を描きたいな~」という発言を残し、少々不安でした。

その時のワタシの感想では、「そこはもう別雑誌で、それこそBLでも何でも描いていいですから、この作品は今後も女の子だけでのんびり描いて欲しいなー。」と述べており、

まさに期待通りの展開になって胸を撫で下ろしました。(同作品ではありますが)

 

ヒカル先生は誘ってるよなーと思ったら、本当に誘ってて笑いましたw

天然の男の娘はその気が無い分、余計に性質が悪いです。


ぼくの魔王(竹田陽介)

学園ラブコメと思わせて、ファンタジーラブコメでもある不思議な作品。

途中から現実と漫画の境が曖昧になっていく演出が読んでて心地良いカオス感がありますね。

漫画部分は鉛筆画で、現実シーンは普通にペン入れしている中、1ページだけその法則を崩している場面も印象的でした。

ドラゴンの存在が本当にいるのかいないのかで随分と印象が変わりますが、

個人的には主人公の幻覚、妄想の類でも良かったかなー。


太陽の果実をもとめて(相羽紀行)

こちらは生粋の恋愛ファンタジー。

ドジが治ってしまっては居場所が無くなってしまうと思うシルエラ。

ドジを治して彼女に幸せになって欲しいと願うアドニス。

2人の交差する勘違いが読んでいて、ニヤニヤしてしまい、とても面白かったです。

悪役である山賊も妙に愛嬌があって良い感じですし、王様と奥さんのキャラもディモールト良い。

最後の最後に2人が結ばれたエピローグが無いのが惜しいですね。


タレント暴走記koppy(koppy)

最近流行(?)の漫画家さんのエッセイ4コマ漫画。

最初はプリンを食べる前の億泰のように見くびっていましたが、

まんがタイム系に載っていそうな作風は、あまり読んだことが無く、結構新鮮で面白い!

そうか、これは漫画家エッセイではなく、漫画を描けるタレントのエッセイ漫画なのか!

言うなれば、4コマ版のしょこたんポジションというわけですね。


ダークアクト

SQでWEB連載中のこの作品。

面白かったですけど、特別感想を書けるタイプの話じゃなかったかな?

でも、一話完結の作品だとこういう感じの方が良いですよね。長く続いて欲しいものです。


恋するまちかど(金子沙紀)

コッテコテのラブコメもの。

ラブコメが多い今回のLaBですが、絵柄や設定などでしっかり差別化はされていますね。

この作品のようなデフォルメの効いた絵柄も好きで、これもかなり評価は高め。

設定や展開こそベタなものの、この絵柄で心を掴みましたね。

ただ、こちらも恋愛読切の宿命か、連載向けでは無く、綺麗に終わっています。


肩&Sensi-tive Father(清水宏世)

赤塚賞準入選作品と言うことで期待していましたが、ちょっと高次元過ぎてワタシには合いませんでしたね。

「もちこたえられなかった!」と「思ったより早かったね」は、ちょっとクスリと来ましたが。


王子様とにじいろ毒リンゴ(しいな亜紀)

 これもラブコメものですね。えーっと、これで何作目になるんだ?本当にラブコメ尽くしですね、今回のLaB。

こちらは主人公とヒロインだけでなく、周囲にヤンキー娘と中二病男子を置いたことで、キャラクターに特化した作品と言えるでしょう。

あと王子がハンタのパリストンとミサワを足した感じで妙に笑ってしまいました。

絵柄もリアルとデフォルメの中間ぐらいの程よい感じで読み易く好印象。

後半から王子と姫のイメージがどんどん崩れて、普通の男女としての甘酸っぱい関係になる過程が実に心地良い作品でした。


少年誤解され易く、少女理解され難し(田中文)

顔が怖い男の子が、完璧女子を説得しようとして、何だかんだと好きになっちゃうラブコメもの。

今回のLaB掲載ラブコメの中では、最も平均的なラブコメって感じでしょうか。

絵は綺麗で線が多少細く、ヒロインもわりとありがちな感じ、そして典型的な悪役の存在。

全く読めない作品ではありませんが、特筆するような部分は少ないですね。

他の雑誌に単体で掲載されていれば、十分面白かったと思いますが、ラブコメインフレが起きている今回のLabでは少々力不足と思いました。


アオイ*クルミ(但馬亮平。)

可愛い女の子が描けるギャグ作家として期待している但馬先生。

今週も下ネタ全開で面白かったです。

個人的には1話で開放的になっちゃうシーンと、黄桜とエネゴリに笑いました。

ボクのマンガよりもこっちの4コマをSQで連載すれば良かったのになぁ…。


カウントダウン(永原真利子)

ファンタジーに近いラブコメかな?

逃げた子供がイサであることは予想が着きましたが、13番からイサと名付けられていたとは思いつきませんでした。

いやー、女の嫉妬は恐ろしいと言いますが、男の嫉妬は醜いですね。

そして、全ての元凶である所長に全く罰や因果応報が無いのにちょっと不満が残りました。

そこは辞表が爆弾仕込みでも良かったんじゃないかなー。

ハッピーエンドにキナ臭い演出は必要無いという判断でしょうか。


He is ドンファン(庭山正人)

最初はつまらなかったんですけど、ドンファンの変わらない顔が妙にシュールでツボに入って、最後には笑ってしまいました。


器上の空論(尾崎ハルハ)

食物系ギャグ作家として定評のある尾崎先生の読切。

食べ物を粗末にしてはいけませんが、面白いですね。

姉も妹もボケとツッコミとしてしっかりしており、いわゆる日常系ギャグとして完成されています。

この方もSQで連載を持って欲しい作家さんなので、頑張って欲しいですね。

ボクのマンガよりも(ry


まとめ。

基本的にラブコメ好きなワタシとしては、全体的に満足のいく話が多く、アンケの選出に非常に迷いました。

結局、器上の空論、ぼくの魔王、ゆーまにあ、の三作品にしましたが、

太陽の果実を求めて、トサカさん、アオイ*クルミ、王子様と虹色毒リンゴも捨て難く、裏の新人用項目はこちらの作品で埋めました。

 

ジャンプ感想サイト 更新チェック(byすきまさがしさん)

TOPに戻る