ジャンプ14号&ジャンプSQ.4月号&ジャンプSQ.19Winter感想 

1ヶ月ぶりのジャンプ感想です。

基本的に14号の感想を述べつつ、過去の話にもチラッと触れたり触れなかったり。

あとジャンプSQ.も4月号をメインにしています。


ONE PIECE

『一体いつから・・・・・ペローナがサニー号に隠れて乗船していると錯覚していた?』

新シリーズになって色々と新しい情報が出てきていますね。

一番に気になるのはふざけた七武海がバギーなのかどうか、ということでしょうか。

バギーのバラバラ能力はあくまで自分自身をバラバラに出来るだけで、他者をバラバラにすることは出来ませんでしたからね。

ただ、そこは悪魔の実。

能力者の応用や修行などによってレベルアップすることもありますから、バギーの能力もパワーアップしている可能性があります。


NARUTO

サスケとイタチの邂逅が意外と早く実現しましたね。

ここでイタチがサスケを説得させれば一つの問題は解決しそうなんですが、イタチとしてはナルトに託したし、自分は本来死人だからと、関わろうとはしてません。

しかし、尾獣から託され、イタチから託され、木の葉の里の忍から託され、主人公とは言え、ナルトは本当色んなものを託されすぎだと思いました(笑)

あと、ちゃんと重吾と水月の事を忘れていなくて良かったです。

全キャラ投入の戦争も、もう半分ぐらいはきたでしょうか?

五影VSマダラも面白くなってきましたし、このまま突っ走って欲しいですね。


トリコ

恵方巻ネタが1ヶ月も続いてるのはツッコんでいいのかな・・・。

でもおかげで恵方巻シリーズながらもオムニバスっぽくなっていて、毎週読んでいて飽きない構成になっています。

そして四天王だけでなく、鉄平や滝丸、さらに愛丸まで登場させるのですから、なかなか小憎いことをしますね。


クロガネ

14号だけで見ると掲載順も高く、来週はセンタカラーと新連載組の中では、かなり人気を得ているっぽいですね。

現在は一年生トリオの新人戦が展開されていますが、これもなかなか面白い。

一年生は3人ともキャラ付けされていますし、白零は一年生でキャラ付けされていたのは大狼だけだったので、上手くかませ犬として機能しましたしね。

城礼は逆に1年生の内2人が強敵ということで、ヒロトとアオハルの2人の成長具合を見せられるということですね。

そうすると、シドウは怪我が悪化するフラグのようにも感じますが、素直に3連勝で勝てるとは思えない・・・かなぁ・・・。


パジャマな彼女

川辺さん

あの「どがしかでん!」の濱田先生の新連載。

当時から片鱗のようなものはありましたが、女の子がグンバツに可愛くなっていますね。

いちご100%の後を継ぐ作品と期待されているのは巻頭見開きカラーでの、真っ赤なリンゴとバラから見て取れます。

これでもかというぐらいに挿入されたエロスなシーンから、ヒロインが幽霊という衝撃の展開。

かと思いきや、2話目で死亡ではなく一種の仮死状態、昏睡状態と分かったのが救いでした。

ヒロインが死亡だと、どんなに明るくエロくても気持ちが沈んじゃいますからね。

“ヒロインと両想いになる” という目的ではなく、“ヒロインを元に戻す”という目的なのも、今後の展開の広がりに期待できます。


バクマン。

以前からの予想が当たってしまった結果になりましたが、純愛を貫いていた2人にとっては大きな障害ではありませんでしたね。

今まではちょっと斜に見てた2人の恋愛ですが、今回の件ではかなり好意的に読む事が出来ました。

しかし、これはフィクションだから出来ることであって、現実にこういうことがあったらやっぱり不味いんだろうなー、とも思ってしまいましたが(笑)

2人の付き合いが公のモノになったからには、そろそろゴールも近いか?


BLEACH

新シリーズであり最終章の始まったBLEACH。

滅却師っぽい破面が出てきて一護の卍解を吸いとる場面の既視感が何なのか分からなかったのですが、ついさっき分かりました。

ドラゴンボールのブウ編でエネルギーを吸い取られた孫悟飯でした。

思えば破面の登場もベジータとナッパでしたし、何だか新シリーズの始まりはドラゴンボールに似る法則でもあるのでしょうか?

