『まんがちゃんぽん昔ばなし』
タイトルの通り、今週はもて王風な昔ばなしをちゃんぽんで楽しむといった感じでしたね。
やはりこの作品の根本に存在する『桃太郎』が大きく比重を占めていることが分かりました。
他にもシンデレラやマッチ売りの少女などの日本ではない昔ばなしも加えて、華を添えています。
ただ、せっかくのオムニバス形式の話にも関わらず、登場人物に偏りがあったように思いました。
もちろん太臓や矢射子のように物語の主役となるキャラは構わないのですが、
それらを飾る脇役のキャラはもう少し登場させて欲しかった気がします。
大木姉弟の兄妹ネタ（ヘンゼルとグレーテルとか）や、坂田の金太郎ネタなども見てみたかったですねー。
あと打ち出の小槌ネタは静ではなく、矢射子や谷円の方が分かり易かったのではないかとも・・・・・。
静のリボーン元であるスピンちゃんの管理人さんも胸が大きい設定でしたから、その影響かしら？
さらに今週はパロディを用いた作品と、用いない作品のギャップが大きすぎました。
冒頭とラスト付近のジョジョパロはあまりにも濃く描かれているにもかかわらず、
途中の作品はパロディをほとんど用いていませんでした。
今までの話ではパロディが無くとも、ボケとツッコミの小気味の良いキャッチボールで
質の高い内容になっていたのにオムニバス形式と４コマ漫画にしてしまうことによって、
どうしてもボケとツッコミが一方通行になっているような気がします。（例えが下手でスミマセン）
今回は今までのストーリーの展開とは大きく異なったものでしたね。
もちろん読む人によっては千差万別だと思いますが、皆さんはどうでしたでしょうか・・・？
さて他に目新しい情報と言えば、とうとう真白木の舎弟（リーゼント）柴の名前が明らかに。
名前は『柴倫太郎』。
変換すると
『縛りん太郎』？
明日のジョーに出てくる『ねじりん棒』のような変換の仕方でいいのでしょうかね・・・？
そう考えると第２章での縛りネタに絡めての名前ということに。
あと、かなり強引過ぎる考えですが、柴と太で柴犬も意識しているのかしら？（のび太≒のび犬論）
相方の小城は現在では犬種のコーギーということになっていますが、
今後のキャラ付けによってどのような名前が登場するのか楽しみですね。
『柴倫太郎はアニメ監督のりんたろう氏ともかかっているのではないでしょうか？りんたろう氏は「まんが日本昔ばなし」に関わっていたと思うのですが・・』
単純に『りんたろう』という名前がカブっただけだと思います。
『り』や『る』で始まる名前としては『りんたろう』がベストだったのでしょう。
あ。でも司馬遼太郎は少しかかっているかな。
以下、ジャンプ１４号掲載順位ネタバレ（気になる方はCtrl+Aなどで反転してお読み下さい）
週刊少年漫画＠２ｃｈの『ジャンプ打ち切りサバイバルレース』より転載。
14号う〜ん・・・みえるひととタカヤより上であることは嬉しいのですが、やはりもう一押し足りない感がいなめません。
Ｄ．Ｇｒａｙ−ｍａｎ、Ｈ×Ｈが長期休載に入っている中、いきなり打ち切られるような事はないと思いますが、
それでもべしゃりとこち亀よりは順位は上であって欲しいというのが本心です。
考えてみると今まで順位が低かったデスノは映画化によってかなり上昇しましたし、
ペンギンもツギハギもまだまだアンケの影響は出てきません。
現状が一番キツイ時かもしれませんね。やはりここでもう一押し！！
元ネタ解説
※Ｗｅｂ拍手・掲示板から頂いた情報 ※WEB拍手・掲示板から頂いた気になるネタ＆パロディと疑わしきネタＰ１のタイトル
『まんがちゃんぽん昔ばなし』
元ネタは『まんが日本昔ばなし』。
今回は写植ではなく、描き文字でのタイトルであり、その文字も合わせてパロディにしているあたりは『さすが』と思いましたね。
ちなみにちゃんぽんとは、お酒などを多種多様に飲み合わせる事をいいます。
