年末はコミケに一般参加したり、ジャンプ感想サイトさんとのオフ会など色々ありました。
詳細はこちらのレポにまとめましたので、よろしかったらご覧下さい。
そして、去年の合併号から購入したジャンプ以外のコミックスがこちら。
タカハシマコ先生は、少女漫画、百合漫画、BL漫画と幅広く活躍なさっている作家さんで、
その絵からは想像出来ない程、たまに狂ったようなキャラクターが出てくるのがたまらなくツボなんです。
このコミックスも短編集ですが、とても面白かったです。
マコちゃん絵日記は立ち読みすら許されない成年雑誌コミックLOに掲載されており、いつ発売になるのかも分からない作品(笑)
あ、でもマコちゃん絵日記は18禁じゃなくて、ほのぼの日常系ギャグ漫画ですので、オススメですよ。
ちなみに4巻でのクリティカルヒットキャラは水泳部の6年生ウェンディこと上田美里ちゃん。
左から初期、中期、後期となります。
たった1話でここまで変化するとは・・・。恋する女の子は素晴らしい。
ねじまきカギューは、去年最もワタシがお気に入りだったと言っても過言ではない作品。
遠藤達哉先生の月華美刃もですけど、(物理的に)強い女の子が戦い合うのが好きなんだと思います。
この作品では定番の豹変ギミックが、織筆の場合だけ逆にキラキラした顔に変わったシーンは笑いました。
そして!最後にオススメするのが山賊ダイアリー!
これはイブニング掲載時からずっとコミックスにならないかと待ち望んだ作品で、今回満を持して発売されたわけです。
内容は、猟師としても生活している作者がその体験を描いたエッセイ物。
エッセイ漫画は数あれど、猟師生活を描いたエッセイはこの作品が初なのではないでしょうか?
絵はリアル志向ではないのですが、しかし読むほどにリアリティが伝わってくるのです。
狩猟におけるウンチクや、作者の好奇心旺盛な食欲など、ネイチャージモンと似通っている部分はあるものの、
ネイチャージモンがこってり濃厚系ならば、この作品はあっさりとしていながらコクがある、という表現が似合っているんじゃないかなぁ…。
お正月に時間を持て余している方にオススメですよ!
ビッグマム海賊団戦闘員のペコムズって思いっきりライオンなんですけど、やっぱりネコネコの実モデル・レオなんでしょうか?
そういえばトラファルガ・ローの船にも熊がいましたね。
そして、もう1人新登場のタマゴ男爵がどう見てもドクター・エッグマンです。本当にありがとうございました。
食べ物の恨みは怖いと言いますが、一国を滅ぼすほどにその恨みが強いとは、恐るべしビッグ・マム。
早速ルフィとも因縁が出来ましたが、そこまで真剣に戦いそうにないと思うのも、原因が食べ物だからでしょうか。
料理人のサンジがどういう活躍になるのか気になりますね。
四尾に食べられたナルトは、四尾との精神世界のような場所へ。
程よく緊張感の抜けた会話が面白いですね。
そして、九尾の名前が「九喇嘛」(くらま)と判明。
思い出すのはやはり幽白の蔵馬ですが、蔵馬も妖狐として何か元ネタがあったのでしょうかね?
あるいは岸本先生のお遊び的なネーミングなのかもしれません。
その九尾の眼が回を増すごとに優しくなってる感じがしますが、その前に四尾の孫が仲間に。
性格が分かる尾獣としては4匹目。こいつもなかなか面白いキャラです。
小松の天然たらしっぷりの凄さを改めて思い知らされました(笑)
そりゃあライブベアラーも「ただ者じゃない…」と驚嘆するわけです。
悪者が敵の器や実力に惚れ込み手助けするという展開はダイ大などでよく見られた王道ですけど、やっぱり読んでて気持ちの良いものですねー。
あれだけ小物でゲスな野郎と思っていたライブベアラーがちょっとイイ奴に変わってしまったんですから。
ただ、肝心のメテオガーリックは、そこまで美味しそうには見えなかったかな?
