『魔法少女しげはる』

※感想を飛ばして元ネタ解説を読む場合はコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*魔法少女の設定

本誌での予告から主人公が魔法少女に変身することは分かっていましたが、
もて王と同じようにごく普通の男の子が不思議な世界からの住人(今回も間界の一部?)により、
不幸な運命に翻弄されてしまう感じでしたね。

魔法少女を扱った作品は、魔法という力で、
ある程度ストーリー上の無茶も効くのですが、
そこには必ず何かしらの制約がつくものです。
魔法少女しげはるにおけるその制約とは『恥辱』
変身前も亀が股間にくっついていて恥ずかしい、変身する条件も恥ずかしい、正体がバレれば当然恥ずかしい。
どれだけしげはるを辱めるつもりなんでしょう(笑)

そして目的は人の悩みの種をそのまま種に具現化し、回収すること。
種は悩みの種類によって大きさや形、色なども変わってくるのでしょうね。
若干ハニーバニーの理不尽さが目立ちましたが、
それに素直に従っちゃう しげはる は本当お人よしと言うか・・・。

あと、思い出すのが主人公のサイダネ(才能の種)を探し出す花咲天使テンテン君。
やってることは全く逆なのですが、根本的には似ているような気がします。

とにもかくにも普通の魔法少女ではなく、男から女へメタモルフォーゼでトランスフォームな設定は良いと思いました。
今回だけでも男状態の恋愛(しげはる→智乃)と女状態の恋愛(ゴライアス→しげはる)の2つを盛り込めましたからね。
読み切りという少ないキャラで進めなければいけない状況で、非常に効果的だったと思います。

 

*登場キャラクター

それぞれ名前の元ネタやそのキャラクターを語ってみようかと思います。

・宇佐見茂栄(魔法少女しげはる)

名前は宇佐見=うさみ=ウサミミ、茂栄=もえい=もえ。
合わせてウサ耳萌えでしょうね。
キャラクターは宏海のような流されツッコミキャラを基本に、宏海には無かったヒロインへの憧れ設定も加えられています。
やはり先生の作品ではこういうキャラを主軸にするのが合っているのでしょう。
もて王では太臓が主人公のはずが、いつのまにか宏海が主人公になっていましたからね。
(申し訳ありませんが、ここでドラえもんとのび太等の主役・主人公論は持ち出さないで下さい。過去に何度もありましたので)

しげはるはツッコミ&主人公&ヒロインという、作中における重要なポイントをいくつも持つキャラですから、
本当使いやすいキャラなんだなーと思います。 

変身後の外見はもて王での居成陽子、字戸井萌を足して2で割った感じでしょうか。
獣的な要素と髪型は陽子から、顔のパーツや名前は萌から。
もて王8巻をお読みになった方はご存知かと思いますが、
2人ともせっかく出した新キャラなのにほとんどキャラの掘り下げも行われず、
かなり不遇な扱いになってしまっていたので、先生も心残りだったのかもしれません。

あと変身前の眉毛が大先生のキャラでは結構珍しいタイプだなーと思いました。
もて王でもそんなにいませんでしたよね?眉毛が太いキャラって。(真白木さんがちょっと太いぐらいで)

 

・キト

出たー!!
名前と存在からしてダブルセクハラな素敵亀。
名前の元ネタはもちろん亀頭からでしょう。(※下ネタなのでクリックする際は自己責任で)

ポジション的には翠の精子のような魔女の使い魔です。
精子が出木杉くん並に出来た使い魔だったおかげで、そのギャップが良いですね。

エロ一直線でしげはるの股間を膨らませたり、何気に恒雄にツッコミを入れたりと結構好きな亀ですね。(好きな亀って何だろ?)
特に「もんでやれ!」のコマはどうみてもチンコです。本当にありがとうございました。

しかしまぁ電王のウラタロスもそうですが、最近の亀はエロいのがデフォルトなんでしょうかね(笑)

 

・ハニーバニー

事の発端の張本人。
名前の元ネタはやっぱりキューティーハニー(如月ハニー)とバニー(うさぎ)からでしょうか。

キャラクターはもて王などにはいなかった自己中心的な大人の女性ですね。
もて王の書き下ろし漫画を読むと、どうしても柴田亜美先生を連想してしまいます。(ある1コマは顔もソックリ)
もちろん柴田先生が自己中心的という意味ではありませんが、
大先生にとって大人の女性のイメージが柴田先生なんじゃあないかなぁ・・・と思ってしまいます。