（※当然ですが長崎ちゃんぽんとは全くの別物）
よって今回のオムニバス形式のストーリー展開を暗示させているのですね。（暗示というよりはそのままかな？）
太臓のコスプレや悠の龍も同じですね。ただボールスライムの存在意義がよく分からなかったり・・・。
同じくＰ１の１コマ目の
宏海
『ぼうや〜♪』
元ネタ上記の『まんが日本昔ばなし』のＯＰの歌詞にある
『ぼうや〜よいこだ ねんねしな〜』と
『機動戦士ガンダム』第１２話ジオンの脅威での『シャア・アズナブル』の台詞
『ぼうやだからさ』のシーンですね。
サングラスに映る人影はギレン総帥です。細部までこだわっていますねぇ〜。
いきなりですが今週のＭＶＰ（Most Valuable Parody）ですね。
ジョジョパロも面白かったのですが、今回はこれが一番。
あれだけアクセル全開で描かれたジョジョパロも当然面白いのですが・・・・・・。
むしろこういう上手くかけ合わせたパロディの方がワタシは好きですね。
Ｐ３
宏海
『え！？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『な・・・・・・・・・・・・中から出てきたのは・・・・・・・・・・・・』
『おれだったァ―――今 桃を切ろうとしていたのにィ〜〜〜』
悠
『超スピードとか！催眠術じゃあだんじてない！』
ドン・ブラコ
『「世界ッ（ﾜｰﾙﾄﾞ）」！？』
温子
『野郎・・・おもしろくなってきたぜ』
元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』第３部２７巻『ＤＩＯの世界 その��』でのヌケサクとジョースター一行。
太臓の召喚設定を上手く活かしたネタでしたね。
ドッペルゲンガーも宏海の背後にしっかりといました（指摘されて初めて気付きましたが・・・・・・orz）
Ｐ２で違和感のある紹介をされていたドン・ブラコもこの花京院の役をするためだけに登場させられたのでしょうね。
花京院に限らず、サングラスキャラをパロディにし易くするためにも、もて王本編にサングラスの新キャラが欲しいところです。
（※一応、第１８章で宏海がサングラスキャラ（ﾊﾞﾝﾃﾞｯﾄﾞ･ｷｰｽ）のパロディにはなっていますが、これも変装といった特殊な例）
Ｐ６の１コマ目
ナレーター
『さらに旅を進めると もてる呪文を唱えてもてもてのキジがいました』
木嶋
『俺様の美声に酔いな』
ナレーター
『次の日 キジは記事になっていました』
元ネタは『渋谷博仁』のもてる呪文（催眠術）で複数の女性を囲いものにし、逮捕後記事にされた事件と
『テニスの王子様』で『俺様の美技に酔いな』と発言した『跡部様』ですね。
第２５章での『もて仙人』はニュースとのタイムラグがほとんど無かったので偶然の可能性が高かったのですが、
今回は限りなく彼を意識してのネタであったような気がしますね。
余談ですが跡部様の中の人である『諏訪部順一』さんがアフレコしているキャラは何かを期待させてくれます。
『偶然だと思いますが、アニメで跡部は
「俺様の美声に酔いな」と木嶋と全く同じ台詞を言ったことがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=jHNtFPHbadI』
＞「俺様の美声に酔いな」ってのは藤吉・・（蹴 ﾃﾆﾌﾟﾘの作者さんがいってたような気がします
情報ありがとうございます。
正直驚愕！ですね。実際に諏訪部さんが発言していたとは・・・。
Ｐ６の５コマ目
夕利
『好きだっちゃ』
元ネタは高橋留美子先生の『うる星やつら』の『ラムちゃん』の口調。
当然ですがラムちゃん本人にレズッ気はありません。多分・・・・・。
Ｐ１１の１コマ目
『シュババババーン』（マッチを擦る音）
元ネタは『ボイスラッガー』に登場するキャラクターが用いる必殺技『ソニックウェーブ』の掛け声ですかね。