 

最後に、ジェントルマン(雀部)は斬魄刀の能力も分からずに殺されて、彼が今週一番気の毒なヒトだたね。


ハイキュー

実は増刊の読切の時から新連載を心待ちにしていた作品です。

NEXT読切、本誌読切、そして今回の新連載、主人公の日向のキャラが全て異なるのがポイント。

NEXT読切では、身体能力が高いもののバレーに関してはド素人で、性格は弱気。

本誌読切では、同じく身体能力は高いですが、中学ではバレー愛好会に所属しており、下手ですが素人ではなく、性格は一変して強気に。

そして、今回の新連載では、身体能力はそのままに、技術もそれなりに身につけ、性格も強気というよりは陽気と言った感じにマイルドに。

対して影山のキャラは実力のある不遜なところは一切ブレませんね。

他に気になるところは本誌読切で登場していたブロッカーのメガネの人が再びいなくなったことでしょうか。(見開きにはちゃんといますが)

代わりに菅原なる副主将が追加され、部長の澤村と田中は皆勤賞。

部長の優しそうに見えて、実はもの凄く怖いというキャラ設定は怪談モノを描いていた古館先生ならではの演出で、効果抜群ですね。

あと申し訳ない程度に女子マネージャーの清水さんも追加。

個人的に古館先生の描く女性キャラは好みな場合が多いので(清水マネも例に漏れず)、女バレもおまけ程度に描いて欲しかったり・・・。


ニセコイ

・・・・・・実は・・・何て言うか・・・ゴホッ!エホン

フェチってわかる?・・・・・・ちょっとしたフェチがあってさ・・・

何て言うか・・・実は女の子のさ・・・・・・『脱男装フェチ』って・・・わかる?

男装してた女の子の心境や環境が変わって女の子らしい服装や髪型になるだろ

銀魂の九ちゃん(柳生九兵衛)

ハートキャッチプリキュアのいつき

ジョニィは虫さされフェチ

という赤裸々発言でしたが、何が言いたいかというと、つぐみちゃんは早く女の子の格好をして千棘とイチャイチャして欲しいってことです。

ちなみに今、脱男装キャラへの羽化を期待しているのは、バトルスピリッツ覇王のチヒロきゅん。

チヒロきゅんの中の人は実はキュアマリン(来海えりか)


黒子のバスケ

最近盛り上がってきましたねー。

紫原の攻撃転向は確かに驚異的で、最後の見開きも迫力満点なんですが、逆に言えば攻撃時に隙が出来るはずなので、そこをどう攻めるか。


家庭教師ヒットマンREBORN!

風が完璧に男でガッカリと思ったら、マーモン(バイパー)が女の子っぽくて希望が出てきました(笑)

あと、今週でのシモンファミリーのやられっぷりは、はぐれ悪魔コンビにやられたビッグボンバーズや、乱入コンビにやられたモーストデンジャラスコンビを彷彿とさせます。


HUNTER×HUNTER

ゴンがついに復活!!

嬉しいことではあるのですが、リスク無しというのは賛否両論みたいですね。

自分もどちらかと言うと否側かなー。

もちろんこれはゴン自身が絶対に治らないという強い想いからゴンさんへと変貌を遂げたわけですから、

今後は同じような事は無いと思いますが、やはり何か釣り合うモノが無いと不満です。

そして今週ではキルアがゴンとしばしの別れ。

一瞬、「え!?」と思いましたが、そもそもキルアは、自分が何をしたいのかを見つけるため、ついでにゴンの親父を探す事に付き合うという設定だったんですよね。

今のキルアはアルカ(ナニカ)を守るという人生の目的が出来たので、ひとまず退場ということなんですね。

そして、ジンとゴンの会話は宇宙の別の知性を持つ生命体の存在を匂わしますね。

冨樫先生の作品は幽白、レベルE、など人間以外の知的生命体との交流をテーマに描いており、

HUNTER×HUNTERも例外ではないということなのでしょうかね。(蟻との戦いですでにそうであったとも言えますが)


いぬまるだしっ

 オリーブオイルに爆笑してしまいました。

いや、ワタシももこみち師匠のオリーブオイルネタは存じてまして、最近ではオリーブオイルの単語だけでちょっとクスッとしてしまうぐらいに染まってます。

何せオリーブオイルを買って料理に精を出すぐらいになってますから(笑)

で、実際に色々と作ってみて、やっぱりオリーブオイルはいいなーと思うのでした。

特に熱したフライパンにオリーブオイルを注いだ時の香りがディモールト良い。


ぬらりひょんの孫

ここで玉章を出すとは総力戦って感じがして良いですね。

随分と丸くなった印象ですが、失った右手と顔の傷は治っていないようで。

四国勢そのものは、ほとんど死んでしまったのでネームドキャラが少なく、頼りになるのは玉章ぐらいかな?


