コンビニの店名
まず初めにこの感想は太臓もて王サーガ第３７章までの感想を書いた時点での感想です。情報量はそこまでですので御了承下さい。
前編と後編がある読切は時々ありますが、ページ数が極端に離れているのは珍しいですね。コメントからも何らかの裏があったのでは？と邪推してしまいます（T先生とか）
（ＷＥＢ拍手＆掲示板から頂いた情報）そうでしたかね？ワタシも当時のジャンプは処分しているので何とも言えず・・・。せっかく情報を投稿して下さったのに、スミマセン。
さて後編は前編ほどインパクトのあるパロディこそありませんでしたが、ノートの細かいネタや後半の勢いあるコマの流れは面白かったです。さらに前編にも増して無敵鉄姫スピンちゃんの宣伝をしてくる根性も逆にアッパレ。ただ読切ということもありオチは若干弱い感じがしましたね。これは現在のもて王にも言える時があるので克服して欲しいところです。
・アルティマン編
まず初めに宏海の三連続ツッコミに笑いました。
『どうでもいいわ！！』
『脱ぐ必要が全くない！！』
『お前らヒーローとしての自分の行動に疑問はないか？』
他にも様々ツッコミを披露し、宏海のツッコミは前編よりも後編の方がクオリティが高いように感じましたね。
ただアルティマンの仮の姿は何故かイマひとつ印象に残りませんでした。放屁で空を飛ぶシーンも『あれ？本当に出来ちゃうの？』と心の中で少し疑問に感じたり・・・・・・。正体が宇宙人ということもあってギャグではなく実際に飛べたのかもしれませんが、変身をしなくても飛べるのか？という別の疑問も。何だか胸にしこりが残るキャラでした。
・自転車泥棒捕縛編
全体的に見てヒーローというよりは敵キャラに近いキャラもいますね。前編と後編で登場した武装セイバーとアルティマンの二人を上手く前フリにしての遊の蹴りは見事。ベタかもしれませんが非常に面白かったです。
またこの辺りになると宏海もツッコむだけではなく、読者を笑わせるような台詞もちらほらと。
『ははははは！！どうだ！空 飛べるんだぞ！カオスレンジャー最高！！』
『まあ うっかりじゃ仕方ないな』
もて王での宏海は妹の伊舞がらみの話になるとボケを含むような傾向がみられますね。
最後にタイトルの由来を説明して終了です。
それにしても今回あらためて読み直しましたが、やっぱり面白かったです。読切のためネームをしっかりとまとめたせいか前後合わせて５０Pもあるのにほとんど無駄を感じさせませんでした。現在は週刊であるためにある程度のクオリティの上下は仕方がないことかもしれませんね。
元ネタ解説
※Ｗｅｂ拍手・掲示板から頂いた情報 （現在リンク無し）※WEB拍手・掲示板から頂いた気になるネタ＆パロディと疑わしきネタ（現在リンク無し）Ｐ１の1コマ目
コンビニの店名
元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』第２部に登場する『サンタナ』とコンビニエンスストア『サンクス』。
『Ｔ』の文字は少し苦しいですが柱に入っているサンタナですかね。
P１の３コマ目
『パックリマンチョコ』
元ネタはロッテ『ビックリマンチョコ』。
第２２章『パワータフガールズ』でも『ヴィーナス白雪』などのビックリマンネタがありますね。
ワタシも何故か集めていたころがありました。でも全然キャラクターは覚えていなかったり・・・・・。
本当だ！！（ｇｏｏｇｌｅ検索結果）
やはりパクリ≒パックリで使い易いのですかね。
P６の２コマ目
アルティマン（仮の姿）
『それに いざとなったらこれがありますから・・・』
宏海
『でっ！？そ・・・そのノートはまさか！』
元ネタは『ＤＥＡＴＨ ＮＯＴＥ』の名前を書けばその名前を書かれた者が死亡する『デスノート』。
当時から大亜門先生はＤＥＡＴＨ ＮＯＴＥをパロディにしていたのですね。思えば画パロは無敵鉄姫スピンちゃんでもモロにパロっていましたし、大場先生小畑先生の懐の深さに驚かされます。まぁ、小畑先生は元ギャグ漫画家ですし、大場先生が噂のあの人であるならば充分納得できますけどね。
P６の３コマ目
ノートの内容
『縦笛を隠された（１３回目）』
『卓にプロレス技をかけられた』
『のあに２度もぶたれた』
『松浪に水をかけられた』
『リサ＾２に冷たい目で見られた』
『本名バラされた』
『手紙隠された』
元ネタは最初の縦笛を除き、上から
『キン肉スグル』（キン肉マン）
『ブライト･ノア』（機動戦士ガンダム）
『松浪健四郎議員』
『リサリサ』（ジョジョの奇妙な冒険第２部）
『瓶子担当』（当時）。