ウィキペディアの説明によるとコアな深夜番組であったようで、是非とも観てみたかった作品ですねー。
それにしても豪華過ぎる出演陣だ・・・・・・。
Ｐ１２の４コマ目
矢射子
『それともこのスーパー「カメユー」で税込２８１４円のＧカップ用ブラジャーですか』
元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』第４部に登場する『ＫＡＭＥＹＵ ＭＡＲＫＥＴ』ですね。
以前から第１６章、第２８章でチラっと看板は見えていたのですが、
もて王の世界にも存在することが分かりました
これはもうほぼ確定でよろしいですね。
Ｐ１３〜Ｐ１４
元ネタは２ページ丸々『スティール･ボール･ラン』＃１１『最終直線残り１，０００メートル』のラスト。
確かにＳＢＲも昔ばなしの類にはなりますが、タイトルがそのままＳＢＲなのに吹きましたｗ
（おまけにウルトラジャンプ連載にかかわらずコミックス宣伝が前ページにあるし・・・・・・）
『ただ単にＳＢＲを模写しただけ？』
と油断していたら実は『ウサギとカメ』というオチに。
太臓の歯も
『ＥＲＯＥＲＯ ＴＡＩＺＯ』と芸が細かいです。
ただ本来スタートであるところをオチに持ってきた事は面白かったのですが、
今回のパロディは人によっては『やり過ぎた』感じがあるのではないでしょうか？
ジョジョパロディを好むワタシですら少し胸焼けするような気がしました。
冒頭のヌケサクネタもそうですが、ここまで濃いネタを持ってこられるとスピンちゃんでの名言（迷言？）
『ダメだぁジョジョネタしかうかばねーー！！』が思い起こされて不安が募ります・・・・・・。
ネタ切れでないことを心から祈ります。
あ。あとカメが睡眠薬でウサギを眠らせるというネタは同じ内容の作品があったとしてもパロディではなく、
あくまでネタがカブったという考え方の方が自然でしょうね。ここまで荒木風を持ってこられると。
わざわざ教えて頂きました。
やはり２作品以上ありますし、パロディとすることはできそうにありません。
さらに太臓のゴーグルっぽいのはブラジャーのようですね。
Ｐ１５
くまの子見ていたかくれんぼ〜♪おしりを出した子一等賞〜♪
夕焼けこやけでまた明日〜ま〜〜たあ〜し〜た〜♪
元ネタは『まんが日本昔ばなし』のＥＤの歌詞。
まぁ、当然と言えば当然の結果ですよね(笑)
第２章でも太臓は警察官らに連行されています。
案外新キャラとして警官や刑事（うっかり召喚間界人を見られてしまうようなシチュエーション）が
登場しておかしくはないかも・・・。
＞馬に顔を蹴られた男は花の慶次に出てましたね。松風にけられた（しゅめ）でしたっけ？
『馬に蹴られた太臓の顔って「花の慶次」にこんな顔の忍者いなかったっけ？
パロディかどうかは怪しいけど』
馬に蹴られて顔面に跡が残るというのは色々な漫画にありそうでないような・・・
そもそも馬が登場する漫画が少ないのでしょうかね。
『桃太郎２の鬼ヶ島。「ドラえもんのび太と海底鬼岩城」の鬼岩城の外観そのまんまじゃないですかい？
ビデオのラベルにもちょこっとでていますよ。』
『あいすシンデレラに凍らされた真白木さんは「ダイの大冒険」でフレイザードに凍らされたレオナ姫ではないでしょうか？ポーズがそっくりなので……』
『柱の宣伝の「業界大激震!!」は、
『ストーンオーシャン』での煽り文句にもありました。
http://atmarkjojo.org/aori/aori3.html#13』
ドラえもんとダイの大冒険は該当する巻を購入して確認してみたいと思います。
※追加更新
上記のドラえもんとダイの大冒険ですが画像はこちら。
まずはドラえもん。
次にダイの大冒険。
双方ともに似てはいるのですけどねぇー。
パロディと断定できないのが辛いところです。
Ｐ２の１コマ目
『ブラジャー評論家ドン・ブラコ』
見た目は似ても似つかないですが、ファッションデザイナー『ドン小西』もかかっていますかねェ〜？