到底良い人とは言えない人物なのですが、どこか憎めないのは作品唯一のお色気キャラだからなのでしょうか。
あと個人的に電王ネタと肉ネタで登場したのも好感度が上がっている要因だと思います(笑)

 

・桜木智乃

いわゆる正統派ヒロイン。
名前の元ネタはこの子だけ分かりませんでした。
う~ん・・・悔しいなー。

さて、正統派ヒロインと言えば聞こえはいいかもしれませんが、
それは強烈な個性が無いからですよね。
例えば矢射子だと暴走、あいすだとサディスティックと言った個性があるヒロインでした。
桜木さんは過去の作品から言えば、一九ポンチ咄の桂さんが最も近いキャラかな。
胸が無いのを気にするといえば、あいすを思い出しますが、
あいすほどの魅力があるかと聞かれれば、正直に言うと感じられず。

まぁ、もともとしげはるもヒロインの要素を少なからず含んでいますから、
むしろこれくらい控えめな方が良いのかもしれませんね
あと読切ということもあり、どうしてもキャラの掘り下げが制限されてしまうことも原因でしょう。

矢射子のように連載途中でキャラが固定した例もありますし、
この子は連載後にどうなるのか最も気になるキャラですね。

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>しげはるの桜木智乃はカードキャプター桜木之本桜のもじりではないかと思います。
>もう言われているかも知れませんが、『桜木智乃』は『木乃本桜』じゃないでしょうか?CCさくらの。
>桜木智乃→さくらぎともの→きのもとさくら→木之本桜。つまりそーゆーことです。

『桜木智乃は『カードキャプターさくら』の主人公、木之本桜が元では。』

『桜木智乃はたぶん
桜木智乃→木乃智桜→きのともさくら→きのもとさくら→木之本桜(カードキャプターサクラ) ではないのでしょうか?』

 

>桜木智乃の名前はスラダンの「桜木」からでしょうか、体育でバスケしていますから・・
>声優に桜井智と言う方がいます。

『個人的には、作中バスケをしているので「スラムダンク」の桜木花道と、智乃花(とものはな)から来ているのかなあと思っていました。
スポーツがらみで・・・』

皆様情報ありがとうございます!
そーかー、CCさくらかー。確かにこの作品も魔法少女ものに分類できますし、ほぼ間違いないでしょうね。

 

・ゴライアス&恒雄

大先生の作品ではもはや定番とも言えるジャイアン&スネオキャラ。
もて王と一九ポンチ咄と今回とでハットトリックですね。スピンファミリーを超えました。

ゴライアスの元ネタは巨人【ゴリアテ】の英語発音から。
ゴリアテと聞くとラピュタを思い出す方も多いでしょうが、
ゴライアスとは巨大な生物などの名前につけられることが多いらしく、
ジャイアントパンダなど、同じく大きな種族につけられやすいジャイアント≒ジャイアンが繋がってくるわけですね。
外見的にはパンチパーマ(アフロ?)、何故か顔に2本の線、
さらに1000万パワーを彷彿とさせるたくましいボディーからバッファローマンがモチーフかな?

しかし外見とは裏腹にウサ耳に反応したりするあたり、なかなか可愛らしいキャラですね。
この人も基本的に何もしていないのに被害者なところが読者に好感度をもたらします。
もて王の真白木さんから変態性を薄めて、男らしさをアップさせた感じでしょうか。
無論、連載となればどんどん崩れていくのでしょうけど(笑)

恒雄はそのままにスネ夫から。
もて王や一九ポンチ咄に比べるとかなり強烈な外見になっています。
ここまでくるとH×Hのキメラアントぐらいでないと・・・。

こちらは特にストーリーに絡むこともなく、
ちょっとしたBL疑惑が浮かんで終了。

 