現存!古代生物史パッキー

う~ん、ワタシは結構パッキー好きなんですけど、掲載順が芳しくないですねー。

クロスチョップ部などの攻撃系部活動の話は腹抱えて笑ったんですけどねー。

そしてそれ以上にお母さんとお父さんの馴れ初めが読んでみたくなる回でもありました。

おまけページか、あるいはいつか回想でやって欲しいですね。


ST&RS

・・・・・・実は・・・何て言うか・・・ゴホッ!エホン

フェチってわかる?・・・・・・ちょっとしたフェチがあってさ・・・

何て言うか・・・実は女の子のさ・・・・・・『ジト目フェチ』って・・・わかる?

女の子の異性を軽蔑するようなジトっとした目になるだろ

多分、現ジャンプ女性キャラの中でナンバーワン

ナンバー2はいづみちゃんじゃなくて、ペロプニャンだったり。

ジョニィは虫さされフェチ(2回目)

赤裸々発言パート2。

あとペロプニャンのキャラも凄く好きです。

元気な女の子(?)って良いですよね!


ジャンプSQ.4月号感想

お気に入りの作品が次々と無くなり、パワーダウンしたかに思えたSQでしたが、

今月は川村巧先生やKOPPY先生が特別読切で掲載されていてちょっとラッキーでした。

できれば、ぼろすけ先生の作品も読みたいんだけどなー。


あだしもの

「怪異 怪異ってお前ら怪異村の住人かっつーの!」

と、茶化してみたものの、結構面白かったです。

ただ、既存の作品の影響や印象を受け易く、妖怪とかスタンド能力とかそのあたりは、何かこの作品ならではの個性が欲しいですね。

主人公の能力、クロトゲもスタープラチナのような単純な念動力的なものなのか、それとも何か特殊能力があるのか。

部長は男なのかそれとも女なのかも気になる・・・。


帝一の國

3月号からSQに移籍してきたこの作品。

19の頃から使っていたシュールな笑いをさらに盛ってきた感じですね。

唐突に鉛筆書きのドアップになると絶対笑っちゃいます。

4月号だと無駄にカッコ良く「助かった・・・」と思っているシーンとか。

あとここに来て2年生のルーム長たちのキャラが立ち始めましたね。

森園は19時代にも片鱗を見せていますが、帝一の足引っ掛けの挑発が悪い方向に進みそうな予感が・・・。


新テニスの王子様

もう仁王一人でいいんじゃないかな・・・。

と、言いたいところですがやはりイリュージョンはイリュージョンであって、スタミナの消費が激しいようです。

あと笑いのツボは「滅びよ・・・」で壊された壁がそのまま残ってるところですよね。

ギャグ漫画だと次週どころか、その回の内に直りそうなところも、微妙にリアルなテニプリは直らないのが、高度なギャグになってます。


ちいさな広場

SQ19に掲載されていた世にも奇妙な物語系が得意な作家さんですね。

今回の作品もそれっぽい感じで、主人公視点で終始物語は展開し、成功を収めたはずの主人公が今後どうなるのかという引き。

オチに何を持ってくるのか非常に気になるところです。

おそらく一筋縄ではいかない皮肉の効いたオチなんだろうなー。


青の祓魔師

とりあえずは今回で一段落。

しかし、雪男の焦り・・・と言うか余裕の無さがピークに達してきていますね。

燐が精神的に成長したのに対して、雪男は次シリーズ、あるいは次々シリーズで堕ちるのは確定か?


1/11

おお!今月はサッカー部員だけでなく、ちゃんとサッカー用語に対する解説までしている!