キン肉マンは地球を守るヒーローから超人プロレスに転向し、数々の悪行超人・完璧超人を倒しています。実際にキン肉バスターを使用するプロレスラーも存在するそうです。
第３２章『カルマの樹』では悠が太臓にキン肉バスターをかけています。
ブライト・ノアは当時甘ったれだったアムロ・レイをホワイトベースの部屋で２度ぶっています。
↓一回目 ↓二回目
アムロの『…二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに』は有名ですね。第８章『よろしくメカドッグ』でも一が叫んでいます。
松浪議員は２０００年の文字通り水掛け論で有名になって人ですね。トレードマークであったちょんまげも印象に残りやすかったことでしょう。詳細はこちらのウィキペディアのリンクを参照にして下さい。『松浪健四郎』（ウィキペディア）
リサリサはジョセフ・ジョースターを『地獄昇柱（ﾍﾙｸﾗｲﾑ･ﾋﾟﾗｰ）』に落とした時に甘えを見せたジョセフに対して『養豚場のブタでもみるかのように冷たい目』で見下ろしていました。
このシーンは『無敵鉄姫スピンちゃん』でもパロディにされており、その時は透瑠が入田恵を『合コンでガンダムを熱く語る男でも見る女子大生のように冷たい目』で見ていました。
また、このコマでは珍しく『荒木先生ごめんなさい』と一言謝罪をしています。今では考えられない台詞ですね（超失礼）
ライフは未読ですねー。ただ妹が持っていたので今度読んでみます。
瓶子担当は『無敵鉄姫スピンちゃん』のコミックスを読んで頂ければ分かりますが、ペンネームで投稿したにもかかわらずジャンプ本誌には本名で載っていたり、デビューして一年半もの間ファンレターを隠されていました（正確には瓶子担当が聞かれなかった為に渡さなかった）。本名はここには掲載いたしません。御自分でお調べ下さい。
P６の５コマ目
宏海
『これ・・・ちょっと暗くない？』
アルティマン（仮の姿）
『でも承太郎も似たような事してましたよ』
宏海
『ほっといてやれよ そんな昔の話！』
元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』第３部第１８巻「恋人（ﾗﾊﾞｰｽﾞ） その�ぁ廚脳蟻析困�スティーリー・ダンから受けた屈辱をメモするところから。
仮にも主人公である承太郎にしてはみみっちいいことをやっているようにも思えますが、ほとんど完璧超人である承太郎のこういう意外な部分が承太郎の人間性を深くして、面白味が増えているのだとワタシは思います。
P８の１コマ目
宏海
『久々に屁で飛ぶヒーロー出た―――！！！』
元ネタは『キン肉マン』の『キン肉スグル』の飛行方法。
放屁しなくとも空を飛ぶことは出来るので厳密に言えば屁で空を飛んでいるわけではありません。余談ですがキン肉マンの飛行能力は話が進む毎に退化していったのかほとんど飛ばなくなりました。第二回超人オリンピックではウルフマンの合掌ひねりで土俵の外に放り投げられましたが自身では土俵に帰れませんでした。
P９の１コマ目〜P１０の４コマ目
アルティマン変身シーン
元ネタは眼鏡を外すことによって変身をすることから『ウルトラセブン』の逆バージョンといったところですね。
また、もて王第１５章から登場した谷円がアルティメイドに変身する方法と同じです。
（ＷＥＢ拍手＆掲示板から頂いた情報）
『眼鏡を外すと変身すると言うネタだと、あろひろしが月刊ジャンプに連載していた『優＆魅衣』の主人公である相夢優を思い出します。ただまぁ、彼の場合はウルトラセブンのような意識的な変身ではなく野性の本能の暴走に近いので元ネタと言うには遠いでしょうが。』
姿の他にもメガネをきっかけに性格が変わるような設定のキャラも数人ぐらいはいそうですね。クレしんにもそんな先生がいたような・・・。
P１４の１コマ目
群集の中の辮髪男
辮髪で額にも文字らしきものがありますから『キン肉マン』に登場する『ラーメンマン』とみて間違いなさそうですね。
大亜門先生も結構キン肉マンパロディが目立ちますね。ワタシはキン肉マン大好きなので嬉しい限りです。
P１６の２コマ目
ガスに引火していく音
『ボボボーボボーボ ボッ』
元ネタは現在ジャンプでも連載中の『ボボボーボ・ボーボボ』。
無敵鉄姫スピンちゃんではデスノーズ。
ヒロイヤルではこの引火音。
もて王でもアニメ歌詞と意外とボーボボもパロディになっていたのですね。
P１とP２
子供の被っている帽子の文字