結構強引な解釈ですけど・・・・・・。
情報ありがとうございます。
響きや語呂を考えると『ドン･ムラコ』の方がパロディとして信憑性がありますね。
『なるほどＴＨＥワールド』は一体どういう意味でしょうか？
似たような外国人が出演していたのでしょうか？
Ｐ５の２コマ目〜
『猿は去る』『キジが記事』
上記の二つはあるものの『犬が居ぬ』は出てきませんでしたね。
唯一のお供である一が矢射子の元から離れてしまったら、さすがにマズイので省略したのでしょうね。
キジはともかく猿や犬は結構使い尽くされたネタなのですよね・・・。
あとこのような意見も頂きました。
＞桃太郎２の真白木には「猿はクールに去るぜ」と言ってほしかったです（笑）
うわぁーピッタリ。コミックスで修正されないかしら・・・？
Ｐ９の４コマ目
太臓
『あー これがせめてあいす姫の浴室を掃くほうきのワラだったら・・・』
『姫』とつくと、あいす（というかぬ〜べ〜のゆきめ等の雪女キャラ）のモチーフとなっている『雪子姫』を思い出しましたね。
Ｐ１１の３コマ目
モホーン
矢射子
『冗談じゃないわよ！あんな腐ったマッチ知るもんですか！』
これもパロディではありませんが、ＢＬを意識した描き文字と藤吉さんを意識させる矢射子の台詞ですね。
しかし、矢射子の乙女化が止まりませんねー。ニヤニヤしながら読んでいました。
でも放火はダメ！絶対！！
＞「腐ったマッチ」のマッチって「組み合わせ」って意味のマッチにも掛かって、、いたらいいなぁ。
＞マッチ売りの放火というのは、「火のないところに煙を立てるのが腐女子」っていうのからきてるのでは？
マッチというだけで他にもいくつか考えられる意味合いがあるようですね。
＞お尻に顔といえば忍タマ乱太郎の第一話の父上を思い出しますね。
＞太蔵のしりの絵が世紀末リーダー伝たけしのコジローに見える
『犬のお尻はゲドーくんにでてきたイヌモドキアリクイですね。』
あの手の犬の顔は他の作品にも多数見られるので断定はできませんね。
＞放火はオインゴ・ボインゴ戦のポルナレフのタバコポイ捨てのパロディでは？
＞矢射子の放火はポルナレフでは？
コミックスを確認しましたが、画も台詞もパロディではないと思われます。
＞警察に連行されるのは、ギャグ漫画日和のうさみちゃんのパロだと思います。
＞>『むかーし昔の物語・・・！！』 ドラゴンボール１巻もそんな感じの始まりだった気がします。気のせい
『太臓が警官に連行されるシーンって、どうしても「捕獲された異星人」の写真を思い出してしまいます。』
『ドン・ブラコについてですが特捜戦隊デカレンジャーの怪人にザブン星人ドン・ブラコというのがいました。
ただ名前以外は全く一致する点がないので、ネタがかぶってしまったと考えるのが自然で、やはりドンブラコ→ドン・ブラコ→ドン・小西→ファッション評論家→ブラジャー評論家となったという考えでいいと思います。』
冒頭ハシラ
『むかーし昔の物語・・・！！』
前回のあらすじ
前回のあらすじはありませんでした
中盤ハシラ
『☆「もて道」八段に挑戦中！！大亜門先生の作品が読めるのはジャンプだけ！！』
『☆ＪＣ（ｼﾞｬﾝﾌﾟｺﾐｯｸｽ）『太臓もて王サーガ』�■碍遑各�（金）発売！！あの先生の推薦文に業界大激震！！』
ラストハシラ
『こうして太臓王子は在るべき所へ帰りましたとさ。めでたし×２（世間的に）。』
来週予告
『慟哭！！太臓達に遅いかかる新たなる刺客に悠が！？』
ラストアオリ
ラストアオリはありませんでした。
巻末コメント
『今週金曜にＪＣ２巻がでます。帯付きを確認してからの御購入をお勧めします。』
とにかくコミックスの紹介文が目立ちますね。
やはり帯は荒木先生なのでしょうか・・・。
すでに情報が出回っていてもおかしくはないのですけど・・・・・・。
齋藤担当の目次コメント
齋藤担当の目次コメントはありませんでした。
