学園モノの定番とも言える新入生の入学式で始まった今年度のもて王。予想では伊舞だけではなく、柴の妹も予想していたのですが・・・残念。(伊舞の存在はスッカリ忘れていました。
クラス替えも「これでもか」と言わんばかりに作者の故意を感じる配置でしたね。新入生、転校生、新任教師と伏線を張りまくって今まで以上に話が広がりそうです。(35章ではさらに二人ほど新キャラが登場します・・・)
ただその分、今週はパロディが少なかったように感じました。もちろん宏海と伊舞が中心にくる話なので会話によるボケ(?)とツッコミの駆け引きは面白かったですけどね。たまにはこんな話もほのぼのとしていて良い感じです。
・2−Bの面々
一年生の主要キャラのほとんどを凝縮したみたいですね。名前が出ている一年生キャラで確認できていないのは須美と雪乃の二人ぐらいですか・・・。(あいすの右に後ろ姿が見えるのは雪乃っぽいですが)
もちろん作者の故意があってのことでしょうが、その他にも一年の時に問題を起こした生徒を学園長らが一つのクラスにまとめて負担を減らす魂胆もあるのかしら?しかし結局はバラバラに行動して対処しきれていない様子です。
・乾一&一口夕利
先週に引き続き、共通の話題で距離が縮まっていますね。宏海が嘆いているコマ(P3の5コマ目)では二人とも眉を吊り上げてかなりヒートアップしているようです。その後はちゃっかり矢射子のあいさつの録画とダビングで仲直りしたのかな?今後もこの二人には注目です。
・玲夜
一人でジッと写真(?)を見ていますが、もちろん中身は愛しい姉でしょうね。おそらくは大学生になっていると思いますが、今後の杉音の登場はあるのかどうかも気になるところです。杉音はもて王では希少価値のあるキャラクターですからね。(一応第33章でも登場していますがあれは一コマだけでしたので)
・スピン(まわる)
活動時間が30分から大幅に延びたようです。学園生活を自然にこなせる程度であるのならば、大体8時間〜9時間ぐらいかしら?(休み時間を冷却時間にすれば1時間〜2時間?)これで子供バージョンは登場させる必要が無くなりました。おそらく先週の子供バージョンでの登場は、最後の記念といった形で登場させたのでしょうね。さみしい気持ちもあるでしょうが、これはもて王なのであくまで大人スピンでの活躍をワタシはこれからも期待しています。今後は記念(考えたくはありませんが最終回など)で登場するのが一番かしら。
・新任教師の二人
ルリーダは元々ドキ高の体育教師というわけではなく、あくまで今年度からの新任の教師のようです。先週の予想では体育教師まで良い線いっていたのですが残念です。さらに太臓の担当として登場した新任教師ですが、コミックス第2巻でのおまけページに登場する斎藤担当をモチーフにしたキャラクターであると思われるので、これからはサイトウ君(仮)と表記させていただきます。
・伊舞登場
いやー、冒頭でも書きましたがスッカリ忘れていました、この娘。見た目から勝手に年子ではないと決めつけていましたね。宏海には及ばないものの、ポジションとしてはどちらかというとツッコミに近いタイプですかね。
また好きなタイプは背が高くがっしりした人だとか・・・。背が高いという点では第31章の表紙を見ると宏海、真白木さん、木嶋の3人が同クラス。がっちりとしているのは宏海と真白木さんのみ。少年誌ということを考えれば宏海も外れて、残るは真白木さんのみに!?一応サイボーグ乾も条件に当てはまりますが、アレは特殊な例ですからね。真白木さんに惚れて宏海があくせくする様もかなり面白そうです。
あと宏海が『伊舞の事だ、挨拶しにくると行ったからには本当に来るだろう』と言っている事や、今週の行動力を見る限りではかなり活発な感じを出しています。今まで疑問視されていた名前の意味(阿久津伊舞=アクティブ【活発的】)もかなり分かりやすくなりましたね。
・坂田
とうとう本名が明かされた彼ですが、本名は『坂田金時(きんじ)』。桃太郎と双璧をなす(なしているのかなぁ?)昔話の金太郎の本名『坂田金時(きんとき)』ですね。ジャンプでは銀魂の銀さんも本名『坂田銀時』と金太郎を参考にしていますね。ちなみに銀魂第7巻の質問コーナーで空知先生は読者の質問に対してこのように御回答なさっています。
<答え>
坂田金時です。
昔話で有名な金太郎さんですね。江戸時代の人ではなく平安時代の人です。一説では山姥の子供とされ怪力無双 昔話でも熊と相撲とったりしてます。
後に源頼光の四天王の一人となって大江山の酒呑童子という鬼を退治したといわれています。
まァでも別に銀さんは金太郎の子孫とかそういう設定ではないんで、ちょっとパクっただけなんであんまり意識しなくていいですから。
以上です。
しかし、坂田もゲロは吐かされるは、夕利は一と良い仲になりそうだは、踏んだり蹴ったりですね。自身の脳内では幸せのようですから、まぁいいか。
・妖怪大戦争
自分の中で何かの作品とカブるなぁ・・・と思っていたら、『住めば都のコスモス荘』に何となく似ているような感じがしました。カブっている部分は矢射子のポニーテールぐらいのものですけど、大きさも見た目も種族もてんでバラバラなメンバーがごった煮のようになる部分がそう感じさせられるようです。
元ネタ解説(今週は少なかったかな?)