『ＭＡＤ』と確認できます。大亜門先生が同人活動をしていたサークル名が『ＭＡＤ ＣＯＭＰＡＮＹ』（これはジョジョの奇妙な冒険４部のバッドカンパニーが元ネタと思われます）であったのでそれが元ネタかと思います。さらに無敵鉄姫スピンちゃんでは第４回転目のラストで透瑠がＭＡＤ ＣＯＭＰＡＮＹのＴシャツを着ています。
P３の６コマ目
菱縄縛り
もて王では第２章『屋上物語』で柴が太臓を縛る際に用いていますね。
また無敵鉄姫スピンちゃんでラストのオチとして持ってきた透瑠の両親のＳＭプレイも菱縄縛りでした。
P７の２コマ目
遊
『マンガ好きに悪いヤツはいないからな』
パロディではありませんが『シャーマンキング』で葉はよく『霊を見えることが出来る人間に悪い奴はいない』と言っていましたね。
この手の台詞は『●●に悪いヤツはいない』という感じで数多く存在していそうですので、こちらに掲載しました。
P７の人物（？）紹介
無敵鉄姫スピンちゃん好評発売中！！
P９の４コマ目
トラックに轢かれそうになる太造＆トラックエンブレム
太造が轢かれそうになるシーンは『ジョジョの奇妙な冒険』第４部４０巻のジャンケン小僧を思い出しましたが、確認するとそれほど類似点があるわけでもなく、またもて王第１０章『夢ノ狩人』のパロディぐあいを考えると単に似ていただけですね。
あとトラックのエンブレムは『三菱』マークのもじりですかね。
P１３の人物紹介
もて王でいう『アルティメイド』の原形のキャラですかね。
ただ原形と言っても他のキャラクターよりもその傾向は弱いです。名前は『ウルトラマン』のもじりで、ウルトラとアルティメットと。
あと外見は何かの漫画で似たようなキャラを見た事があるのですが思い出せず・・・。WJのキャラクターじゃあないんだよなぁ・・・。月ジャンとかVジャンとかにいたような・・・。う〜ん・・・。
『アルティマンの外見ですが、恐らくＶＪで鳥山明氏が連載していた「貯金戦士キャッシュマン」では？』
＞アルティマンはフリーザ（最終）かクウラでは？
＞僕はアルティマンがDBのクーラに似てると思いました。
＞アルティマンはクウラっぽいですよね。フリーザの兄。
『キャッシュマンにも似てますが、同じ鳥山氏のドラゴンボールに登場するフリーザの兄、クウラに似ている気もしますね』
そう！キャッシュマンです。キャッシュマン！ノドに引っかかった魚の骨がとれたような気分です。
あとクウラは思い浮かびませんでしたが、突起物が無い分そんな気がしないでもないですね。
P１４の１コマ目
犯人を追い駆ける群集
以前のWEB拍手コメントで『スティールボールランのサンドマンが追いかけられるシーン』との意見を頂いたことがあり、確認をしてみたのですがパロディという程のものではなく、単に追いかけられるシーンがカブっただけとワタシは判断いたしました。
P１５の２コマ目
左端のヒーロー
『バオー来訪者』のバオーかな？と思いましたが、
確認するとリストバンドもしていませんし、上半身も服を着ていますのでパロディにするのは苦しいのでこちらに掲載しました。
P１９の４コマ目
『西海銀行』
大亜門先生のことですから何かしらのネタであろうとは思いますが、検索してもイマイチ良い結果が得られず。ご存知の方がいらっしゃいましたら情報お待ちしております。
（ＷＥＢ拍手＆掲示板から頂いた情報）『作中の西海銀行ですが、アニメ「名探偵コナン」やドラマ「西部警察」で同名の銀行が登場していたのを観た記憶があります。多分東海銀行をもじったもので、ヒロイヤルシティーの西海銀行も何かしらのパロディというよりは単純なもじりではないかと思います。』
情報ありがとうございます。ワタシは結構世間一般常識にはうといので東海銀行が思い浮かびませんでした。なんでもかんでもパロディというわけではないのですね。反省。
現在は無し
現在は無し
『色んな意味で限界に挑戦の５０ページGAG特別読切！！後編！！』
冒頭ハシラ
『後編行ってみよー！！社会が悪いのか教育が悪いのか！？少年が犯罪に手を・・・・・・』
『カオスレンジャーの生き様を見よ！！特別読切合計５０ページ！！』
『ここから読んでしまったお茶目さんは１６３P〜の前編もよろしく！！』
中盤ハシラ
『☆大先生の作品掲載はジャンプだけ！！』
『☆しつこいようだけど超☆電磁マンガ家！！大亜門先生にFL（ﾌｧﾝﾚﾀｰ）を！！』
ラストハシラ
『行け〜♪カオスレンジャー！！テレビじゃみられないヒーロー達♪また会おう！！』
ラストアオリ
ラストアオリはありませんでした。
巻末コメント
『Ｔ一応連載経験作家という事でキツめのスケジュール組まされました。こういう買い被りはゴメンです。』
掲示板への情報もお待ちしております。