*パロディ

良い意味で相変わらずなジョジョネタに、肉ネタを織り交ぜつつ、DB、テニスで決めるという流れでした。
最後の肉ネタ→DBネタ→テニスはちょっとテンポが悪いような気もしましたね。
やっぱりあの焼肉シーンはどうしてもパロディにしたかったのでしょうか。
額に肉というネタも最初の呪文が肉ネタということを理解していないと100%笑えないのが辛いところ。

 

*下ネタ

もて王でも割と下ネタはありましたが(キノコ狩りの話など)、今回はそれをはるかに凌駕する下ネタでした。
だって初めから股間が亀になってるんですもの(笑)
先生的には低年齢層を意識したのでしょうか?
高年齢層には懐かしのJOJOネタ、肉ネタ、DBネタで攻め、低年齢層には下ネタを。
確かに低年齢層にウケるというのは理屈じゃないですよね。
かと言ってボーボボのようなハジけた勢いは大先生の領域ではありませんし・・・。
このあたりのバランスは本当に難しそうです。

 

*今後の展開

アンケートの結果が良ければ再びジャンプで連載になると思われますが(それが魔法少女しげはるとは限りませんが)、
悩みの種を回収するという設定は連載向けかな?
少なくとも太臓が女性にモテるためにやってきたという設定よりははるかに脱線しなさそうです(笑)
しかし、結局脱線したほうがもて王は面白かったですから、
しげはるも種の回収ということに囚われることなく、友情や恋愛、ライバルの魔法少女など描いて欲しいですね。

あ、でも友情も恋愛も結局は悩みの種が絡みそうですし(友情はケンカなどで気まずかったり、恋愛は告白できなかったり)
さらにライバルの魔法少女も種の奪い合いなどで話が展開出来そうです。
何気にこの 「悩みの種の回収」 という設定は使いやすいのかもしれません。

さあ!皆様、この作品を連載で読んでみたいのならば是非ともアンケートを出しましょう!!!

 


元ネタ解説

※管理人の気になるネタ

※Web拍手・掲示板から頂いた新規ネタ情報

※WEB拍手・掲示板から頂いた気になるネタ&パロディと疑わしきネタ

※アオリ・ハシラ・予告・巻末コメントなど

※今週登場したパロディの元ネタコミックス&DVD情報


P1
しげはる
『DIOのスタンドを体験したポルナレフといったところだろうか
 体験したというよりはまったく理解を超えていた。
 あ・・・ありのまま今 起こった事を話すぜ!
 僕は便器の前で用を足そうと思ったら・・・
 用を足そうと思ったら―――
 股間が亀になっていた!!!』

ハシラ
『恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・』

元ネタは【ジョジョの奇妙な冒険】第27巻「DIOの世界 その③」での【ポルナレフ】
【ジョジョの奇妙な冒険】第27巻「DIOの世界 その③」

【ジョジョの奇妙な冒険】第27巻「DIOの世界 その③」
1ページ目からいきなりジョジョの奇妙な冒険ネタとは・・・。
そのパロディの切れは錆び付くどころかますます研ぎ澄まされているようで安心しました。
ちゃんとハシラもネタになっててベネ。

 

 

P5の4コマ目
キト
『気が付けば自分に言い訳をして心とは裏腹な生き方してねーか?』

元ネタは七星闘神ガイファードのOP永遠の誓い
JASRAC申請があったのでかろうじて分かりましたが、
もし表記されていなければおそらくスルーしていたでしょう・・・。

 

 

P6の4コマ目
キト
『イソップ物語じゃないウソップだ』
しげはる
『ウソかよ!』
キト
『違った。まそっぷだ』
しげはる
『ギャグマンガからは取んなよ!』

元ネタは【ONE PIECE】【ウソップ】
【ギャグマンガ日和】第5巻第85幕「ソードマスターヤマト-誤植編-」での誤植『まそっぷ』
【ギャグマンガ日和】第5巻第85幕「ソードマスターヤマト-誤植編-」
確かに先生の作品では基本的にギャグマンガのパロディは少ないと思います。
ギャグマンガ日和なら、どっこいおむすびくんぐらいでしょうか?