おまけにラブコメも加えて、なかなかボリュームもある話じゃないですか。

ワタシはなぜか目にハイライトの無い男性キャラ(ぬらりひょんの孫の柳田とか)に魅力を感じるのですが、今回の紺野兼続くんも結構好きですね。

由香里ちゃんもパッと見ではチャラい女の子っぽいですが、純な子でいいじゃないですか。

まさかこの作品でここまで甘酸っぱい気持ちになるとは思いませんでしたよ。


ごきげんステディ

3月号は正直勢いだけで期待ハズレでした。

4月号は前半の漫才みたいなボケとツッコミは面白かったのですが、後半の下ネタがドギツ過ぎてちょっと引き笑い。

ただ、ジワジワと面白さは増しているので次号に期待です。


ロザリオとバンパイア

TOP3の作品が無くなった今、さりげなくSQで一番に読むようになったのがこの作品です。

さて、本編の感想へ。

雅のような銀影とはまたちょっと違った飄々としたキャラは嫌いじゃないですね。

と言うよりも頼りになる男性キャラってのが好きなんでしょうね。

雅の名前は藤咲雅で、実は重要キャラクターの共通点である色が名前に組み込まれています。(藤色は薄い紫色)

彼がどんな妖怪なのかも気になるところです。

よく吸うタバコと今月の左手だけではちょっと推測し辛いかな・・・。

なんとなく日本の妖怪っぽい感じですけど。


ボクと魔女の時間

おいおい、乱太朗、いくらなんでもうらやまけしからん過ぎるだろ・・・。

これは作中で命を使って水田を助けるぐらいしないと読者は、少なくともワタシは許さないぞ。

さて、裏生物は学校にも何人か在籍しているらしく、今月登場したのは緑川ヤエカと棚橋モモの二人。

モモはまだ分かりませんが、ヤエカは単眼娘でした。

ワタシ個人としては、隻眼はまだ何とか分かるのですが、単眼はちょっと守備範囲外ですね・・・。

なんと言うか、ジッと見ていると何とも言えない不安な気持ちになってくるんですよね・・・。ヤエカちゃんには申し訳ないのですが。


ジャンプSQ.19 Winter

何と次号よりSQ19が隔月刊化!

SQ19は本誌と同じぐらいに楽しみにしており、なおかつSQ本誌のお気に入り作品が悉く、終了、休載、移籍とパワーダウンしてしまったので、

この隔月刊化は若干本末転倒ではあるものの嬉しいです。

しかし、Gまるやひまスペなどのショート漫画にとっての隔月刊化は読めるペースが上がって嬉しいですが、

アグリッパなどの骨太ストーリー漫画になると、あの大胆で迫力あるコマ割りが軽減してしまわないか少々懸念してしまいます。


機巧童子ULTIMO

上記のSQから移籍となった作品がこちら。

3ヶ月に1度はさすがに辛いなー、と思っていたら2ヶ月に1度になって良かったです。

 

さて、一応移籍に伴い今までのおさらい的な説明台詞をしゃべらさせられている大和がちょっとツボでした。

そして、いつもどおり「黒生狭山さん」という新しい単語をつぶやいてしまうあたり美味しいポジションですね。

あと狭山さんに対するムサ山くんの反応がちょっと意味深なのは何かに気付いているのでしょうか?

 

場所は変わって松本家へ。

こちらは秋津がジュンのことをブリーフ呼ばわりしているのがツボ。

武井先生は時々、こういう言葉のセンスで笑わせてくれます。

善のムサ山くんが悪のフサ太郎を善側に引き寄せようとするように、逆にルネは清瀬と秋津を悪側に染めようと画策しているようですね。

特に秋津はルネに惚れている分、効果大でしょう。

ただし、今のところはまだまだ善側という感じ。

しかも、秋津とスロウはICONスーツ化を会得しており、なおかつ小梅も登場の可能性を残しているため、善側が圧倒的有利かな?


うそつき兄ちゃんと針金人形(西山由子)

イイハナシダナー。

素直にウルッときてしまいました。

でもこの話は完全に読切で終わってしまっていますね。

この作風で別の読切、あるいはシリーズ連載などを読んでみたいです。


コミカル!

あ、これ面白い。

最初は萌え漫画と漫画家(志望&編集志望)漫画ということで、若干冷めた目で読んでいたのですが、

読んでいくにつれて4人の部員のキャラクターに引っ張られていく形で、作品にのめり込んでしまいました。

そして、異性をゲームでの武器に置き換えての話は、なるほどとうなづいてしまうほど(笑)