やっぱり見た目がちょっと大きめなニンニクの素揚げっぽいですし、美味しさよりもムキムキになる効能の方が目立っており、
凄い食べ物であるとは分かるものの、美味しい料理であるとは分かり辛かったと思います。
ポニテ眼鏡っ娘が可愛い!!
なるほど、名前は宮本るりちゃんと言うのか。
前回あたりからニセコイが結構面白くなってきました。
やっぱり主人公、メインヒロインだけではなく、こういったサブキャラも一緒に回してこそラブコメは面白くなりますよね。
個人的にはメインカップリングよりも、サブキャラ同士のほうが好物だったりします。
宮本さんも舞子くんと、よろしくなっちゃうんじゃないかと期待してしまうのです。
最後の構えは見た事の無い構えです。
もちろん剣道未経験者なので、もしかしたらあるのかもしれませんけど。
この構えからだと突き以外繰り出せないように見えますが、
どういう軌道や原理で、勝機が見えるのか、こじ付けだろうとハッタリだろうと描写して欲しいですね。
お弁当が草ってギャグは斬新だったなー(笑)
マサルさんでは眼鏡ケースを持ってきてましたけど、今回はちゃんとお弁当箱で、中身が草。
一見するとイジメのように見えるお弁当ですが、パッキーにとってはこれが普通なのも1つのツボ。
そして最後のチンタくんが変態すぎて、これまた笑ってしまいました。
もう悪の組織のボスという威厳がカケラも感じないよw
ZONBIE☆GUNがコミックス部数に置いて、REVERSIを上回るのは前作CROWの影響から。
そこはそのままな理由でしたね。
そりゃあ尾田先生とはいかずとも、岸本先生や久保先生の新作コミックスならば、中堅作家さんの新作コミックスを部数で大きく引き離しても不思議ではありません。
服部さんの分析によると、亜城木の作品には女の子ファンが少ないとのこと。
それこそ2人のイケメンが戦うんですから、人気が出そうなものなんですが、デスノートは意外と低かったんでしょうか?
また、それらをカバーするためにマスコットキャラを出すのはどうかとシュージンが提案。
しかし、それよりもサイコーは息継ぎの回があってもいいとの考え。
銀魂やトリコなどはそれが顕著ですよね。
割と長めなシリーズが終われば、そこから数週は1話完結の話を挟むことが多いです。
ワタシはそういう気楽に読める1話完結の話が好きだったりしますけどね。
あと、今週は加藤さんが連れてきた北見リリカが登場……したんですけど、何だか普通にスルーって感じ?
せっかく大ゴマ使って出てきたのですから、今後もストーリーに絡むんじゃないかと思いますけど…。
ひょっとして、彼女がブログか何かで暴露して、最近流行の声優ファンの暴走話を描くつもりなんじゃ…。
結局死亡したのは銀城とギリコの二名だけですか。
銀城はまだハッキリと死が描写されたわけではなく、ギリコは自動時間操作が出来れば…なんて思っていましたが。
最後には月島も死亡したのかどうか読者の想像にお任せしますENDっぽいですね。
こういった終わり方はヤキモキするものの、嫌いじゃないです。
ハンタ、いぬまる、黒子が面白かったですね。
特にハンタの幽助登場は驚きました。
あといぬまるも新聞に載っている某漫画っぽく仕上げ、黒子は4コマのスタイルと緑間のスタイルを上手く合わせてます。
いつのまに女子寮ってこんなに豪華で厳重になってたんだ!?