 

 

P7の1コマ目
P7の1コマ目
しげはる
『わ゛―――ッ!!!何タロス!!?』

元ネタは【仮面ライダー電王】【イマジン】
仮面ライダー電王 DVD vol.1より
しげはるは『何タロス!?』とツッコんでいるのでとりあえずモモタロスの画像を用意しました。
他にもウラタロス、キンタロスなどが同様に下半身と上半身が分かれている場面がありますね。
契約していないイマジンは実世界に具現化することが出来ず、上半身と下半身が分かれてしまい、
さらに身体は砂のようなもので出来ており非常に脆いです。

 

 

P7の3コマ目、4コマ目
P7の3コマ目、4コマ目
キト
『フッ 甘いな。両足だけの断頭台じゃ虫も殺せやしないぜ』

元ネタは【キン肉マン】文庫版第10巻「悪魔のまぼろし」での【キン肉マン】
【キン肉マン】文庫版第10巻「悪魔のまぼろし」

【キン肉マン】文庫版第10巻「悪魔のまぼろし」
下半身だけの悪魔将軍は阿修羅マンとサンシャインが合体した姿であり、
その身体は不完全のため地獄の断頭台を受けたキン肉マンにもほとんどダメージはありませんでした。
ただ、しげはるは五体満足の地獄の断頭台を受けているので死にかけています(笑)

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
『P7の3コマ目、4コマ目の
「カメは踏むものじゃありません!」
ってセリフはマリオから来てるんじゃあないですかね?
実際に踏みつけたら大惨事ですし。』

『「亀を踏む・・・」という台詞から、マリオシリーズのノコノコを想像しました。』 

 

 

P8の6コマ目
ハニーバニー
『バニーフラッシュ!』

元ネタはキューティーハニーの変身時の掛け声『ハニーフラーッシュ!』

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>単に元ネタが被っただけと思いますが、F-ZERO「バニーフラッシュ」というマシンが出て来ます。まぁF-ZERO自体パロディ満載なんですけどね。

 

 

P10の7コマ目
P10の7コマ目

ハニーバニー
『キトの甲羅にムリヤリ押し込んではめ込めないかな』
キト
『コラァ!スタンド能力発動するぞ!』

元ネタは【ジョジョの奇妙な冒険】第52巻「フィレンツェ行き超特急 その①」での【ココジャンボ】
【ジョジョの奇妙な冒険】第52巻「フィレンツェ行き超特急 その①」
画像を見て頂けば分かるようにココジャンボの甲羅に鍵をはめ込むとスタンド能力が発動し、
ココジャンボの中の空間に入ることができます。
ちなみにポルナレフは幽霊となってしばらく(いつまでかは不明)過ごしました。

 

 

P10の6コマ目~の魔法ツール
 

その外見やナビゲートをすることから元ネタはリリカルなのはシリーズの
なのはのインテリジェントデバイスレイジングハート及びレイジングハート・エクセリオンでしょうかね?
※画像を用意できなかったのでリンク先よりご確認ください。

 

 

P18の6コマ目
しげはる
『つまりこういうこと?「僕の呪いが解けないかぎり悩みの種は取り出せない・・・・・・・・・」』
魔法ツール
『Exactly(そのとおりでございます)』

元ネタは【ジョジョの奇妙な冒険】第25巻「ダービー・ザ・プレイヤー その③」での【ジョセフ】【テレンス・T・ダービー】
【ジョジョの奇妙な冒険】第25巻「ダービー・ザ・プレイヤー その③」
魔法ツール故の電子音っぽい写植がまた良い味出してますね。
この丁寧すぎる対応、神経に障るツールだ(笑)

 

 

P21の1コマ目
しげはる
『ぎあっちょ!!!』

元ネタは【ジョジョの奇妙な冒険】第55巻に登場する【ギアッチョ】
・・・だと思うのですが、なぜここでギアッチョなのかは分かりませんが、驚いた時の咄嗟の叫び声なので特に意味は無いのかな?
ちなみにギアッチョはイタリア語で氷という意味です。

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>>>ぎあっちょ!!! これは単に「ぎゃあ~!」という叫び声から派生させたものでしょう。

 

 

P21の2コマ目
しげはる
『逆に先生を眠らせるつもりで授業受けましょうね・・・・・・?ハイ』
P21の2コマ目
智乃
『歌詞は「ねんねんころりよ」じゃなかったかい?そんな事より早く着替えてきたまえ』