これが連載というのは嬉しいですが、ジャンル的にGまると被っているので、どうやって差別化を計るかですね。


アグリッパ

敗北フラグビンビンのブラキウスは故郷の崩壊と共に精神まで崩壊してしまいましたか。

空腹という物理的にも生理的にもどうしようもない事態に対する、解答が怒りというのは納得出来るような出来ないような・・・。

るろうに剣心の精神が肉体を凌駕する、というフレーズやトリコのゼブラのように怒りをエネルギーに変える前例があるので何とか納得しましたけど、

精神エネルギーはどこまでいっても精神に関してだけで、どれだけ高性能な車でもガソリンが無ければ走らないという感じです。

しかし、カエサルに対するローマ兵の忠誠心や、空腹や怒りによる鬼気迫る表情は凄かったですね。


暁の約束(谷川智昭)

表紙詐欺ここに極まる(笑)

ファンタジーものかと思ったら、下ネタ全開のギャグ漫画だったでござる・・・。

最初の2ページでは、死亡フラグをあえて立てることで生き残るフラグかな?・・・なんて予想したワタシが馬鹿みたい。

ギャグとツッコミのキレも良いですし、女の子も可愛い。

ギャグ漫画としても一種のラブコメとしても及第点以上ですね。


ごくありふれた話(松本知樹)

う~ん・・・よく分からない。

言いたいことや、やりたいことは分かるのですが、ギャグ漫画として成立しているのかどうかと聞かれると、戸惑います。

単純にツッコミ不在で、読者がセルフツッコミをしないといけないところに問題があるんでしょうね。

コミカルや暁の約束でツッコミの重要性が反復されているだけに、特に気になりました。


バレストラ(高橋アキラ)

ジャンプでは珍しいフェンシング漫画。

スポーツ漫画では主にメジャー漫画(野球、サッカー、バスケなど)とマイナー漫画(ゴルフ、アメフト、バレーなど)のどちらをモチーフにしたか区別されますが、

前者の場合はルールを読者がある程度把握しているために、話を理解し易く、キャラクターの人間関係やプレイの個性に重きを置かなくてはなりません。

後者の場合は読者がルールを知らない場合が多いため、説明を挿入しなくてはならない反面、新鮮な読み心地を与えるところが利点でしょう。

この作品は後者でありながら、キャラ同士の人間関係も構築されており、なかなか面白いと思いました。

こちらは読切からそのまま連載に出来る程に、連載向けと言えますね。

フェンシングのルールや技術などは他にどんなものがあるのか興味もありますし、これは是非続きが読みたくなる作品だと思いました。


Gまるえでぃしょん

ちょっと壮大に感動モノかと思ったら、なんのことはない交通違反キップを切られるみたいな話で拍子抜け(笑)

でもこのくだらなさがこの作品の良いところ。

ただ、今回は全然漫画関係無かったなー。

コミカルではこの作品との差別化を気にしていましたが、まさかこちらからベクトルがズレていくとは・・・。

そして、G丸の幼馴染が登場で次号は修羅場展開来るか!?

忘れがちですが、実はGマルは文字通り絵に描いたような河下イケメンですが、中身がアレなせいで肉体を捨てた設定なんですよね。

黒髪ショートはこの作品では初ですし、ちょっと次号は期待しちゃいます。


恋する番丁君!(片岡歳之)

ラブコメの王道って感じですね。

不良主人公と真面目ヒロインによるラブコメは結構ありがちですが、主人公はニセの不良番長というところで味を変えてきましたか。

しかし、本質的なところでは変わりなく、好きな女の子の為に頑張るストレートな内容でした。

この手の作りは平均的な評価が得られるものの、飛びぬけて良いわけではなく、この作品もその例に漏れずといった感じでしょうか。

主人公以外にもヒロインに何かしらギミックが欲しかったと思います。


親愛なる殺し屋様(辺天使)

Labでも読みましたけど、この作品結構好きなんですよね。

決して大爆笑できる内容では無いのですが、思わずクスリとニヤニヤしてしまう作品。

あと殺す人はちゃんと殺すような終わり方なのも今までのオチとは違っていいですね。

社会的にその人を殺すのか、物理的に殺すのか、使い分けが出来るのは上手い言葉遊びだなーと思いました。


雷鳴プリフェクト(菊田匠)

ちゅ・・・厨二病をこじらせたかのような設定・・・嫌いじゃないわ!

しかし、能力バトルはやりつくされている感があるので、どうしても今一歩という印象がぬぐえませんね。

正義の味方側をほぼ女の子で統一しているのは一つの武器になると思うので、クレイモアのように組織的なものを設定してみたら面白そうです。

 

ジャンプ感想サイト 更新チェック(byすきまさがしさん)

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