ワタシが中学生ぐらいの時は両さんが平気で進入してゴキブリとか放してたような気がするんですが。
藤巻先生がノッてる感じが伝わってきますね。
紫原のプレッシャーを、ぬらりひょんの孫などでよく見られる墨絵っぽさで良い具合に表現しています。
来週はついに巻頭カラー…ってこれは3周年のカラーですか。
試合もあっと言う間に終盤になりましたね。
イカれたブラコン兄貴の登場という展開がハンタとカブってしまったのは、ちょっとした不幸か。
でもファウストが出てきて、アインが恍惚の表情を浮かべ、面白くなってきました。
ジャンプおなじみの大会中止ハプニングからどう転がっていくのか期待します。
なんと密告者の正体はツボネ自身でしたか!!
これは見事に騙されました。
そして、さらにキルアが隠していたルールの秘密も判明。
それは、「ナニカ」は治す時に直接触って願いを叶えた場合、肉体を要求するようなおねだりはしないというもの。
まだ他にも秘密はあるそうで、まだまだ油断は出来ない状況が続きそうです。
そして、ヒソカがテラデインを殺害。
ブシドラも死亡確定で、ルーペも怪しくなってきましたね…。
選挙も大詰めとなり、パリストン、レオリオ、チードル、ミザイストムの4人に絞られました。
チードルとミザイストムは同じ十二支んですから、いざとなれば1つにまとめられそうですが、それでもパリストンには及ばず。
となると2人ともレオリオに票を移せば、パリストンを負かせることはできますね。
問題はレオリオ本人の選挙に対する意見が全くと言っていいほど出ていないこと。
レオリオの知り合いも一人もいませんし、これは先が読めません。
「祢々切丸が完成した。今すぐ秋房のいる恐山に向かうぞ!」
え!?まだ完成してなかったんですか!?
でも秋房は、お気に入りキャラなのでこの展開はちょっと嬉しい。
ワタシは未だに秋房が二代目メルクのように実は女なんじゃと疑っているんです(願望、妄想とも言う)
2巻表紙が半端無く綺麗なんですけど…。
さて、3人目の子供は宙地くん…というよりも、大勢の記憶や気持ちが集合した結果、3人目になったというのが正しいか。
でもこの展開はオカルト要素がちょっと強すぎて、ついていけないかなー。
ジャンプSQ.19夏で応募したアンケ懸賞品、Gまるえでぃしょんのマウスパッドが当選して、年末に届きました!
角度によって絵が変わるタイプみたいですね。
写真で撮ろうとすると、角度の関係から、あるとと玉沢さんのパンツのバランスがどうしても崩れ、
アチラを勃たればコチラが勃たずになってしまうので、結局綺麗に取れたほうにしました。
話はSQ本誌に移りまして、今月は最終回ラッシュでしたね。
しょんぼり温泉、LuckStealer、月華美刃が終了し、機巧童子ULTIMOがSQ19に移籍。
さらにエンバーミングは休載し、るろうに剣心がシリーズ連載として6月号からスタート。
代わりにSQ19組から1/11が連載開始となり、さらに次号からは帝一の國が移籍。
さらに吉野川笑助先生が新連載に。
しかし、そうなるとOUTが5本に対して、INが3つ。6月号から4つ。
どうしても1本、枠が足りないような気がするのですが、読切で埋めるのか、それとも4月号から新連載or移籍が来るのか。
ここ最近ではかなりの大鉈が振られたSQですから、若手の新連載もどんどん始めて欲しいところ。
カラーが7ページも!(実質6ページですけど)
今月は前半のそれぞれの意気込みみたいなシーンで笑いっぱなしでした。
田仁志くんがいつの間にかリバウンドしてて1笑い。
沖縄の5人がハンタの清凜隊を彷彿させる死亡フラグを立てて2笑い。
ガチホモと判明した桑原くんで3笑い。
何故か月夜にサックスを吹く入江で最後の大爆笑w
これはねーよww
年末のオフ会(詳細はコミケレポで)でサラさん他女性陣が爆笑していた理由がこれで分かりました。
嵐丸と桃央のコンビとは珍しいですね。
どちらも肉体派ながら、ベクトルは攻めるタイプと攻められるタイプと真逆ですから、意外と良いコンビになっています。
ラストの勘違いオチは定番ながらやはりニヤニヤとしてしまいます。
ワーグナーさぁぁーんっ!!