元ネタは【ジョジョの奇妙な冒険】第41巻「ぼくは宇宙人 その④」での【東方仗助】【岸辺露伴】
【ジョジョの奇妙な冒険】第41巻「ぼくは宇宙人 その④」
桜木さんもお笑い担当するんですね。
原因が友達より胸が小さいから怒っていたなんて可愛らしいじゃないですか。
真白木さんの理論通りです。

ちなみにこのネタは今回最も苦戦したパロディでした。
ジョジョネタというところまでは画から分かったのですが、どんなに復唱してもどの場面か分からず・・・。
桜木さんがなんとなく上から目線の喋りだったので何とか露伴と分かりました。
あやうく拍手コメントまみれになるところでした。危ない危ない(笑)

 

 

P25の1コマ目
P25の1コマ目
ゴライアス
『ふんぬらば!!』

元ネタは【アイシールド21】【栗田良寛】の踏ん張る時の掛け声。

・・・・・・だと思うのですが、これより以前に登場する作品ってありましたかね?

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>「ふんぬらば」は栗田と、桜木花道の「ふんぬー」のWパロでしょうね。ポーズが花道と同じですので

情報ありがとうございます。よろしければスラムダンクの何巻にそのポーズがあるのか教えて頂けると嬉しいです。

 

P27の3コマ目
ゴライアス
『大変だあ!オレの・・・オレのロングホーンが!』

元ネタは【キン肉マン】に登場する超人【バッファローマン】のロングホーン。
キン肉マン文庫版第11巻より
このロングホーンも作中では結構折れたり付けたりを繰り返しています。
最近ではキン肉マンの腕から取り出されて元に戻るようですね。

 

 

P28の7コマ目
キト
『月の者に代わっておしおきだ!』
しげはる
『デリカシーないのはお前だろ』

元ネタは【美少女戦士セーラームーン】の決め台詞【月に代わっておしおきよ!】
しげはるのツッコミはキトの女性に対するデリカシーの無さをツッコんでいるのでしょうかね。
僕子供だから分かりませんけど(棒読み)

 

 

P29の1コマ目
しげはる
『ヘノーツ・パリウァー・イラン・デ・スヨン!!!』

元ネタは【キン肉マン】のおなじみの台詞。
『へのつっぱりはいらんですよ』
この後タザハマさんの『言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ!』とくるのが通例です。
今回はジョジョネタを除き、肉ネタが3つもあり、肉ファンのワタシとしてはかなり嬉しかったです。
地獄の断頭台も上手くイマジンネタと絡んでいましたしね(下半身だけではありませんでしたが)

 

 

P29の2コマ目~5コマ目
P29の2コマ目~5コマ目
しげはる
『ばっ!!!!!』

元ネタは【ドラゴンボール】「其之二百十六 怯える戦士たち」での【クリリン】及び【ナッパ&べジータ&サイバイマン】
【ドラゴンボール】「其之二百十六 怯える戦士たち」

【ドラゴンボール】「其之二百十六 怯える戦士たち」

【ドラゴンボール】「其之二百十六 怯える戦士たち」
ドラゴンボールもキン肉マンもそうですが、到底今の小学生が読んでいるとは思えないネタを仕込んでくるあたり素敵です。 

 

 

P30の1コマ目~3コマ目
P30の1コマ目
【強制退場魔法】
★ヘノーツ・パリウァー・イラン・デ・スヨン
対象の額に焼肉を乗せる事により、有無を言わさず強制退場させる魔法。
肉を乗せられた者はすごい顔になるがストーリーマンガなのに画が面白いって反則だと思う。

元ネタは【焼肉の王子様】(当時本当にこのタイトルでした)「Genius343散りゆく者達への鎮魂歌」での【比嘉中テニス部員】
【焼肉の王子様】「Genius343散りゆく者達への鎮魂歌」 【焼肉の王子様】「Genius343散りゆく者達への鎮魂歌」
彼らは、なぜか焼肉大食い対決で額に肉が乗ると失格になってしまいました。
あと「額に肉が乗る」というのはキン肉マンとかけているんですね。
さらに魔法の説明では先生の本音がチラリと(笑)

なぜか木手のポジションにジョルノっぽい髪型の人がいます。
【ジョジョの奇妙な冒険】第47巻「黄金体験 その①」
これは木手が微妙にコロネ髪からきているのでしょうね。