※Web拍手・掲示板から頂いた情報 ※WEB拍手・掲示板から頂いた気になるネタ&パロディと疑わしきネタP2のタイトル
『過度ガード』
元ネタはアニメ『GAD GAUARD』。
私は観た事がないのですが、特に主人公が過保護というわけではないようです(当たり前)
(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>ガドガードの主人公にも妹がいたりします
>過保護なのはアラシってキャラのぱんつですよ
P4の3コマ目
宏海
『もう 担任が魔法使いのガキでも驚かねぇよ・・・』
元ネタは『魔法先生ネギま』ですかね。
コミックスは持っていませんが、メガネをかけた男の子が先生をしているのぐらいは知っています。う〜ん・・・やはり読むべきかなぁ・・・。あとWEB拍手では『地獄先生ぬ〜べ〜』に登場した『黒井まみ先生』も条件には当てはまるとのことです。ただ、彼女は立派な成人女性なのでどちらかというとネギの方が信憑性は高そうですね。
(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
『宏海の「もう 担任が魔法使いのガキでも驚かねぇよ・・・」
で私は「クイズマジックアカデミー」のマロン先生が思い浮かびました。
でもネギまの方がメジャーなのでたぶんそっちが元ネタだとは思います。参考までに。』
P4の4コマ目
宏海
『ピッコロが「マジュニア」って言うようなものか』
元ネタは『ドラゴンボール』。ピッコロ大魔王が残した卵より生まれたピッコロはその後の天下一武道会ではマジュニアと名乗っています。またピッコロは仲間化(?)した後に開かれた天下一武闘会でも『マジュニア』と名乗っています。
P4の6コマ目
2−B担当の新任教師
冒頭でも触れましたが、現在大亜門先生の担当をしている齊藤担当が元ネタでしょう。
P5の2コマ目
あいす
『いいわね。イスにツリロンアルファを塗ってでも余計な事はさせないでよ』
宏海
『何で安い方なんだよ』
検索してみるとどうやら『アロンアルファ』のパチモンのようですね。だから安い方なのですか・・・。
しかし、凄いネーミングセンス・・・。接着剤なのにツリロンって何考えて命名したんだろう・・・?
P8の1コマ目、2コマ目
伊舞
『そんなんだっけ!?そんな ロボダックに出てくるような体型だったけ!?』
宏海
『そうだとも。ジシャックチェンジすると坂田金時という男になるぞ』
元ネタはTV朝日系列で放送されていた『テツワン探偵ロボタック』。(googleイメージ検索)
3頭身ほどのボディがジシャックチェンジする事によって6〜7頭身程に変形します。個人的には逆転合体のスピーダム&マイトバーンが好きでした。あと写植ミスでしょうか?『ダック』ではなくて『タック』です。字は丁寧に。
(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>ネタじゃないですが、坂田のアレ、”カバドス”ですよね・・・?