前々から死亡フラグは立っていましたが、とうとう…。
良いキャラだったのに死んでしまいましたか…。
しかし、ワーグナーさんは二つのものを残しました。
一つは2人の子供たち、そしてもう一つはジョンが戦うための血液。
ジョンの能力は血を製造・放出だけでなく、放出が製造を上回ったガス欠状態でも血液を他から補給することで戦闘を続行できること。
そして、覚醒するかと思われたジョンの両目に瞳が描かれているシーンは和月先生の作画ミスではなく、ジョンが当時の記憶を取り戻している状態なのではないでしょうか。
だからこそウンゲホイヤーは「…誰だ?」と思わずつぶやいてしまったと。
ところでこのウンゲホイヤーの
(来るか?)「来い!」(来るのか!?)「来おい!!」 → 「…誰だ?お前…?」
は結構汎用性がありそうですね。具体的に言うと外人4コマみたいに、期待したものが来るかと思ったら全然違うものが来た時に。
(来るか?)「来い!」(来るのか!?)「来おい!!」
「…誰だ?お前…?」
SQ19から移籍してきた作品ですね。
簡単に言うとサッカーという舞台で行われる学園群像劇。
当初はサッカーの比率が高かったものの、どんどん低くなっていくのが19時代に読んでて「大丈夫なのか!?」と心配になってました(笑)
今回もサッカーはおまけ程度でメインは演劇部に入った元サッカーチームの男の子がサッカーに戻る話。
途中で瞬君が土下座して 「くそお世話になりましたッ!!!」 と言い出さないかハラハラしましたが、やはり1話でまとめ上げる構成力は鈍っていないですね。
SQを買う楽しみがまた1つ増えました。
読み終わってポカーンとしてしまったんですけど、これって何漫画なんだ!?
ワタシの場合、大抵の作品はジャンル分けして読むのですが、
(念能力の六性図のように、バトルアクション、ギャグコメディ、ファンタジー、恋愛コメディ、スポーツ、邪道と6つぐらい)
これはアクションファンタジーと言えばいいのかな。
許斐先生原作という色眼鏡が無ければ、普通にスルーしてたかもしれません。
ゴリラや鳥、象が擬人化するのかと思ったら普通に暴れるだけだし、コパンが何か特殊能力を持っているのかと思ったら普通に暴れるだけだし。
象が耳で空を飛ぶのはダンボのトレス疑惑だし、ヒロインが布を切り裂いて男を落とすのは世徒ゆ(ry
許斐先生らしいぶっ飛んだ展開を読んでみたかったですね。
西龍の仲間入りは結構嬉しいのですが、それすなわち死亡フラグであることを本当、努々忘れてはいけませんね。
シーザーよろしくでかい石の下に芳芳と紫をかばって潰されてしまったんじゃないかと不安になります。
ただし、彼は植物系の召喚士。
トマトみたいに赤色の血に似た液体を持つ植物をみがわりに敵(及び読者)を欺いた可能性も期待できますね。
第六支部長・幽鬼骸煉も登場。
彼の能力は柱を一瞬で溶かすというもの。
候補としては3つ。
1、炎 2、分子振動 3、化学反応
名前から察するに1が有力候補でしょうか。鬼火とか煉獄などといった炎を連想させる言葉もありますしね。
衝撃の事実!なんと狭山さんはダンスタンの娘だった!!