 


パロディ以外の気になったネタ。

P13の7コマ目
キト
『何が恥ずかしい。メイド喫茶の客はあれに近い事、満面の笑みでやってるぞ!』

第8巻でメイド喫茶初体験マンガがありましたが、この取材(?)からきているのでしょうか。
ちなみにワタシはまだ未体験・・・。

 

 

P16の6コマ目
記憶を消す魔法の呪文
『マイアサカズーイ』

すいません。コレは何度読んでも分かりませんでした・・・・。
毎朝?飯塚?アイマス?(違う)

(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>呪文「マイアサカズーイ」はかずはじめ先生の漫画「MIND ASSASSIN」記憶を消せる超能力者が主人公の漫画)のタイトル、および主人公「奥森かずい」からかと。
>「マイアサかずい」ですね。マインドアサシンの主人公かずいの事です。人の記憶を消せる能力を持った人です
>『マイアサカズーイ』は「MIND ASSASINのかずい」だと思います。
>マイアサカズイ?…「マインドアサシン」のかずい。でしょうか?
>「マイアサカズーイ」は週ジャンで連載していた「MIND ASSASSIN」と主人公のかずいからですね
>マイアサカズーイは『マインドアサシン』『奥森かずい』から・・・と某サイトで見ました
>マイアサカズーイは、「マインドアサシン」の略と、主人公かずいの名前だと思います
>マイアサカズーイ=人の記憶を消せる「奥森かずい」が主人公のマインドアサシン(略してマイアサ)かと。
>『マイアサカズーイ』は、かずはじめ先生の「マインドアサシン」の主人公、奥森かずいの必殺技?が記憶を消すことだったので、「マイドアサシン・奥森かずい」略して「マイアサカズイ」ではないでしょうか。
>マイアサカズーイ=マインドアサシン(作:かずはじめ)の主人公、かずいのことかと。
>マイアサカズーイはマインドアサシンの主人公かずいの記憶を消す超能力からだと思われます
>マイアサカズーイ→毎朝かずい(マインドアサシン)では?
>マイアサカズーイはマインドアサシン奥森かずいが元ネタですね、かずいは記憶を消す能力を持ってるので
>記憶を消す魔法『マイアサカズーイ』はかずはじめの「マインドアサシン」の記憶を消す能力者奥森かずいからきてるんじゃないでしょうか?「マイ(ンド)アサ(シン)カズーイ」みたいな?(笑)
>マイアサカズーイはマンガ『MIND ASSASIN』と主人公のかずい先生ですよ
>マイアサカズーイはマイアサ→MIND ASSASSIN カズーイ→奥森かずい ではないかと
>「マイアサカズーイ」はマインドアサシンじゃないかと?
>『マイアサカズーイ』「マイ(ンド)アサ(シン奥森)かずい」だと思います
>マイアサカズーイはマインドアサシンかずいのパロディじゃないですかね。 byブラキ
>マイアサカズーイは、マインドアサシンの記憶を壊せる主人公かずいのことではないかと思いました。
>マイアサカズーイはMIND ASSASSIN奥森かずいじゃないですかね?

『「マイアサカズーイ」の元ネタは「マインドアサシン」の「かずい」じゃないですかね。記憶を消す呪文ですし。』

『「マイアサカズーイ」はかずはじめ作「マインドアサシン」とその主人公奥森かずいからでしょう。』

皆様情報ありがとうございます!!
以前ラッキーマンでマイドアサヒ新聞とかのパロディキャラがいて大笑いしていたのに気付かなかったとは・・・。
マインドアサシンを読んだことがあるだけに悔しいなー。

 

 

P23の1コマ目他
しげはる
『チーピーゴンマ!』

これはもて王でも翠が男性を女性にしようとした魔法でしたね。

今回は対象を女性らしくする(胸を大きくする)魔法でした。

 

 

P27の1コマ目
ゴライアス
『うーもれる。トイレトイレ』

大抵の方があの漫画を連想なさるかと思いますが(ワタシも思いました)、さすがにパロではないでしょう。


※Web拍手・掲示板から頂いた新規ネタ情報


>「周りに人がいないか物がないかよく確かめましょう」は、CMのWiiの注意書きだと思います。

 