ワタシも結構記憶が曖昧だったりするのです。
P11の3コマ目
宏海の飛び出る目玉
元ネタは『ゲゲゲの鬼太郎』の『目玉の親父』(googleイメージ検索)ですかね。本当にさりげなく描かれているのでパロディと判断してもいいものかと悩みましたが、パロディとしました。
宏海はツッコミのポジションですから、目玉の飛び出しバリエーションが豊富ですね。元来テンションの高いギャグ漫画でのツッコミ役は目玉が飛び出ることが一つの特徴なのかもしれません。ボーボボのビュティや花咲天使テンテン君の桜くんのように。
P13の1コマ目、2コマ目、3コマ目
悠の土下座、宏海の顔、飛び出す悠の顔
元ネタは『NARUTO』の『大蛇丸』。
九尾の力を開放したナルトのビーム砲(?)を喰らった後に同様なポーズをとり、首だけ出てきます。このシーンはシリアスな戦闘シーンだというのに爆笑してしまったところなので二重に面白かったです。以前の玲夜の『見ていた・・・!』のシーンもそうですけど、NARUTOは時々場違いなギャグ(岸本先生にその気は無いと思います)が入ってくるのがポイントですね。
さらに宏海の顔は同じく『大蛇丸』が口寄せした『羅生門』。
大蛇丸だけでなく左近右近の兄弟も一つだけですが口寄せしています。
兄弟曰く、大蛇丸を護る為の最強防御だとか。ふーん・・・。
P13、P14の戦闘要員全員集合
全員既出のキャラクターなのでこちらのリンクから飛んで確認してください。
・矢射子装甲(第23章)
・“5時から怪獣”ゴジヲ(第15章)
・アルティメイド(第15章)
・戦場の死神 戦乙女(第22章)
P15の1コマ目
宏海
『妖怪大戦争だ―――!!!!』
元ネタは水木しげる先生プロデュースの映画『妖怪大戦争』。
99の岡村さんや雨上がりの宮迫さんら芸人が多数出演していらっしゃるので観てみたかったのですが、未だに観ていません。
P5の4コマ目
金髪(茶髪?)の髪に大きなリボンだと第30章のタイトル元である『姫ちゃんのリボン』に登場する『野々原姫子』を思い出します。
もちろん似たようなキャラクターはたくさんいると思うのでパロディとは断定いたしません。
(WEB拍手&掲示板から頂いた情報)
>センパ−イの妄想の女の子はパチンコのマリンちゃんだと思った俺ガイル
>千パイのネタは「NHKにようこそ」にありました
>「先輩」ネタですが、「さよなら絶望先生」の2巻に同じネタが有りました。
>千パーイで、昔ジャンプで連載してた『魔王(?)』という作品に出て来た「バスト88」を思い出しました。
『P5の4コマ目の「先パーイ」の元ネタですが、茶髪のショートで「せんぱ〜い」と言って駆け寄ってくる女の子と言うと、『きまぐれオレンジ☆ロード(もう20年も前の作品なんだよなぁ…しみじみ)』の檜山ひかるちゃんを思い出します。
ただ、ひかるちゃんは後頭部にリボンをしていませんので、やっぱりビミョーかも…。』
『P5の4コマ目のセンパイが千パイはNHKにようこそのコミックスおまけ四コマが元ネタ…かな?』
『先パーイ、千パーイの「千パーイ」部分のイラストは彼岸島の炭鉱に居た姫に似てなくもない気がするんですが…。』
『みんなのうただったかの「おっぱいがいっぱい」を思い出しましたw
あと女神転生シリーズのどれかでアルテミスという悪魔があたまに大量の乳がついてるデザインでした』
えー、下級生キャラに似たキャラクターと千パイのネタが少し入り乱れてしまいましたが、こんな感じです。
>たしかにあのバーチャル後輩は姫ちゃんですね!!昔先輩に片思いしてましたし。
そんな中、ワタシの意見に肯定的な方もたった一人だけいました。何だか凄く嬉しい・・・。
『この胸いっぱいの愛を!!て言うのは確かいま、会いにゆきますと言う映画のCMでのフレーズだったと思います。。管理人様復活おめでとうございます(・∀・)』
『さっそくですが「この胸いっぱいの愛を」は伊藤英明とミムラのでていた映画のタイトルだと思います。』
調べてみると強いて言うならばタイトルになっている後者の方のほうが信憑性は高そうですかね。
>冒頭のアオリ文「ひかれ合う運命」はジョジョ関係では…?
ワタシもそう思いましたが、どうにも似たような部分はあってもパロディと言いきれる部分が見当たらなかったのです。
>はじめまして。やたら長いスカート、「ドラえもん」の嘘流行を感染させる道具でしずかちゃんが穿いてました
確か『流行性ネコシャクシビールス』での話ですね。パロディと判断するには少し弱いような気がしますのでこちらに掲載させていただきます。
>P13.P14はバキのパロっぽいんですけど・・・
>太臓が燃えるシーンパロディではないと思いますが多重人格探偵サイコ(2巻)の村田清(戸籍名の方)の最後に似てますね・・
>P11の3コマ目、真白木が「俺のそばに近寄るなァーー!」に見えないこともないです。
>真白木のポーズが微妙にディアボロの最後に似ていた気がします。
>会った瞬間妊娠は、久本雅美の定番ネタかと。
冒頭ハシラ
『四月といえば進級&クラス替え!!宏海の苦悩の原因もやっぱりソコに・・・!?』
『この胸いっぱいの愛を!!』
前回のあらすじ
前回のあらすじはありませんでした。
中盤ハシラ
『☆大 亜門先生の作品が読めるのはジャンプだけ!!』
ラストハシラ
『夢見がちなお年頃!!』
来週予告
『次号 ついにもて四天王最後の一人が現れる・・・・・・ッ!!』
ラストアオリ
ラストアオリはありませんでした。
巻末コメント
『訂正です。先週のあいすのセリフの「毎年(まいとし)」は「毎年(まいねん)」です。字は丁寧に』
齋藤担当の目次コメント
今週は目次コメントはありませんでした。
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