ここにきて武井先生のぶっとびとんでも設定が飛び出しましたよ。
さらに今週は新キーワード「ICONスーツ」なるものが登場。
マンキンでいうオーバーソウルみたいなものでしょうか。
通常の同時合体であるICON状態とは異なり、痛みを共有せずにさらに速く強く動け、基本性能がアップするようです。
場面は秩父ジュンとルネがいる松本邸へ。
秩父ジュンはいわゆる冷静な気狂いのようで、その分一気に熱量も上がるピーキーなキャラ。
パルドネの珠に攻撃を加え(?)、戦闘不能にする実力は侮れません。
そこで助けにきたのがスロウとその新しい殿の大竹秋津。
運命操作は簡単に言えば、自分はすごくラッキーになり、相手はすごくアンラッキーになるというもの。
ルネ&ジェラスと大竹&スロウでは、性能的にはスロウが若干上なものの、大竹はルネに惚れてるのがむしろ分が悪いと見るか…。
さて、いいところで何とこの作品はSQ19に移籍とのこと。
実質、帝一の國とのトレードみたいなものですね。
武井先生の現在の仕事量を考えると仕方が無いのかもしれませんが、現在最も古参作品であるウルティモが移籍になるのは残念ですね。
ラスボスを倒すのではなく、ラスボスと仲良くなる。
エンディングは1つではないわけですね。
イズミヤとは彼女が到底思い浮かばなかった願いである、消えない温もりにて和解。
松竹梅の3人娘が一緒にいるコマはなかなか感慨深いものがありました。
後半は暴走した銀后を止めるためにカグヤと高野が最後の戦いへ。
なんとかかんとかめでたしめでたしになったのですが、やはりページが足りなかった印象。
せめてあと1話あればイズミヤやキルヒトなどの後日談が描けたでしょうに…。
それはコミックスでの補完を期待したいところですが。
決して長期連載ではありませんでしたが、それでも処女連載のTISTAの全2巻に比べると大きく躍進。
SQの中で最も好きな作家さんなので、是非とも再びジャンプSQのステージに戻ってきて欲しいです。
遠藤先生、とりあえずはお疲れ様でした!!
えー…実は正直に言うと、今回のNEXTは2日ほど遅れて購入してました。
前回は堀越耕平先生と松井優征先生の新作読切、保健室の死神の完結編が載っていたのですが、
今回の目玉はめだかボックス番外編とエニグマ完結編の2つ…。
せっかくのNEXTなんですから、もう1本中堅作家さんの読切を1つぐらい掲載して欲しかったなー。
さて、毎度のことながら感想は第一印象を優先し、長所と短所両方を述べていきたいと思います。
幽霊となった主人公が強くなるために現世で悪霊と戦うストーリー。
ジャンルは王道バトルモノって感じですね。
悪党が人質を取れば、相手の要求を飲むのではなく、相手の動きよりも早く助けるという思考回路は単純明快で素敵。
絵も上手いと思いますし、ヒロインも可愛くかけている思います。
ただ、ストーリーや演出などが若干古臭く、読んでて盛り上がりに欠けていた感は否めませんね。
とにかく野球が好きなんだなと思われる福田エイヂ先生が作画をされている作品。
福田先生の名前は割りと何度か目にするのですが、なかなか連載にはならないですね。
さて、内容は野球とSFを掛け合わせたような作品。
普通のスポーツものとは異なり、宇宙のTV局が関わることでトンデモ演出が可能になってますね。
ところが主人公はそんな力を拒否。
正確に言えば、動きを強制させて、いわゆる 『身体に覚えさせる』 を敢行して力を手に入れます。
この点は少々ご都合主義が感じられましたが、全体的には楽しく読めました。
女の子2人も可愛いですし、何よりいわゆる悪人がいないのが良いですね。
毎回スポーツ読切では口が酸っぱくなる程言っていますが、敵役はいても悪人はいちゃダメなんですよ。
今回のカチューシャの女の子も商売敵なだけで悪役じゃないですからね。
また、唯一の不快要素である灰原先輩も早々に退場しているので被害も最小限。
これは連載でも読んでみたいですね。
青戸成先生も多くの読切を発表しながら、なかなか連載デビューとならない苦難の続く作家さんですね。
今まではバトルやアクションものが多かったような気がするのですが、今回は心機一転ラブコメモノに。
物語は死神に取り付かれ、不幸をバラ撒く女の子を好きになった男の子が奮闘するというもの。
画力や読み易さという点では、他の新人さんに比べて大きく勝っていますね。
大ゴマでこれ見よがしに挿入されるパンチラではなく、小さなコマで小さくさりげなく魅せるパンチラがディモールト良い。
主人公のネガティブ体質が後ろ向きながらも先見性があるという矛盾を成立させて、死神から守る展開は、連載となれば作者が頭を使うことになるんじゃないでしょうか。
その死神のキャラは賛否両論かな?