>ゴライアスが桜木にやろうとしたウサミミの刑はおねがいマイメロディで柊恵一が受けた刑罰で、彼はその為にウサミミ仮面となって戦う使命を課せられました。
>ウサ耳の刑はマイメロのウサミミの刑からきているのでは...?
>ゴライアスが迫ったウサ耳の刑はマイメロネタです。ウサミミ仮面は世界を滅ぼしかけた柊がウサミミの刑によって強制労働させられている姿です。

『ウサミミの刑でウサミミ仮面を思い出します』


その他WEB拍手から頂いた気になるネタ&パロディと疑わしきネタ

>同ネタ多数でしょうけど、「うさもえきゅん」は「うえきの法則」の「相手をメガネ好きにする能力」ですね。

 

>P7の「カメは踏む物じゃ・・・・」ってマリオからきてるのでは?
>P20の「カメは踏むものじゃ~」ってセリフはマリオだと思うのですが・・・
>カメは踏むものじゃ~はマリオのノコノコともかけてる?

>羽で飛ぶ亀ってスーパーマリオにいませんでした?

>>>うーもれる。トイレトイレ P22にも「うほっ」とあるので実は意識してるのか・も(笑

>タイトル自体も魔法少女リリカルにかかっているような気がするんですが、ちょっと苦しい。

>魔法ツールはカードキャプターさくらのやつかと思っちゃいました。前のジョジョパロも鍵ネタだし・・・

>殴って記憶を消すのは謎の村雨くんでもあった

>今更かもしれませんが、魔法少女しげはる読みました。その時に魔法少女の衣装に既視感を感じたのですが、この衣装の元ネタは以前NHKで放送されていた魔法少女?もの、「コレクター・ユイ」の大地のエレメントスーツでは無いでしょうか? 兎の耳、肩にかけたケープ、手袋、服の裾の形、など共通点が多く見られるように思います。資料になりそうな画像を検索して見たのですが、変身時の動画しか見つかりませんでした。http://jp.youtube.com/watch?v=RC5ltMGRbAY 、如何でしょう  

 

『ギャグマンガからはとんなよ!と言っていますがトラウマ+1はマサルさんの初期フーミン、変態+1を思い出します。』

『ゴライアス&恒雄のゴライアスの名前の元はディズニーチャンネルで放送されている「ジョジョサーカス」の主人公のピエロの女の子「ジョジョ」のペットのライオンの名前が元なんだと思います。』

『しげはるの変身ポーズのステップ3・ぶりっ子のポーズですが
あれは漫画「うえきの法則」に登場する森あいの能力
“相手をメガネ好きに変える能力”の発動条件に
必須となるポーズと同じだったと思います。
両手をアゴの所まで上げ、右足を上げる所まで合っていたので
多分間違いないとは思いますが…一応報告までに!』

『「ハニーバニー」の名前って、「ハニーハニーのすてきな冒険」を意識してるって事はないですかね?…強引かな?
ちなみに水野英子さんの古典的少女漫画で、'81年にはアニメ化もされてます。』

『僕はハニーバニーでthe pillowsの『Funny Bunny』という曲を思い浮かべましたね。
確かハヤテのごとくでもサブタイに使われていた気がします』


アオリ
『恥ずかしいー!!だけど癖になりそう!!』

『☆大亜門が帰ってきた!!恥辱の魔女っ子GAG巻頭カラー32P!!』

『☆JC「無敵鉄姫スピンちゃん」全1巻、「太臓もて王サーガ」全8巻、
短編集「クレイジー大亜門道」大絶賛発売中!!全て読め!!これが大亜門だ!!』

冒頭ハシラ
『恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・』

ラストハシラ
『作者は大亜門だぞ!!この程度で済むはずあるか!!魔法少女しげはるの恥辱は続くぜ!!』

ラストアオリ
ラストアオリはありませんでした。

巻末コメント
『危うく時間の無さを言い訳にするところでした。余裕ないのにダメ出しした編集部に感謝。』

 


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今週登場したパロディ・気になるネタの元ネタコミックス&DVDなどAmazon

Amazonのアソシエイト・セントラルの調子が悪く今回は割愛させていただきます。


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