親近感が湧くキャラは好きなものの、本当に死神ならもっと狡猾にやれよ、というメタ的な視点でも見ているワタシがいます。
アクションバトルモノでしょうかね。
ただし、特別な能力などは無く、戦場格闘技によるもの。
画力はお世辞にも高くなく、ストーリーもあまり盛り上がるものでは無かったというのが正直な感想。
軍人女性が 「…くやしいっ」 と涙を流すシーンは個人的な趣向としては嫌いじゃないんですが、やっぱり画力のせいでいまひとつ。
むしろ助っ人に来た捕虜たちがイイ奴で微笑ましかったです。
一番面白かったのが袋にとじられてないパッキーだったなんて…。
思わず第1話を読み直してしまいました。
でも他のがつまらないわけではなく、オチこそ弱いもののほのぼの日常が垣間見れて面白かったです。
ゾンピパウダー懐かしいなー。もう12年も前なのか…。
あ、ちなみにゾンビパウダーは久保先生の専売特許じゃあなく、死者を甦らせる粉として一般的な名詞のようです。
むしろゾンビパウダーよりも男女逆転エンバーミングと言ったところ。
儀式の副作用でココロとマイルスが決して話す事ができないのがミソですね。
何の為にあるのか分からない愛の交換日記の意味が分かった瞬間に感じるカタルシスが良かったです。
そしてオチもその副作用にからめてレコードを残すあたり、心憎い演出です。
ただ、設定やキャラは良いものの、画力やアクションシーンは要努力。
「1日にざっと300人は脱獄してくる」
「多いな!」
いや、多すぎるだろ!!(笑)
後に説明されたカラクリを読めば納得ですけどね。
画力は高く、キャラも少年、おっさん、お姉さん、男の4人いるもののバランスが取れています。
バトルシーンも動きのあるコマ割りで実に爽快。
欲を言えば、走馬が徒手空拳、ジュンがスタンガン仕込みの十手、アラマキが刀なんですから、ポンは拳銃ぐらい持っていて欲しかったかな。
賞金稼ぎとしてはサボっていても、島の刑務官としては一流とかそんな感じが見たかった。
ギャグラブコメですね。
ギャグ成分が強いので47ページは少々クドかった印象。
ストーリーはテンプレートなのでクドい割りに読み応えは無かったです。
あと、ゼロ解答試験というのは興味深かったです。
他にも、やっぱり連載中のニセコイに出てる集英組は出せないのね(笑)
四葉のクローバーの件がきっかけだったシーンはちょっとジーンときました。
九十九神は昨今の読切ではポピュラーになりつつあるジャンル。
あえてそれを選んだからには、それ相応の覚悟 (過去作との比較) があるのだろうと思って読みましたが、期待に応える面白さだったと思います。
過去の九十九神モノに比べると、彼らがより人間に近く、いわゆる擬人化されているのが大きいですね。
個人的に最も盛り上がったのは、主人公の健司が一気に九十九神を見た見開きシーン。
マンキンのまん太が初めて幽霊を見たシーンを思い出しました。
木の九十九神であるシロが日光浴で怪我が回復したり、身体能力が上がる設定は連載向きであり、バトル向きでもありますね。
五行思想で言えば、木は金に弱く、連載で刃物の九十九が出て来たことを想像すると面白いです。
逆に水、あるいは光を発生させる九十九とのコンビとかも。
苦言を呈するなら、わざわざシロをハーフにしなくても良かったんじゃないかな?
シロが人間に見えないと話が進まないからという理由もあるのでしょうが、
そこは年齢を重ねたり、力(想い)の強い九十九は人間にも見えるとか、そんな設定でも良いと思いました。
実際、学校の九十九であるイクメ先生は人間にも見えてるみたいですしね。
スポーツ(ラクロス)とラブコメのハイブリッド作品。
まず、第一にラブコメとして最重要な女の子の可愛さは問題無し。
お色気もあざといながら、パンチラと胸にうずめるシーンを挿入。
主人公にも嫌悪感を覚えること無く、よく出来ており、ラブコメとしては及第点以上の出来だと思います。
ただ、ラクロスという珍しいスポーツを取り上げていながら、その説明はかなり簡略化されていたのが残念です。
あ、決して試合までの過程がダイジェストで流れたことが不満というわけではないですよ。
あれは去年WJ本誌に掲載された競技ダンス部と同じく上手い手法だと思います。
残念なのはラクロスというスポーツがどんな競技なのかというのが端的にしか伝わってこなかったという事で。
また、主人公がサッカー部に戻ってしまい、読切で完全に終了してしまいましたね。
連載になれば是非とも女子ラクロス部に男子マネージャーという、ジャンプ版少女ファイトのような感じにして欲しいものです。
ちなみに一番ウケたのはサッカー部のツンデレ部長でした(笑)
あとSQ19を読んでいる身としては、今月から始まった 1/11(じゅういいちぶんのいち)を別視点で読んだような感覚。
純粋なギャグ枠はこれ1本ですか。
結論から言うとすごく面白かったです!これはアンケに入れよう。
あっさり目で読みやすい絵柄、そうかと思えば読み応えのあるボケとツッコミのハーモニー。
プリキュアを観ている者ならば誰もが知っている、ホワイトタイガーさんは皆紳士という設定。
拳はおろか、爪や牙ですら語らず、名刺から始まる営業トークで事を収めるのが素敵。
白黒の動物しか話せない制約が吉と出るか凶と出るか。
一応、アルビノという特別な存在もいますから、なんとかなりそうな気もしますが、今後は動物なら何でものほうが話の幅は広がりそうです。
こちらはラブコメよりのバトルものと言ったところ。
どちらかと言うとWJよりもSQ向きな絵柄と設定に感じました。
もっと正確に言うと、原田重光原作って感じ(笑)
話の骨組みはどこかで読んだことがあるようなテンプレですが、そこに童貞を絡めてくる意外性は高いです。
童貞力で言えば、30代半ばぐらいの方が強いんじゃないの?と思いましたが、学生のほうが興味津々性欲ギンギンだから高いのかな?
女の子は可愛いものの、露骨なパンチラは無く、台詞やその他の部分でエロさを醸し出すやり方がなかなか粋ですね。
しかし、それもNEXT!掲載だからこそ。
SQに掲載してリミットブレイクすれば、面白さが何倍にも膨れ上がる可能性を秘めているように思います。
今回のアンケは、GBS、すずもり、馬車馬カルテット、九十九、クロス・マネジ、パンダキョウ、メガトンチェリーの7作品から3つを選ぶ難産でしたかが、
厳選の末、GBS,パンダキョウ、メガトンチェリーにしました。
全体的な傾向としては、純粋なギャグやスポーツものが少なく、ラブコメ要素も取り入れたりしていますね。
その分、アクションやバトルものが増えた印象でしょうか。
ジャンプ感想サイト 更新チェック(byすきまさがしさん)